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BACK【レース紹介】Tour of the Alps
JCL TEAM UKYO シーズン前半戦 最大のステージレース
大会期間:2024年4月15日(月)~19日(金)
カテゴリー:UCI 2.PRO
ステージ数:全5ステージ
総距離:708.4km
開催地:イタリア
JCL TEAM UKYOメンバー:山本、岡、小石、石橋、カルボーニ、ペゼンティ、増田
4/15 Stage 1 | Neumarkt/Egna – Kurtinig/Cortina 133.3km
4/16 Stage 2 | Salurn/Salorno – Stans 189.1km
4/17 Stage 3 | Schwaz – Schwaz 127km
4/18 Stage 4 | Leifers/Laives – Borgo Valsugana 141km
4/19 Stage 5 | Levico Terme – Levico Terme 118km
イタリアの北東部、オーストリアとスイスに隣接するイタリア最北端のトレンティーノ州で行われるTour de Alps。かつてはGiro d’Torentinoという名で1962年から続く伝統的なプロレースとして、Giro d’Italiaの前哨戦として位置づけられた重要な試合として知られています。
歴代優勝者にはモゼール・サロンニ・シモ-二・ブーニョ・キアプーチ・ルブラン・クネゴ・二バリ・エヴァンスと3大ツールで大活躍した選手たちが名を連ねていることは、大会の難易度や規模を象徴するものであります。
レースステータスはUCI2.PRO 、JCL TEAM UKYOが初挑戦する2024年は全5ステージ、総距離708.4km。かつては全て山頂ゴールという年度もありましたが、今年は中間に厳しい山岳が含まれるものの全ステージ下りきってゴールを迎える特徴的なレースとなります。
Tour of Oman、Trofeo Laigueglia 以来のPROシリーズ、厳しい戦いに挑むJCL TEAM UKYOの選手たちの応援よろしくお願いします。
UCI2.PRO ステータス
Tour de AlpsはUCI(国際自転車連合)が公認する国際ステージレース。この大会に付与されるUCI国際ポイントはUCIランキング・UCIコンチネンタルランキングにも反映され、ランキング上位チームを優先に多くのUCI公認の国際レースへの招待を獲得する事が出来ます。
今回のレースのステータスはUCI2.PRO。2月に行われるTour of Omanと同じランクのステージレースとなります。レースステータスによりUCI国際ポイント獲得の点数が異なり、UCI2.PROの各ステージ/総合成績/リーダーに与えられるポイントは、ステージトップが20ポイント~5位に3ポイント、総合成績トップが200ポイント~40位までに3ポイントが付与されます。
JCL TEAM UKYOはこのUCIポイント獲得の為にも総合優勝を目指して戦います。
Stage1 Neumarkt/Egna - Kurtinig/Cortina (133.3km ▲2,045m)
前半に20kmで800mのクライミングの後、後半は登り初めが16%と激しい勾配の5km400mの峠を2周するレイアウト。
平坦ゴールとはいえ、厳しい山岳、今回クイーンステージのないアルプスでは、展開で絞り込んでいく流れとなり、スプリンターメインとは言い切れないコースレイアウトとなっています。
Stage2 Salurn/Salorno - Stans (189.3km ▲2,648m)
スタートから間もなく始まる登りは120km地点まで続く長いもので、前日のタイム差がレースの動きを変化させるステージ。
どのチームがイニシアティブを握るのか、によってラスト平坦ゴールでの先頭グループの大きさが変わってくるステージです。
Stage3 Schwaz - Schwaz (127.5km ▲2,433m)
比較的小さな登りとフラットの前半に対し、後半は300mの登りの連続を2周するレイアウト。特に後半は下り切って間もなくのゴールに登りでの激しい絞り合いが注目のステージです。
Stage4 Leifers/Laives - Borgo Valsugana (140.6km ▲3,914m)
今大会最もハードな山岳が用意されているのが第4ステージ。スタート直後の1000mアップのヒルクライムの後は、600mアップの登りが3本、特に3本目は勾配の厳しさがエレベーションマップからも想像できる山岳です。
総合逆転のチャンスもこのステージに掛かっているといっても過言ではないでしょう。
Stage5 Levico Terme - Levico Terme (118.4km ▲2,372m)
第5ステージは前半と後半で大きくレイアウトの変わるコースで、どちらも2周回の平坦と2周回の山岳で構成されています。
総合リーダーチームのコントロールの中、総合下位勢のリーディンググループの展開、そして後半タイムギャップを詰めていくコントロールなどロードレースの戦略の醍醐味がみられるコースです。