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Tour de Taiwan stage1 REPORT
台北市站 -Stage 1- 83.2 km
大会期間：2023年3月12日～3月16日
カテゴリー：UCI 2.1
ステージ：第1ステージ
コース：フラット 83.2kｍ《10.4㎞x8周回》
出場：22チーム 出走109名 / 完走:109名
JCL TEAM UKYOメンバー: 石橋、小石、山本、クレダー、プラデス
スタート地点：台北市政府
レース前 集合写真
レイモンド・クレダー選手がスプリントで２位に！
JCL TEAM UKYOはツール・ド・台湾 第１ステージを迎えました。第１ステージが行われたのは台北の中心地。大通り「仁愛路」を往復する1周10.4㎞の周回コース。8周回を終えてゴール前500mのレイアウトは鋭角に曲がるシケインと最終コーナーの先にゴールが設置されていることから、勝利するにはレース終盤の熾烈な主導権争いをリードする必要があります。
また、大人数のエスケープを許すとその後のステージの総合成績争いに大きな影響を及ぼすこともあり、展開が入れ替わりやすいスプリント賞前後の動きにも注意すべきレースです。JCL TEAM UKYOはスプリンターのクレダー選手をエースに、他のメンバーは彼をいかに最終コーナーを抜けるまで上手くエスコートするかを綿密に打合せスタートラインに並びました。
スタートラインに並ぶ小石選手
レースは序盤からタイナショナルチームのチャイヤソンバット選手が単独で先行する展開が続くと、後方ではキナンレーシングチームの選手が入れ替わりアタックで揺さぶりを掛けるシーンが続きます。ここでプロトン前方で集団を纏めるのはケルン ファルマのメンバー、逃げとの距離を保ちペースをコントロールします。2周毎に設置されたスプリント賞には3位までに最大3秒のボーナスタイムが稼げる事もあり、単独エスケープの後ろでも2，3位を狙った動きが活発になります。
最初のスプリント賞をチョイヤソンバット選手が獲るも、その後レースは振出しに…。カウンターでキナンのドリュー・モレ選手が単独で飛び出すと、この逃げは最大で1分半近くのタイムギャップを開く逃げとなります。レース終盤まで続いたこのエスケープは、2度のボーナスタイムを稼ぎレースを大きくリードします。
集団内を走る石橋選手
ゴールまで残り2周、追走のトレインにグリーンプロジェクトが加わるとスピードは大きく上がりレースは振出しに戻ります。レースはスプリントに向け各チームがトレインを形成、JCL TEAM UKYOも小石選手を先頭にクレダー選手を引き連れてラインを導いていきます。隙あらば車輪を奪い合う緊迫した展開から、最終コーナーをプラデス選手が前方でクレダー選手をエスコートすることに成功。残り150mの直線で先陣をきったクレダー選手。
ゴールを目前に右に並ぶマロ―ジャ プッシュバイクスのフォルティン選手に競り勝ち一気に先頭に立つと、クレダー選手の背後から左手に現れたのが同チームのエフティン選手です。彼の強烈な加速は右に気をとられているクレダー選手をゴール直前で捲り優勝、半車輪差でクレダー選手は2位となりました。
非常に惜しい結果となりましたが、ゴールスプリントへ向けての各選手のアグレッシブな連携でクレダー選手がUCIポイントを5点獲得する事ができました。結果、クレダー選手が個人総合時間で2位、チーム総合時間でもJCL TEAM UKYOが2位となり、明日の第2ステージを戦う事となりました。
残り150mの直線
ゴールシーン
写真判定
レース後に握手を交わすレイモンド選手と石橋選手
レイモンド・クレダー選手コメント
「自分のスプリントの為にチームは最終周にフォーメーションを整えて最高のラインを作ってくれました。2位は悔しいですが、あと少しスプリントが足りなかったです。」
清水監督コメント
「思い描いていた最終コーナーでの展開をチームが見事に作ってくれました。2位は惜しくも残念ですが、レースの最前線で連携して戦えているメンバーを評価したいと思います。明日からも応援よろしくお願いします。」
RESULT
DST 83.2㎞ / Ave 46.36km/h
ステージ/Stage TOP3
1 EEFTING BLOEM Roy 1:47:41”
MALOJA PUSHBIKERS
2 クレダー・レイモンド/KREDER Reymond +0:00″
JCL TEAM UKYO
3 FORTIN Filippo +0:00″
MALOJA PUSHBIKERS
17 プラデス・ベンジャミ/PRADES Benjamin +0:00″
27 山本大喜/YAMAMOTO Masaki +0:00″
個人総合/INDIVIDUAL GENERAL TIME TOP3
1 EEFTING BLOEM Roy 1:47:41”
MALOJA PUSHBIKERS
2 クレダー・レイモンド/KREDER Reymond +0:04″
JCL TEAM UKYO
3 FORTIN Filippo +0:04″
MALOJA PUSHBIKERS
17 プラデス・ベンジャミ/PRADES Benjamin +0:10″
27 山本大喜/YAMAMOTO Masaki +0:10″
Tour de Taiwanはどんな大会？
こちらから
