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BACK【レース紹介】Trofeo Laigueglia
歴史ある北イタリアのワンディレースに挑む
2024年、イタリアを拠点に新体制となったJCL TEAM UKYOが挑むUCI1.PROクラスのワンディレース、「Trofeo Laigueglia」。1964年から61回目の開催と歴史は古く、北イタリアを代表するプロレースとして位置づけられています。レースの距離は202㎞、約5時間の戦いの中では、62㎞地点からはじまるパラベンナ峠(7.3㎞ ▲380m Ave 5.2%)と115㎞地点からはじまるテスティコ峠(7㎞ ▲320m Ave 4.6%)はレースの展開に大きく影響するレイアウトです。また、158㎞地点からは1周約10kmを4周回するコースとなっており、4回の急勾配のミケーリ峠(1.9km ▲167m Ave 8.6% )がレースの最終展開での攻防の舞台となります。UCI1.PROのステータスを持つこのレースでは、最大で200点、35位まで3点のUCIポイントが付与されます。JCL TEAM UKYOとしては、このポイント獲得も意識した戦いにもなります。
過去の大会ではレース展開の厳しさにリーディンググループは絞られて細分化し、少人数でのゴールを迎えるレースとなっています。JCL TEAM UKYOの選手では2020年にペゼンティ選手が37位、カルボー二選手が40位、2013年に増田選手、2015年に石橋選手、2017年に小石選手、2020年に岡選手が挑戦しています。
今回、JCL TEAM UKYOはツアーオブオマーンで安定した強さを魅せたペゼンティ選手、カルボー二選手、山本選手を筆頭にアルウラツアーでモーストアクティブライダーのマイヨを獲得した岡選手、アシストとして働きながらロングエスケープを決め活躍した増田選手、石橋選手、小石選手の布陣でこれに挑みます。
ボルピ監督コメント
「イタリアのプロレースの開幕戦ともいえるLaigueglia。時折このレースは天候の厳しさが加わり、ハードなコンディションで迎えることがあります。中東遠征でアシストとして働いてくれた山本選手のコンディションの良さを見ているので、彼にUCIポイント圏内でのゴールを期待しています。最後の周回コースでの良いポジションを維持することが重要です。このレースに向いているカルボーニ選手や小石選手もまたレース展開に対応する過程で彼ら自身にチャンスとなることもあると思います。とにかくこのレースは雨が降るとガラッと様相が変わってしまうので天気が良いことを願っています。」