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BACK【レース紹介】ツール・ド・台湾
UCI2.1 のステージレース 目指すは総合優勝!
大会期間:2024年3月10(日)~14日(木)
開催地:台湾
カテゴリー:UCI 2-1
ステージ数:全5ステージ
総距離:666.1km
出場:24チーム 各5名編成 全120名(PRT:6チーム CT:17チーム National:1チーム)
JCL TEAM UKYOメンバー:小石、山本、岡、アール、マルチェッリ
3月10日(日) AM9:00 Stage1(83.2km) Taipei > Taipei
3月11日(月) AM10:00 Stage2(115km) Taoyan > Jiaobanshan park
3月12日(火) AM10:00 Stage3(154.3km) Xinpu > Shigang
3月13日(水) AM9:30 Stage4(167.2km) Nantou city > Yuchi
3月14日(木) AM10:00 Stage5(146.4km) Kaohsiung city > Kaohsiung city
Live 配信:《立院召委出爐! 「藍白合破局」綠營泛藍各拿8席》【2024.02.29『1800年代晚報 張雅琴說播批評』】 (youtube.com)
1978年に初開催、2005年にUCIサーキットのステージレースとなったツールド台湾。アジア最大のサイクルショーである台北国際サイクルショーで賑わう3月に開催される40年以上の歴史を持つ国際ロードレースです。2024年は全5ステージ、台北をスタートし5日間で高雄市まで各地を転戦する総距離666.1kmで行われます。
総合成績の行方を左右するのは山岳頂上付近にゴールが設置されている第2ステージ(115km)。そして、台湾きっての観光名所でもあり標高700mに位置する日月潭をゴールする第4ステージ(167.2km)が注目のステージとなります。また、第3・第5ステージもレース中盤に山岳地帯を通過するレイアウトでステージ優勝や各賞を狙った展開が予想されます。
JCL TEAM UKYOはツアー・オブ・オマーンで好調をみせたアール選手、岡選手を筆頭に、スプリンターのマルチェッリ選手、総合力のある小石選手、山本選手がレースに挑みます。
ツールド台湾はUCI(国際自転車連合)が公認する国際ステージレース。この大会に付与されるUCI国際ポイントはUCIランキング・UCIコンチネンタルランキングにも反映され、ランキング上位チームを優先に多くのUCI公認の国際レースへの招待を獲得する事が出来ます。
今回のツール・ド・台湾のステータスはUCI2.1。10月に行われるツール・ド・九州と同じランクのステージレースとなります。レースステータスによりUCI国際ポイント獲得の点数が異なり、UCI2.1の各ステージ/総合成績/リーダーに与えられるポイントの合計は、同等の日数のUCI2.2のステージレースを大幅に上回る点数を有しています。JCL TEAM UKYOはこのUCIポイント獲得の為にも総合優勝を目指して戦います。
ツール・ド・台湾 歴代優勝者 過去10大会
2023 MEIJERS Jeroen
2022 DYBALL Benjamin ex.TEAM UKYO
2020 WHITE Nicholas
2019 CLARKE Jonathan
2018 ARASHIRO Yukiya
2017 PRADES Benjaminí ex.JCL TEAM UKYO
2016 HUCKER Robbie
2015 POURSEYEDI Mirsamad
2014 DI GRÉGORIO Rémy
2013 SULZBERGER Bernard
Stage 1 Taipei > Taipei 83.2km
第1ステージは台北市中心部にある台北シティホールをスタート/ゴールにパレード走行の後、一周10kmのコースを8周する88.5km。トップスピードに乗せやすい直線の多いレイアウトとなります。最終周ハイスピードで進入するゴール付近の鋭角の2つのコーナー、ゴール直前の直角コーナーをポジション良くクリアーすることが重要なレースとなります。
Stage 2 Taoyan > Jiaobanshan park 115km
第2ステージは前半50kmは平坦基調、山岳区間が始まる直前にスプリントポイント(49.90km地点)その後30kmかけて徐々に標高200mまで登り基調に進行した後、第2カテゴリーの山岳を2回通過にします。頂上にKOM(87.38km/98.18km)が設置されており、山岳賞争いでレースが大きく動きく事必至です。また、ゴール地点も500m近い山岳の頂上に位置することからこの日の上位勢が総合上位となり、その後のレースの流れに影響を与えるステージとなります。
Stage 3 Xinpu > Shigang 154.3km
第3ステージは前半に2度のスプリント賞(34.85km/69.79km)中間に高低差約400mを登るKOMポイント(84.11km)を含む山岳、後半のアップダウンの中でもKOMポイント(135.30km)が設けられたステージ。これまでのステージでこの2種のポイントジャージを争うチームがエスケープの展開の中心になり、プロトンは総合トップを守るチームがコントロールしてレースが進行する可能性が高いステージです。ゴールへのアプローチは下り基調であることから、それまでの展開次第でスプリンターのマルチェッリ選手で勝負を狙うことも十分に考えられるコースとなっています。
Stage 4 Nantou city > Yuchi 167.2km
第4ステージは2つの山岳を並べた厳しいステージ。特に後半の山岳は高低差約700mのクライムの先に残ったメンバーでアップダウンの末勝負が行われる為、全体的に大きく差が開きやすく総合上位勢の戦いも激化してきます。このステージを獲ったものがツールド台湾を決めるといっても過言ではないステージです。ツアーオブオマーンの山岳ステージで好調を魅せたアール選手、山本選手の活躍に期待がかかります。
Stage 5 Kaohsiung city > Kaohsiung city 146.4km
最終ステージは中間に山岳があるものの、スタートから60km地点まで緩く登っていくことから総合リーダーチームや各種ポイント賞を守りたいチームが総合下位選手を逃がしながら決着がつきやすいレイアウト。終盤はスプリンターの為のレイアウトになっていますが、エスケープしている選手の総合タイムが大きく離れている場合は逃げ切りの可能性も出てくるステージでもあります。JCL TEAM UKYOはマルチェッリ選手のスプリントが優位になるコースです。