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【レース紹介】Settimana Internazionale Coppi e Bartali
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2024.03.17

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【レース紹介】Settimana Internazionale Coppi e Bartali

イタリアで最も重要なステージレースの一つとされる大会に挑む

大会期間:2024年3月19(火)~23日(土)
カテゴリー:UCI 2.1
ステージ数:全5ステージ
開催地:イタリア
出場:21チーム  (WT 4チーム PRT 8チーム CT 9チーム)
JCL TEAM UKYOメンバー:カルボーニマルチェッリベゼンティ石橋鎌田小石増田

3/19 Stage  1    Pesaro > Pesaro                              108.8km  ▲1511m
3/20 Stage 2    Riccione > Sogliano al Rubicone     139.8km  ▲3292m
3/21 Stage 3    Riccione > Riccione                          134.5km  ▲2597m
3/22 Stage 4    Brisghella > Brisighella                   150.2km  ▲2288m
3/23 Stage 5    Forli > Forli                                       157.5km  ▲2993m

1984年から1997年までは、セッティマーナ・チクリスティカ・インテルナツィオナーレ(Settimana Ciclistica Internazionale)、1999年と2000年は、メモリアル・チェッキ・ゴリ(Memorial Cecchi Gori)という名称で行われていました。

2001年より、前年の2000年に他界したジーノ・バルタリと、バルタリとの深い親交関係が有名だったファウスト・コッピの2人を讃える意味で、当名に変更となりました。

2005年以降は、UCI 2.1カテゴリのレースとして開催されており、イタリアで最も重要なステージレースの一つとして知られています。

2004年、2003年のレースでマルコ・パンターニが着用していた145番を欠番にしました。この番号はパンターニが2ゼッケン003年の第6ステージで2位に入り、生涯で最後の表彰台に上ったときにつけていた番号でした。また、2004年のレーススタート時には、パンターニを偲んで白い鳩の群れが放たれました。

2009年の第24回大会では、ステージ2勝し、最終ステージで2位を獲得したダミアーノ・クネゴが、2位のカデル・エヴァンスに24秒、3位のマッシモ・ジュンティに38秒の差をつけて総合優勝を果たしました。クネゴにとってはジロ・デ・イタリア、エヴァンスにとってはツール・ド・フランスに向けて、コッピ・エ・バルタリが重要な役割を果たしたとして知られています。

初代優勝者はil Capo(マフィアなどのボスの意味)モレノアルゼンチン。ジロ・デ・イタリアでは通算12回の区間優勝を果たした他、ツール・ド・フランスでも同2勝しているイタリアの名選手です。

過去の成績

ペゼンティ選手
2023年 総合53位

カルボー二選手
2022年 総合26位 (ステージ5 8位)
2021年 総合38位
2019年 総合29位
2018年 総合41位
2017年 総合49位

石橋選手
2015年 総合105位
2014年 総合131位

開催場所

イタリア、エミリア=ロマーニャ州

Stage1

Stage1 Pesaro > Pesaro(108.8km ▲1511m)

海の街Pesaroの少し内陸からスタートするレースはすぐに山岳地帯に入り、内陸を8の字に周りながら残り30kmは海岸沿いのアップダウンを辿ってゴールする108km。

注目の山場は、23km地点付近から登り初め40km地点付近を頂上とするMonte della cesana [▲568m]。登っては平坦、下りを繰り返しながら山頂を迎える峠に、小グループのエスケープなど展開が生まれやすくレースの作戦の中心になるレイアウト。

Stage2

Riccione > Sogliano al Rubicone (139.8km▲3292m)

第2ステージは、海沿いの街、Riccioneをスタートして内陸に入り、55km地点から7kmで約300m登るMeleto di Sottoを登っては緩やかにアップダウンしながら下る、約22kmを4周回走るコースレイアウト。

周回の最後はタイトで急な下り坂となっており、緩い下りで踏まされた後に一気に下り終えると再び登り始めるという連続が選手を苦しめます。獲得標高も3300mとトータルでも消耗するハードなコースであることがわかります。

Stage3

Riccione > Riccione (134.5km ▲2597m)

第3ステージは、第2ステージのスタート地Riccioneをスタートして内陸を大きく回る134.5km。第1ステージ同様最初の44km付近に最高到達地点985mのMonte san marcoを迎える。

大きく下った後は5km程度の登りを3本。そして、4本目は3kmで244m登る急坂を終えてスタート地点のRiccioneに戻ってくるレイアウト。

前日同様獲得標高も2600mとハードな内容になっています。前日に残った総合上位勢を絞り込んでいく戦いも熾烈になる日となるでしょう。

Stage4

Brisghella > Brisighella (150.2km▲2288m)

第4ステージは、内陸の街 Brisghellaをスタート/ゴールとする周回コース。

5.1km▲224mの登りを3周(1周36.5km)し、4周目はショートカットした20.6kmの周回を2周走るレイアウト。計5回ハードな登りを登ることになります。

スタートから約1km・9%勾配のつづら折れの登りで始まるコースです。平坦部も長く、後半はこの登り区間での分断によってグループ毎の走りの意図が変わる展開も予想されます。総獲得標高2300mのハードコースです。

Stage5

Forli > Forli (157.5km ▲2993m)

第5ステージは、内陸の街Fortiをスタートし、最初の山を越えてから25km地点から4km▲250mと2km▲150mの連続する登り初めのキツイ2つの峠が1周25kmに含まれる周回を5周回した後、平坦基調にゴールを迎える157.5km。

最終日にして獲得標高3000mという非常にハードなレイアウトになっています。