NEWS
BACK
【RACE REPORT】全日本自転車競技選手権大会ロードレース 日本サイクルスポーツセンター8kmサーキット 160km
引退を表明したディフェンディングチャンピオンの小林海が2連覇を達成!
開催日 : 6月22日
距離 : 160 km (8km × 20周)
UCIカテゴリー: NC
出走選手数 : 124人
JCL TEAM UKYOメンバー:小林海、山本大喜、小石祐馬、増田成幸、石橋学、鎌田晃輝
JCL TEAM UKYO監督:田村 遼
レース公式サイト : https://jcf.or.jp/events/ncrr2025/?category=road
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live : https://jod.jsports.co.jp/p/cycle/japan_cycle/106712-L
年に一度の全日本チャンピオンを決める全日本自転車競技選手権大会ロードレースが、静岡県伊豆市にある日本サイクルスポーツセンターの8kmサーキットを20周する160kmのコースで行われた。
JCL TEAM UKYOは、小石・山本を軸に小林も調子次第では狙っていき、後手を踏まないために鎌田が逃げに乗り、増田と石橋がサポートをする作戦で挑んだ。
既に気温が高く暑さとの戦いも予感させる午前11:00にスタートが切られた。
直後から散発的にアタックがあるものの、集団に引き戻される展開が続いていく。
1周目の後半に集団で落車が発生。増田が巻き込まれるも大事には至らずに再スタートし数周をかけて集団に復帰することとなる。落車の影響もあり集団が大きく割れるものの、決定的な動きとはならず程なく集団は一つに。
2周目の後半に鎌田が集団から抜け出していく。1周ほど独走したのちに、吉岡(チームユーラシア−iRCタイヤ)、阿曽(スパークル大分)の2名が合流し先頭は3名となる。6周目に入った直後には小島快斗(7Eleven Cliqq Roadbike Philippines)が単独で先頭に合流し4名の先頭集団となる。最大で2分50秒ほどのリードを得たこの4名だったが、7周目の後半に小島が脱落。9周目には吉岡が脱落して先頭は2名となる。
折り返しとなる10周目には増田、武山(宇都宮ブリッツェン)、新城雄大(キナンレーシングチーム)がメイン集団から飛び出し追走を試みるも、1周ほどで吸収される。追走の吸収をきっかけにメイン集団がペースアップし、1分ほどまでに差を縮める。12周目の長い登り区間で鎌田がペースを上げ阿曽を切り離し独走を開始。差をメイン集団とのタイム差を1分50秒程まで広げる。13周目の登り区間で内田(弱虫ペダルサイクリングチーム)のアタックをきっかけに集団が活性化。アタックと吸収を繰り返しながらメイン集団は20名ほどに絞られる。
15周目の後半に鎌田がメイン集団に吸収される。16周目の一番長い登り区間で金子宗平(群馬グリフィン)がペースを上げ、小林、山本元喜、谷(宇都宮ブリッツェン)の3人のみが着いていくが、この動きは吸収される。17周目の同じ登り区間で小林がペースを上げ、小林、山本元喜、金子、谷、岡、孫崎(ヴィクトワール広島)の6名に絞られる。
19周目に入ったところで鎌田、内田、新城(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)が合流するも、長い登り区間で小林が先頭で徐々にペースを上げ、再び小林、山本元喜、金子、谷の4名となる。この4名のまま最終週に突入。長い登り区間で再び小林がペースを上げ、金子と谷を引き離し2名となる。下り区間からの登り返しで小林がアタックし、山本を引き離す。約半周を独走した小林が山本元喜まで25秒の差をつけ独走で優勝。
山本元喜が2位、金子宗平が56秒差で3位。序盤から逃げた鎌田が8位となった。
全日本自転車競技選手権大会ロードレース RESULT
1. 小林海(JCL TEAM UKYO) 4:47:02
2. 山本元喜(キナンレーシングチーム) +25s
3. 金子宗平(群馬グリフィン) +56s