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【RADCE REPORT】Stage 3 / Sacheon Stage 119.9km
レース レポート
2025.06.07

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【RADCE REPORT】Stage 3 / Sacheon Stage 119.9km

ダマトがスプリント勝負で3位に

レース期間 : 6月6日
距離:126.7km
UCIカテゴリー: 2.2
出場チーム数: 22チーム(コンチネンタルチーム 20、ナショナルチーム 1、クラブチーム1)
出場選手数: 104名
JCL TEAM UKYOメンバー:アンドレア・ダマート、小石祐馬、石橋学、増田成幸、鎌田晃輝、シモーネ・ラッカーニ
JCL TEAM UKYO監督:田村 遼
レース公式サイト :https://en.tourdegyeongnam.com/

JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/

Live : https://www.youtube.com/@kcflive/streams

韓国南部の慶南地域で開催されるツール・ド・慶南の第 3ステージが泗川市を舞台に開催された。ライントレースと周回レースを組み合わせた 126.7kmのコースは、10km地点にある4級山岳以外には大きな上りのない平坦基調のコースが設定されている。

JCL TEAM UKYOは、鎌田、石橋、増田が逃げトライし、終盤にまとまるようであればダマトのスプリントにフォーカスする作戦で挑む。

この日もリアルスタートからアタックが何度もかかるが決定的な逃げはできずにスタートから 10kmに設定された4級山岳に集団のまま突入。リーダージャージを着るディラン・ホプキンスが同時の保持している KOMジャージを守るためペースアップ。これにラッカーニを含む 4名が反応し、5名の先頭集団が形成される。しかし、リーダージャージの乗った逃げをメイン集団が見逃すはずかなく、程なくして吸収され、再びアタック合戦となる。1時間ほどの合戦の末、 52kmを過ぎた辺りでキム・ユロ (LXサイクリングチーム )のアタックをきっかけに 6名の先頭集団が形成される。キム・ユロの他に、繰り下げで山岳賞ジャージを切るウェルシュ (シーキャッシュ・ボディーラップ )、ストラヴァース(ユニバースサイクリングチーム、ホワイトハウス (セントジョージコンチネンタルサイクリングチーム )、加藤(愛三工業レーシングチーム )、そしてJCL TEAM UKYOの増田成幸。

しかし、キム・ユロが 1分30秒遅れの総合8位に着けており、タイム差次第ではラッカーニを逆転される恐れがあるため増田はこの逃げに強調せずローテーションには加わらない。また、ウェルシュもスプリント勝負に持ち込むため同じくローテーションには加わらなかった。4名でのローテーションを繰り返す先頭グループは最大 2分50秒ほどのリードを得る。しかし、ストラヴァースが脱落し、加藤が落車で遅れ先頭グループは4名になる。メイングループではキム・ユロを警戒したタイ・コンチネンタルやトレンガヌが牽引に加わり徐々にタイム差を詰めていく。タイム差が2分を切った100km過ぎのタイミングでキム・ユロが先頭グループから飛び出し独走を開始。増田を含む3名はこれを見送り程なくして集団に吸収される。キム・ユロとのタイム差が 1分ほどに縮まったメイン集団からリーダージャージのホプキンスがアタック。この動きはJCL TEAM UKYOが潰し、カウンターで小石がアタックする場面も見られたがスプリントに持ち込みたいシーキャッシュを中心に集団をまとめにかかる。フィニッシュまでのこり 4kmを切ったところでキム・ユロを吸収したメイン集団はそのままスプリントの体制へ。シーキャッシュがトレインを組みウェルシュのリードアウトからスプリントを開始したキャメロン・スコット (シーキャッシュ・ボディーラップ )が優勝し、リードアウトしたウェルシュが 2位。スコットの後方からスプリントを開始したダマトじゃ追い上げきれず䛻に3位となった。

TOUR DE GYEONGNAM SACHEON STAGE RESULT
1. キャメロン・スコット (シーキャッシュ・ボディーラップ ) 2:54:01
2. リアム・ウェルシュ (シーキャッシュ・ボディーラップ ) st
3. アンドレア・ダマト (JCL TEAM UKYO) st

TOUR DE GYEONGNAM SACHEON STAGE AFTER GC RESULT
1. ディラン・ホプキンス (ルージャイ・インシュランス ) 9:20:53
2. シモーネ・ラッカーニ (JCL TEAM UKYO) +19s
3.アドネ・ファン・エンヘレン (トレンガヌサイクリングチーム ) +23s