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【RACE REPORT】The Road Race Tokyo Tama 2025 武蔵野の森公園 〜 青梅駅
レース レポート
2025.07.15

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【RACE REPORT】The Road Race Tokyo Tama 2025 武蔵野の森公園 〜 青梅駅

勝ち逃げに乗った山本が力勝負するも10位でフィニッシュ

開催日 : 7月13日
距離 : 133.8km
UCIカテゴリー: 1.2
出場チーム数: 16チーム(プロチーム1、コンチネンタルチーム15)
出走選手数 : 96人
TEAM UKYOメンバー:増田成幸、小石祐馬、石橋学、鎌田晃輝、山本大喜
TEAM UKYO監督:田村 遼
レース公式サイト : https://www.the-roadrace-tokyo.jp/

TEAM UKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/

Live:https://jod.jsports.co.jp/p/cycle/japan_cycle/106678-L

 

2025年より新たにUCIカレンダーに登録された「The Road Race Tokyo Tama 2025」が7月13日に開催された。2023年の冬にプレ大会が開催されたこのレースは東京オリンピックのレガシー大会なる。コースはオリンピックに使用したコースの一部を使用する。武蔵野の森公園から青梅まで多少のアップダウンはあるものの、平坦基調。その後勝負所となる登り坂が含まれる周回コースを4周し、青梅駅前にフィニッシュする133.8km。

TEAM UKYOは増田、山本、小石、石橋、鎌田の5名でのエントリー。全日本選手権後の数日を休養期間に当てていた選手が多く、コンディションが不透明な部分もあったので、序盤から積極的には動かずに後半に温存する。走りながら各自のコンディション次第で勝負する選手を決める流動的なプラン。また、U23賞のチャンスがある鎌田はU23賞の有力選手をマークする。

10kmほどのニュートラル走行の後、是政橋を渡り切ったところでリアルスタートとなる。リアルスタート直後からアタックが繰り返され、南大沢のスプリントポイントを前に12名が抜け出す。スプリントポイント直前にロングスパートをしたカーター・べトルス(ルージャイ・インシュランス)が1着通過。スプリントポイントの通過後に逃げは吸収され再びアタック合戦となる。

45kmほどの地点で14名が集団から飛び出す。メンバーは、新城幸也(チーム・ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)、モハマッド・ヌル・アイマン・ロスリ(トレンガヌサイクリングチーム)、カーター・べトルス、今村駿介(ワンティ・ニッポ・リユーズ)、ミゲル・アンドレイ・オブメルガ(ヴィクトリアスポーツ)、山本大喜、沢田時(宇都宮ブリッツェン)、新城雄大(キナンサイクリングチーム)、久保田悠介(ヴィクトワール広島)、南和人(愛三工業レーシングチーム)、岡崎一輝(マトリックスパワータグ)、河野翔輝(チームブリヂストンサイクリング)、入部正太朗、香山飛龍(シマノレーシング)。

タイム差は40秒ほどまで広がり、青梅駅前に設定された2回目の中間スプリントへ。山本大喜がチャレンジするも、アイマン・ロスリが先着し山本は3位となった。

 

スプリントポイント通過後に勝負どころとなる青梅の周回コースに突入。登り区間で数名が脱落する。山頂に設定された1度目のKOMも山本が狙うも沢田、久保田、山本の順で通過する。メイン集団では逃げに送り込めなかったVC福岡が猛追し、登りで飛び出したロレンツォ・クアトゥルッチ(チーム・ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)、ベンジャミ・プラデス、ジェラルド・バルマー(VC福岡)、エリオット・シュルツ(ヴィクトワール広島)らが下り区間で先頭集団に合流。2周目のKOMは沢田、山本、新城幸也の順で通過。後方のメイン集団では幾度も追走のアタックがかかる。3周目の登りに突入した直後に先頭グループからクアトゥルッチとプラデスがアタックし先行。山本と沢田も反応するも僅かなギャップを埋められずに2名の先行を許してしまう。アタックの直後には岡篤志(宇都宮ブリッツェン)とキリロ・ツァレンコ(チーム・ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)の2名が第2グループに合流。先頭の2名は順調に協力して走る一方で、追走集団ではローテーションをうまく回すことができずに差を広げられてしまう。最終周回の登り区間後半で追走からツァレンコがアタックし単独で先頭の2名を追う。しかしこの追走は届かず、2名でのスプリント勝負に突入。残り200m程から仕掛けたクアトゥルッチがスプリント勝負を制し優勝。2位にプラデス、3位には追走していたツァレンコ。第3グループでのスプリント勝負で山本が10位でのフィニッシュとなった。

THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025 RESULT
1. ロレンツォ・クアトゥルッチ(チーム・ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) 2:46:29
2. ベンジャミ・プラデス(VC福岡) +3s
3. キリロ・ツァレンコ(チーム・ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) +24s