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【清水監督総括】Tour de Taiwan
メディア
2023.03.21

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【清水監督総括】Tour de Taiwan

総合3位のリザルトについて

ディフェンディングチャンピオンとして、2連覇を目標に臨んだレースでした。なので、率直に言うと悔しい気持ちが大きいです。

しかし、2.1クラスのレースで、3日間リーダーチームとしてヨーロッパ勢からのチェックや攻撃がありながらも、毎日レースをつくりあげて最後まで総合3位をキープすることができました。このことは、次戦のタイに希望がもてる結果だと思っています。

ただ、やっぱり「優勝しかった」です…。それは選手も同じ気持ちなので、次へのモチベーションに変えていきます。

 

チームには、エースを任せられる選手が複数人います。なので、レースコースやチーム状況、コンディションなどを考慮して誰で勝負するのかを決めています。

今回はチームの勝ちを求めた時に、第3ステージまではレイモンド、第4ステージ以降はベンジャ小石で勝負することを決めて、そのために全員が自分の役割を全うしてくれました。その結果、レイモンドの3位 小石の20位、そして合計95ものUCIポイント獲得に繋がりました。

エース・アシストどちらでもオーダーした役割でパフォーマンスを残すことができる選手が揃っていること、そこで発揮されるチーム力が高いことを改めて感じるレースでもありました。

日本人選手の活躍は?

ゴールで攻めること、勝負することだけが「攻め」ではありません。

第2ステージ、最後の上りで激しい攻防がありました。そのなかで、小石や大喜がしっかりと攻めてくれたので、最終的にレイモンド2位 ベンジャ3位のリザルトを残すことができました。

小石は最初にベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)がアタックした時に反応してくれましたし、大喜は次にTRINITY RACINGの選手がアタックした時についていって5分程逃げるなど、映像には映っていないところでチームのために攻めの走りをしてくれました。

も第3ステージ、長時間プロトンをコントロールしてひき続けてくれました。

そういった役割の中で今回のレースは、パンチ力のある外国人選手で勝負することが多かったですが、それをアシストした日本人選手の活躍というのはしっかり評価するべきところです。

引き続き応援よろしくお願いいたします!