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【RACE REPORT】Stage 4 : Maraya > Skyviews of Harrat Uwayrid / 140,9 km
ファンチェルがクイーンステージで8位に入り、総合順位は10位に浮上!小石は2日連続の逃げを敢行!
開催日:1月31日
コース:Maraya > Skyviews of Harrat Uwayrid / 140,9 km
出走:17 teams (6 WT, 7 PT, 3 CT, 1 NT)
JCL TEAM UKYOメンバー: アレッサンドロ・ファンチェル, シモーネ・ラッカーニ, アンドレア・ダマート, ニコロ・ガリッボ, 小石祐馬, 小林海, 山本大喜
JCL TEAM UKYO監督:MANUELE BOARO
レース公式サイト : https://www.thealulatour.com/en
JCL TEAMUKYO公式サイト :https://jcl-team-ukyo.jp/
アルウラ・ツアーのクイーンステージは、前半はマラヤからヘグラ、アル・アティーブ、カラキールを巡る平坦基調のルートを2周。その後、平均勾配10%以上、最大勾配22%の過酷な登りが待ち受ける。登坂後、ボーナススプリントが設けられ、そこから8kmの平坦区間を経てスカイビューズ・オブ・ハラット・ウワイリッドでフィニッシュ。JCL TEAM UKYOの戦略は、総合争いをするファンチェルとガリッボを安全に守りつつ、逃げに乗ること。
レースはスタート直後からハイペースで進行。11.9km地点の中間スプリントを意識した激しいアタック合戦が繰り広げられた。その後、3人が逃げに成功し、約40秒のリードを確保。38km地点でさらに5人がアタック。追走グループにJCL TEAM UKYOの小石が入り、今大会2日連続の逃げに挑戦。
追走グループの連携は良く、先頭3人に合流し8人の先頭集団が形成。しかし、コース終盤の厳しい登りを考慮し、メイン集団はペースを落とさず、ギャップを約2分に維持した。メイン集団では、山本、ダマート、小林がラッカーニ、ファンチェル、ガリッボをサポートし、エネルギーを温存。一方、Q36.5 Pro Cycling、Jayco-AlUla、UAE Team Emirates XRG、TotalEnergiesが逃げを容認せず、残り11km地点で先頭集団を吸収した。ここから決戦の登りがスタート。総合リーダーのトム・ピドコック( Q36.5 Pro Cycling Team)が攻撃を開始。勾配が急になるにつれ、次々とライバルを振り落とし、最後は独走態勢に。ファンチェルとガリッボも懸命に食らいついたが、ファンチェルは終盤の勾配で前のグループから遅れ、後方の選手と合流して追走グループを形成。最後の平坦区間で前の集団を捉え、ゴールスプリントで8位に入り、ファンチェルは総合順位を10位に上げることに成功!
ファンチェルのコメント
「前半は逃げが決まってから比較的落ち着いていました。チームメイトのおかげで登坂前に良いポジションで入ることができましたが、勾配がキツすぎてアタックを仕掛けるのは難しく、一定ペースを維持することを心がけました。ピドコックは麓から全開で行きましたね。私は最後の急勾配で前のグループに追いつけなかったので、後方の選手と合流し、平坦区間で追いつく戦略に切り替えました。幸い、総合争いをしている選手が揃っていたため、うまく前のグループに追いつけました。最後は8位でフィニッシュできて良かったです。明日は風が強いステージなので、まだまだ総合順位を上げるチャンスはあると思います。」
Result
STAGE 4 Result
1. Tom Pidcock (Q36.5 Pro Cycling Team) in 3h09’46”
2. Alan Hatherly (Jayco AlUla) +12”
3. Roman Kepplinger (Bahrain-Victorious) s.t.
8. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) +24”
STAGE 4 GC
1. Tom Pidcock (Q36.5 Pro Cycling Team) in 13h54’22”
2. Roman Kepplinger (Bahrain-Victorious) + 29”
3.Alan Hatherly (Jayco AlUla) +32”
10. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) +1’38”