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【RACE REPORT】Stage 2 : Alula Old Town > Bir Jaydah Mountain Wirkah / 157,7 km
レース レポート
2025.01.30

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【RACE REPORT】Stage 2 : Alula Old Town > Bir Jaydah Mountain Wirkah / 157,7 km

ラッカーニが積極的にアタックし、ファンチェルがベストメンバーと戦い 10位フィニッシュ!

開催日:1月29日
コース:Alula Old Town > Bir Jaydah Mountain Wirkah / 157,7 km
出走:17 teams (6 WT, 7 PT, 3 CT, 1 NT)
JCL TEAM UKYOメンバー: アレッサンドロ・ファンチェル, シモーネ・ラッカーニ, アンドレア・ダマート, ニコ
ロ・ガリッボ, 小石祐馬, 小林海, 山本大喜
JCL TEAM UKYO監督:MANUELE BOARO
レース公式サイト : https://www.thealulatour.com/en

JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/

 

スプリンター向けのコースレイアウトの第1ステージとなっていましたが、第2ステージはクライマーやパンチャー向けのコースレイアウト。コースの勝負どころはビルジャイダ周辺のサーキット。ここでは「マウンテン・ウィルカ」(2.9km・平均勾配9.2%、最大勾配15%)の登坂が待ち受けていた。JCL TEAM UKYOの作戦は逃げに乗ることと、ファンチェルとガリッボを守ることを戦略に設定。序盤、今季新加入のシモーネ・ラッカーニを含む5名が逃げに成功。メイン集団から最大2分30秒のリードを得たが、メイングループはジェイコ・アルウラ、ピクニック・ポストNL、Q36.5プロサイクリングチームが追走の主導権を握った。ラッカーニは果敢に逃げ続け、レース後半に設けられた周回コースに入る手前でアタック。レインダースと共に抜け出し、他の逃げメンバーはメイン集団に吸収された。しかし、レース主催者は下り区間の安全性に問題があると判断し一旦レースニュートラルとなる。コミッセールパネルは残り5km地点からレースを再開することを決定。

再スタート後、有力チームが猛烈なペースアップを行いながら最後の登坂区間に突入。10名ほどに絞られた集団からアタックしたトム・ピドコック(Q36.5)が優勝。アレッサンドロ・ファンチェルは懸命に食らいつき、10位でフィニッシュ。総合成績でも17位になり、新人賞でも4秒差の2位に浮上。クイーンステージとなる第4ステージの「ハッラト・ウワイリッド展望台」への登坂でさらなる上位進出を狙う。

明日の第3ステージはヘグラからタイマフォートへの180.6kmの完全平坦ステージ。スプリンター達が再び主役となる。アンドレア・ダマートも、第1ステージの10位を上回る結果を目指す。

ラッカーニのコメント「最後の登り口で捕ま䛳ってしまったのは残念だけど全力を尽くした。これ以上はどうにもできなかったよ。シーズンはまだ始まったばかりだから、これからもっと成長して大きな結果を出したい。逃げ集団の強調はできていたし、ニュートラルになる前に2人で先行できたのも良い経験になった。」

Result
STAGE 2 RESULTS
1. Thomas Pidcock (Q36.5 Pro Cycling Team) in 3h18’15”
2. Rainer Kepplinger (Bahrain – Victorious) +4”
3. Alan Hatherly (Team Jayco AlUla) +7”
10. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo)
STAGE 2 GC
1. Thomas Pidcock (Q36.5 Pro Cycling Team) in 3h18’15”
2. Rainer Kepplinger (Bahrain – Victorious) +8”
3. Alan Hatherly (Team Jayco AlUla) +13”
17. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) +1’01”