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【RACE REPORT】Stage 4 / Namhae Stage 123km
総合逆転を目指しチームで攻撃するも叶わず ダマトがスプリント勝負で3位に
レース期間 : 6月7日
距離:123km
UCIカテゴリー: 2.2
出場チーム数: 22チーム(コンチネンタルチーム20、ナショナルチーム1、クラブチーム1)
出場選手数: 98名
JCL TEAM UKYOメンバー:アンドレア・ダマート、小石祐馬、石橋学、増田成幸、鎌田晃輝、シモーネ・ラッカーニ
JCL TEAM UKYO監督:田村 遼
レース公式サイト : https://en.tourdegyeongnam.com/
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live : https://www.youtube.com/@kcflive/streams
韓国南部の慶南地域で開催されるツール・ド・慶南の第4ステージが南海郡を舞台に開催された。ライントレースと周回レースを組み合わせた123kmのコースは、急勾配の29.8km地点にある3級山岳と後半の4級山岳を含む細かいアップダウン区間が続くコース設定。
JCL TEAM UKYOは、総合逆転を目指し、後手を踏まないように注意しながら後半のアップダウン区間で攻撃を仕掛けるプラン。
リアルスタートから数名が飛び出しては吸収を繰り返す展開。
20kmを過ぎた辺りで数名が飛び出し少しのタイムギャップを得るが、28km付近から始まる3級山岳でJCL TEAMUKYOがリーダーチームのアシスト勢を脱落させるために行ったペースアップにて程なく吸収される。KOM手前でKOMポイント争いを行うチェ・ヒョンミン(クムサン・インサム・チェロ)、リーダージャージのディラン・ホプキンス(ルージャイ・インシュランス)、アドネ・ファン・エンヘレン(トレンガヌサイクリングチーム)の3名が飛びだし、下りでヒョンミンが脱落。ホプキンスとファン・エンヘレンの2名がこのまま集団を引き離すべく逃げ続ける。リーダージャージと総合3位の2名の危険な逃げではあるが、JCL TEAM UKYOは山頂からからフィニッシュまで90kmという長距離を考えてこの2名を無理に追走せず、6名がまとまって追走を試みる。
40秒~50秒程度でこの2名の逃げをコントロールし続ける。86.5km地点に設けられた4級山岳の入口で20秒程までタイム差を縮めたところで小石、ダマト、ラッカーニがペースアップを行い10秒ほどまで一気にタイム差を縮め吸収にかかる。残り30kmを切った辺りで2名の危険な逃げを吸収する。その後、上りのたびにラッカーニがペースを上げるが、短く勾配のゆるい上りの連続のために決定的な差を作り出せない。残り25kmを切っても以前に集団から抜け出すことはできなかったので、ダマトのスプリントでの勝利に切り替え、ペースを作る。フィニッシュまで残り19kmほどの地点でホワイトハウス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)がアタック。この逃げは最大20秒ほどのリードを得るが、残り2kmほどのところで吸収されスプリント勝負へ。昨日はリードアウト役を務め2位となっていたリアム・ウェルシュ(シーキャッシュ・ボディーラップ)が優勝。位置取りで埋もれてしまったダマトは後方からのスプリントとなり3位となった。
TOUR DE GYEONGNAM NAMHAE STAGE RESULT
1. リアム・ウェルシュ(シーキャッシュ・ボディーラップ) 2:54:41
2. キム・ユロ(LXサイクリングチーム) st
3. アンドレア・ダマト(JCL TEAM UKYO) st
TOUR DE GYEONGNAM NAMHAE STAGE AFTER GC RESULT
1. ディラン・ホプキンス(ルージャイ・インシュランス) 12:15:34
2. シモーネ・ラッカーニ(JCL TEAM UKYO) +19s
3.アドネ・ファン・エンヘレン(トレンガヌサイクリングチーム) +23s