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【RACE REPORT】Giro d’Abruzzo STAGE2
レース
2024.04.11

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【RACE REPORT】Giro d’Abruzzo STAGE2

終盤に激戦となった第2ステージ! ペゼンティ選手がステージ3位&総合3位を獲得する活躍! カルボーニ選手も総合6位に浮上

大会期間:2024年4月9(火)~12日(金)
カテゴリー:UCI 2.1
ステージ数:全4ステージ
開催地:イタリア
出場:22チーム 1チーム7名編成 141名出走 141名完走  (WT 2チーム PRT 7チーム CT 13チーム)
JCL TEAM UKYOメンバー:山本ペゼンティ増田カルボーニ石橋マルチェッリ鎌田

4/9    Stage 1   Vasto – Pescara                              161.2km ▲2,025m
4/10  Stage 2   Alanno – Magliano de‘ Marsi      162.2km ▲2,210m
4/11  Stage 3   Pratola Peligna – Prati di Tivo    162.8km ▲3,415m
4/12  Stage 4   Montorio al Vomano – L‘Aquila 173.2km ▲3,364m

Stage2 Alanno - Magliano de' Marsi (162.2km ▲2,210m)

KOM 45.3km MONTE URANO 848m
SP 112.6km

内陸の街ALANNOをスタートし 序盤45.3kmにKOMポイントであるMONTE URANOが注目のハードな山岳。その後山の上の平坦路を約70km走り、再び山岳を越えてダウンヒルの後、Magliano de’ Marsiでゴールする162km。

前日の成績での山岳ポイントを狙う選手たちも展開に加わる第2ステージ。彼らのエスケープグループを後半チェイスする展開となればスプリンターに有利なコースとなるコースです。

JCL TEAM UKYOは最初の山岳の展開でマルチェッリ選手がメイングループに残ればスプリント勝負で挑みました。

第2ステージは個人総合2位のマルチェッリ選手がポイント賞ジャージ、ペゼンティ選手がU25総合1位のホワイトジャージを着用。一方、第1ステージで落車に巻き込まれた山本選手は怪我の状況からDNSと判断し6名での出走となりました。

前日に比べ肌寒い天候下でレースはスタート、序盤から動きの激しい攻防の末、20km付近で出来た4名のリーディンググループがレースをリードすることになります。メンバー構成は、ZALF ゲラ選手、UNIBET ストックマン選手、VF Group トネッリ選手、TEAM MBH ブラセンテ選手です。

彼らを容認したことでたプロトンは3分のタイムギャップで、最初のKOMポイント Monte Urano(45.3km地点)を安定したペースで越えていきます。マルチェッリ選手を擁護するJCL TEAM UKYOとしては好展開となります。

この日、プロトンはASTANAとUAEを中心にコントロール。そして、Tudorが終盤の牽引に加わり、残り20kmの登りの終盤で4名をキャッチしたことを皮切りに激しい展開となります。UAEの強烈なペースアップで吸うグループにプロトンは分断。マルチェッリ選手はここでドロップしてしまいますが、カルボー二選手とペゼンティ選手が先頭12名に食らいつきます。

このグループを崩そうとしきりに攻撃を仕掛けるUAEのクリステン選手が、残り4㎞の下りでとうとう単独で抜け出すことに成功。彼の2名のチームメイトが残る先頭グループは見事にコントロール下に置かれてしまいます。

ゴールへ伸びるホームストレート、先頭で現れたのはUAE クリステン選手、後方を16秒引き離しての独走勝利を飾ります。

そして、2位争いのゴールスプリント、3番手から左に捲りをかけたペゼンティ選手が2番で入り3位を獲得!ステージのUCIポイントを獲得に成功します。9位にはカルボーニ選手が入ったことでJCL TEAM UKYOは総合上位に2名の選手を送り込む結果となりました。

 

彼らのアシストに徹した増田選手、石橋選手、鎌田選手も分断された小グループでそれぞれゴールし、第3ステージへ繋ぎました。

第3ステージは厳しい山岳ステージ。総合成績が大きく動く山頂でゴールを迎えます。引き続きJCL TEAM UKYOの応援よろしくお願いします!

鎌田選手コメント

「今日は最後の山でメカトラブルにより遅れてしまいましたが、昨日に比べて脚の回りも良く感じました。ヨーロッパプロのプロトンの中で鍛えられ、下りやプロトン内の位置取りで自分の成長を感じる事が出来たステージです。明日からのレースも全力で頑張ります!」

第2ステージ Result  TOP3

DST 162.2km Ave 39.64km/h

1  CHRISTEN Jan              UAE Team Emirates   4:05:10
2  LUTSENKO Alexey        ASTANA Kazaqstan   +0:16
3  PESENTI Thomas         JCL TEAM UKYO        +0:16

9 CARBONI Jovanni         JCL TEAM UKYO         +0:16

 

個人総合成績 TOP3

1  CHRISTEN Jan              UAE Team Emirates    7:43:41
2  LUTSENKO Alexey        ASTANA Kazaqstan    +0:20
3  PESENTI Thomas          JCL TEAM UKYO        +0:22

6 CARBONI Jovanni          JCL TEAM UKYO        +0:26