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【RACE REPORT】Stage 2 / JPF京都ステージ 103.6km
ダマートがスプリントでステージ2位 ガリッボが山岳賞総合ジャージを獲得
レース期間 : 5月19日
距離:103.6㎞ (2.8㎞ +16.8km X 6周)
UCIカテゴリー: 2.2
参加チーム : 16チーム (1 PT, 13 CT, 1 NT, 1 CLUB )
出走選手数 :96人
JCL TEAM UKYOメンバー:アレッサンドロ・ファンチェル、アンドレア・ダマート、ニコロ・ガリッボ、小石祐馬、シ
モーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.toj.co.jp/
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live : https://www.youtube.com/@BPAJch/streams
日本最高峰のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」第2ステージが京都で開催された。昨日大阪で第1ステージの個人タイムトライアルに続き、今日からが本格的なロードレースとなる。クラシックレースさながらのアップダウンがあり、道幅の狭いタイトコーナーも随所に見られるため、選手たちは集団内での位置取りも重要な要素となる。また、このステージから周回コースには山岳ポイントも設けられている。総合優勝を狙う上位チームは、昨日のタイムトライアルでついたタイム差をどう挽回し、主導権を握れるか?各チームの戦力が試される。
総合優勝を狙うJCL TEAM UKYOとしては、昨日の総合リーダーを擁するUCIプロチーム、ソリューションテック・ヴィーニファンティーニとどう戦うか、他の有力チームの動きも見ながら有利な展開に持ち込みたいところだ。
パレード走行の後、幾度となくアタックがかかりは捕まる展開で進み、残り3周の途中で宇都宮ブリッツェン 沢田時、シマノレーシング 石原悠希、チームブッファーズのルーク・ブレナンらが集団から抜け出し3名の逃げが決まった。
一時2分弱まで広がったタイム差は残り2周になったところでチームブッファーズのルーク・ブレナンが脱落。宇都宮ブリッツェン 沢田時、シマノレーシング 石原悠希の2名が逃げ続ける展開に。集団では前を追う動きをするチームと最後まで温存しようとするチームの動きが混在し、なかなか前の2名を捕らえることができない。JCLTEAM UKYOとしてはレースで主導権を握り、より速いペースにすることでスプリント勝負になるまでのラスト2-3周でなるだけライバルチームたちのアシストとエースの脚を削りたい。しかし、前の逃げを吸収したのは最終周回に入ってからだった。
こうなると完全にスプリンターを擁するチーム同士のゴール勝負にもつれ込む可能性が高いと思われた矢先、リーダージャージを着るソリューションテック・ヴィーニファンティーニのドゥシャン・ラヨビッチが上り区間で落車し集団から脱落し、まさかのリタイアとなるアクシデントが発生。JCL TEAM UKYOはダマートで勝利を狙うため、チームメイトたちが犠牲となって集団を牽引、スプリント勝負に備えて主導権を握った。
そして最後の直線でダマートが先頭付近でスプリントを仕掛ける、先頭を争う選手がもう1人見える、宇都宮ブリッツェンの岡篤志だ。両者が伸びてゴールラインになだれ込んだように見えたが勝利を確信して手を上げたのは岡篤志だった。ダマートは惜しくもステージ2位、日本での初勝利は持ち越しとなった。終盤の登りでアタックをしたガリッボが個人総合山岳賞は獲得し、JCL TEAM UKYOとしてはプロトン内で存在感を示した。
ニコロ・ガリッボのコメンㇳ
逃げた選手たちが吸収されたので、集団のペースを上げていく中で山岳ポイントも捕れました。しかし、チームとして狙っていたのは総合優勝です。明日のいなべステージではチームで力を合わせて戦いますので、見ていてください。
TOUR OF JAPAN JPF KYOTO STAGE RESULT
1. 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 2:38:50
2. アンドレア・ダマート ( JCL TEAM UKYO )
3. キャメロン・スコット( シーキャッシュ X ボディラップ )
TOUR OF JAPAN JPF KYOTO STAGE 2 GC RESULT
1. 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 2:41:41
2.キャメロン・スコット( シーキャッシュ X ボディラップ ) 2:41:47
3. アンドレア・ダマート ( JCL TEAM UKYO )2:41:47