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BACKTour of Japan stage1 REPORT
堺市大仙公園 個人タイムトライアル 2.60km
個人タイムトライアル岡選手が3位入り、 チーム全体としても好発進!
JCL TEAM UKYOは今シーズン国内初のステージレース「Tour of Japan」(以下TOJ)第1ステージに参戦しました。堺ステージのコースは仁徳天皇陵古墳に隣接する大仙公園の特設周回コースを舞台に行われました。
JCL TEAM UKYOは前年度TOJ 総合優勝のアール選手を筆頭に、総合力の高いクライマーの小石選手、プラデス選手、総合力もありスピードの高い山本選手と石橋選手の6名で8日間に挑んでいきます。
第1ステージ、レース当日の午前はTOJ前に行われる「堺国際クリテリウム」からはじまります。TOJに参戦するチームの顔見せ的なレースではありますが、プロのスピードと迫力のある駆け引きを間近に観れるとあって、多くの観客が見守る中レースははじまりました。
序盤から先頭を固め積極的なレースを展開するのはイギリスのコンチネンタルチームTRINITY。26.8㎞の短いレースだけあってこの展開に乗じてスプリントを狙うチームが番手に着く展開となります。JCL TEAM UKYOのこの大会のチームオーダーは、「TOJに向けてのコンディションアップになるように怪我無く走る事」。
各選手が午後のTTに向けてハイスピードのコーナーやレーススピードの感覚を確認しながら走った様子でした。レースは最終回も崩れずスプリント勝負となり、ゴールで頭一つ抜け出たのはMATRIX POWERTAGのゲオルギオス選手。両手を大きく上げてゴールに飛び込みました。
堺国際クリテリウムが終了するとプレゼンテーションを挟み、第1ステージ 2.6km個人タイムトライアルがはじまります。クリテリウムの最終回のコースレイアウトを使用する一周2.6kmのタイムトライアル。
4箇所のコーナーをテクニカルに抜けてトップタイムを狙います。前回このコースを使用したTOJでは、岡篤志選手が平均時速50kmを越える3分6秒の好タイムで優勝を遂げているだけに大会の注目が集まりました。
プラデス選手
岡選手
1秒を争う接戦となる短距離でのタイムトライアルですが、総合成績争いでは1秒のアドバンテージも作戦に影響することから、連覇を狙う岡選手だけでなく全選手が集中して望めるようスタッフたちが準備します。
午後13時35分にスタートしたタイムトライアル。16番手の石橋選手を迎え、以降16チーム目に山本選手、小石選手と続きます。前半暫定トップタイムを打ち出したのはチームブリジストンの橋本選手。タイムは3’09″65と3分10秒を切っていくのが後半組の選手の目標となりました。そして、このタイムを更新してトップに立ったのはプラデス選手、タイムは3’08″94と山岳も強い彼の記録に会場が湧きます。
岡選手コメント
「自分としてもこのステージを絶対勝ちたいと狙っていただけに悔しいですが、トップになった選手は強いと思います。明日からは僕らは攻撃できるポジションでもあります。レースを厳しくして最高の結果に繋げていきたいと思います。」
清水選手コメント
「岡選手個人の優勝も狙っていたところではあるので、悔しいところですが、上位に選手を多く送り込んだことで明日からのロードレースに繋がる結果にもなりました。しっかりとレースを組み立てて総合優勝に向けて戦っていきたいと思います。」
RESULT
Tour of Japan stage1 Dst 2.6km Ave 50.2km/h
ステージ/Stage TOP3
1 LAMPERTI Luke 3’06″34”
TRINITY RACING
2 JOHNSTON Liam 3’07″82” +1″48
TRINITY RACING
3 岡 篤志 / OKA Atsushi 3’08″04 +1″70
JCL TEAM UKYO
6 プラデス・ベンジャミ/PRADES Benjamin 3’08“94 +2″60
15 アール・ネイサン/EARLE Nathan 3’12“00 +5″66
個人総合/INDIVIDUAL GENERAL TIME TOP3
1 LAMPERTI Luke 3’06
TRINITY RACING
2 JOHNSTON Liam 3’07 +0″01
TRINITY RACING
3 岡 篤志 / OKA Atsushi 3’08 +0″02
JCL TEAM UKYO
6 プラデス・ベンジャミ/PRADES Benjamin 3’08 +0″02
15 アール・ネイサン/EARLE Nathan 3’12 +0″06
Tour of Japanはどんな大会?
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