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【RACE REPORT】Stage 1 / 堺ステージ 2.6km
レース レポート
2025.05.19

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【RACE REPORT】Stage 1 / 堺ステージ 2.6km

個人タイムトライアルでダマートが TOP5入り。チーム総合では 3位につける。

レース期間 : 5月18日~25日
総距離 : 769.5km
UCIカテゴリー: 2.2
参加チーム : 16チーム (1 PT, 13 CT, 1 NT, 1 CLUB )
出走選手数 :96人
JCL TEAM UKYOメンバー:アレッサンドロ・ファンチェル、アンドレア・ダマート、ニコロ・ガリッボ、小石祐馬、シ
モーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト :https://www.toj.co.jp/

JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/

Live : https://www.youtube.com/@BPAJch/streams

 

日本最高峰のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」= TOJが大阪の堺市で開幕した。
第1ステージは午後13時半から行われる個人タイムトライアル。その前に、午前10時からプレイベントである 26.8kmの堺国際クリテリウムが行われた。選手たちにとっては午後の本番に向けたウォーミングアップレースとなる。クリテリウムでは序盤からゼライ、中盤にかけてガリッポが積極的に飛び出して、エスケープを試みるなど調子の良さが伺えた。彼らの逃げはほどなくして吸収されたが、それはエースとなるスプリンターのダマートを最後にスプリント勝負で勝たせるための戦略の一つで、 JCL TEAM UKYOがより有利な展開をつくる上でのチームプレーである。最後は予想通り集団スプリントとなり、ダマートが 4位でフィッシュし好調さを伺わせている。

Sakai International Criterium RANKING
1. 風間翔眞(シマノレーシング)

2.ヨン・クノレ(レンぺ・ラド・ネット)
3.ディラン・ホプキンス(ルージャイ・インシュランス)
4.アンドレア・ダマート( JCL TEAM UKYO)

 

ツアー・オブ・ジャパン 第1ステージ 個人タイムトライアル
いよいよUCIレースが第1ステージが開幕、 2.6kmと非常に短いタイムトライアルのため総合のタイム差はつきにくいが、例年短距離が得意な海外選手たちが上位にひしめくことが多いステージである。コースは堺市で世界遺産に登録された古墳群の近く、大仙公園の周回コースを 1周するフラットなコース。ここで優勝すれば最初のリーダージャージ着用者となるため、各チームのエーススプリンターは真剣にトップタイムを狙っていくことは間違いない。今大会唯一の UCIプロチームであるソリューションテック・ヴィーニファンティーニ(イタリア)が今大会ではライバルとなると予想される。

レース前JCL TEAM UKYOの選手たちは、元タイムトライアルスシャリストであったボアロ監督から細かなアドバイスを受けて入念にウォームアップを行った。スタートが近づくにつれ、このレースに懸けるボアロ監督と選手たちの表情はだんだん険しくなり、真剣そのものだった。

このステージのエースは短距離で最も高い出力が出せるダマートで、ボアロ監督からの期待が大きい。また、総合優勝争いではステージレースが得意なファンチェルにも期待がかかっている。このステージではなるだけトップとのタイム差を少なく抑え、明日以降のステージで総合順位を上げていきたい。各選手がスタートから集中。ベストを尽くした走りで、息を切らして帰ってくる。タイムトライアルの日本チャンピオン、金子宗平(日本ナショナルチーム)は 3分05秒20。この辺りの3分05秒を切ることが上位に入る条件となる模様。その後3分04秒、03秒と暫定トップが入れ替わる中でファンチェルが 3分03秒45で暫定TOP3に入る。しかし、オーストラリアのシーキャッシュ X ボディラップの選手 2人が3分02秒台を切るタイムを出して逆転。また、イタリアのソリューションテック・ヴィーニファンティーニのラヨビッチは 3分を切る2分58秒台を叩き出し優勝を決定づけた。最終走者となったダマートが逆転を狙って飛び出す。最後のストレートで懸命にもがいて伸びたがタイムは 3分03秒19、惜しくも表彰台には届かずステージ 5位となった。続いて総合を狙うファンチェルが 6位、ラッカー二が22位となりチーム総合順位は 3位となった。

アンドレア・ダマートのコメント
今日は残念ながら表彰台を逃してしまいましたが、調子は悪くないです。体型もグッドシェイプに仕上がってきているので、この先いくつかのスプリントステージでは積極的に狙っていきます。

TOUR OF JAPAN 1st Stage SAKAI ITT RESULT :
1. ドゥシャン・ラヨビッチ (ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ )2’58‘’91
2. リアム・ウォルッシュ( シーキャッシュ X ボディラップ )3’00‘’51
3. キャメロン・スコット( シーキャッシュ X ボディラップ )3’01‘’02
5. アンドレア・ダマート ( JCL TEAM UKYO ) 3’03‘’19
6. アレッサンドロ・ファンチェル ( JCL TEAM UKYO ) 3’03‘’45