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【RACE REPORT】Stage 3 : Hegra > Tayma Fort / 180,6 km
小石・山本の2人が逃げ、ファンチェルとガリッボが横風の攻防を生き抜きGC順位を上げる!
開催日:1月30日
コース:Hegra > Tayma Fort / 180,6 km
出走:17 teams (6 WT, 7 PT, 3 CT, 1 NT)
JCL TEAM UKYOメンバー: アレッサンドロ・ファンチェル, シモーネ・ラッカーニ, アンドレア・ダマート, ニコ
ロ・ガリッボ, 小石祐馬, 小林海, 山本大喜
JCL TEAM UKYO監督:MANUELE BOARO
レース公式サイト : https://www.thealulatour.com/en
JCL TEAMUKYO公式サイト :https://jcl-team-ukyo.jp/
3ステージは完全にスプリンター向けのコースで、レースが動くような登りは一切なし。勝負はスプリントポイント(20.6km地点、60km地点)と、ボーナスタイムが与えられるボーナススプリント( 122.9km地点)での争いとなった。また、この日は風が強いため、横風分断(エシュロン)が発生しやすく、総合争いにも影響を及ぼす可能性があった。JCL TEAM UKYOは「逃げに乗ること」と「スプリンターのアンドレア・ダマートを守ること」を戦略に設定。また、総合成績( GC)で17位と18位につけていたファンチェルとガリッボをトラブルに巻き込まれないよう警戒した。スタート直後からハイペースでアタックが繰り返され、最終的に7名の逃げが決まり、その中にJCL TEAMUKYOから小石と山本の2名が加わった。エスケープグループは順調にペースを上げ、2分45秒のリードを確保。メイン集団ではJayco AlUla、Q36.5、Soudal-Quick Stepがコントロールを開始。20.6km地点の最初の中間スプリントでは、山本が3位に入り1ポイント獲得。60km地点の第2スプリントポイントでも、山本は再び3位。中間スプリント賞の総合ランキングで3位に浮上。一方、集団ではダマートが小林海とラッカーニに守られながら安全にレースを進め、ファンチェルとガリッボもメイン集団内でポジションをキープ。
横畔区間に入りメイン集団はペースを上げ、小石らのエスケープグループは残り40km地点でTudor ProCyclingの猛追により逃げは吸収された。横風の影響によりメイン集団が複数のグループに分裂。
多くの有力選手が後方グループに取り残され、猛追する展開に。しかし、ファンチェルとガリッボは先頭グループに残ることに成功。ラスト20kmでは先頭集団40名と追走集団が激しく競り合ったが、先頭集団がラスト8kmで再びペースアップし、決定的な分断が発生。ゴール前ではSoudal-Quick Stepが完璧なリードアウトを展開し、ティム・メリリールが今大会2勝目を挙げた。
JCL TEAM UKYOのファンチェルは16位、ガリッボは34位でフィニッシュ。
この結果、総合成績ではファンチェルが12位、ガリッボが13位に浮上!
小石祐馬のコメント
「今日は本当にハードな1日でした。最初は向かい風が強く、大柄な選手に有利な展開でしたが、逃げに入ってからは自分のペースをコントロールしながら脚を温存しました。しかし、メイン集団のペースが速すぎて逃げ切ることはできませんでした。今シーズン最初の逃げに成功したので、今後のレースに向けて良い経験になりました!」
山本大喜のコメント
「逃げに乗ることができましたが、初日の落車の影響で腰に痛みがあったので厳しい展開でした。途中までは小石とレインダース( Wagner Bazin WB)と共にうまく走れましたが、思うようにポイントが取れず悔しい結果です。レース後も少し腰に痛みがありますが、明日以降また挑戦します!」
Result
STAGE 3 RESULTS
1. Tim Merlier (Soudal Quick-Step) in 4h16’23”
2. Dylan Groenewegen (Jayco AlUla) s.t.
3. Juan Sebastian Molano (UAE Team Emirates – XRG) s.t.
16. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) s.t.
STAGE 3 GC
1. Tom Pidcock (Q36 Pro Cycling Team) in 10h44’49”
2. Rainer Kepplinger (Bahrain-Victorious) +8”
3. Alan Hatherly (Jayco AlUla) +13”
12. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) +1’01”
13. Nicolò Garibbo (JCL Team Ukyo) +1’04”