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【RACE REPORT】Stage 2 / Geoje Stage 119.9km
終盤の3級山岳で飛び出したラッカーニが 2人でのマッチスプリントを制しステージ優勝!総合でも19秒差まで詰め寄る。
レース期間 : 6月5日
距離:119.9km
UCIカテゴリー: 2.2
出場チーム数: 22チーム(コンチネンタルチーム 20、ナショナルチーム 1、クラブチーム1)
出場選手数: 122名
JCL TEAM UKYOメンバー:アンドレア・ダマート、小石祐馬、石橋学、増田成幸、鎌田晃輝、シモーネ・
ラッカーニ
JCL TEAM UKYO監督:田村 遼
レース公式サイト : https://en.tourdegyeongnam.com/
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live : https://www.youtube.com/@kcflive/streams
韓国南部の慶南地域で開催されるツール・ド・慶南の第 2ステージが巨済市を舞台に開催された。ライントレースと周回レースを組み合わせた 119.9kmのコースは、昨日に引き続き断続的にアップダウンが続き 、後半には最大15.9%の急勾配が待ち受ける 3級山岳が勝負のポイントとなる。
JCL TEAM UKYOは、リーダーチームのルージャイ・インシュランスの選手たちが含まれない逃げを行かせ、ルージャイにメイン集団のコントロールさせてアシストの体力を消耗させ、 3級山岳で攻撃を仕掛けるプランでこのステージに挑んだ。
スタートから何度かアタックがかかり、 15kmを過ぎたあたりでプロンスキー (トレンガヌサイクリングチーム )ウェルシュ(シーキャッシュ・ボディーラップ )ウホ(ソウルサイクリング )の3名が逃げを決める。40秒ほどのタイム差が開いたところでホワイトハウス (セントジョージ・コンチネンタル )が飛び出し3名を追う。これにJCL TEAMUKYOの増田がジョインし 2名で先頭集団を追走する。しばらくは 50秒程度の差で追走していたが徐々にタイム差が開いてしまう。結果的にこの追走は先頭集団に追いつくことはできなかったが、 JCL TEAM UKYOが追撃の動きをして追いついてきた際にアシストをするためにこのまま追走の動きを止めないことを選択する。残り60kmを切った辺りから地元韓国の LXサイクリングチームがメイン集団を牽引し追走を開始。徐々にさを詰めていく。残り40kmを過ぎた辺りで先頭でも動きがあり、プロンスキーが脱落し 2名となる。後方でも程なくして増田が吸収される。
残り35km地点の上り坂でウェルシュがペースを上げ単独で先頭を走る。3分ほどのタイム差で 残り20km地点から始まる 3級山岳に突入。メイン集団では鎌田、増田、石橋が登り口からペースアップ。このペースアップによりメイングループはいくつもの分断が発生。集団の先頭からラッカーニがアタックを開始。KOM手前でファン・エンヘレン (トレンガヌサイクリングチーム )が追いつき2名となる。その後方ではトマ・ルバ (キナンレーシングチーム )、リーダージャージのホプキンス (ルージャイ・インシュランス )が追走するも小石がしっかりとマーク。この3名の追走にダマトもジョインする。総合での逆転を狙うラッカーニとファン・エンヘレンは協調し、残り 9km地点で先頭のウェルシュを捉えパスしていく。
後方では小石とマトが協調を避け、リーダージャージのホプキンスは単独で追走せざるを得なくなる。それでもタイム差はなかなか縮まらない。残り1kmを切り逃げ切りが決定的になるも、タイム差を広げるためラッカーニが先頭を引き続けたまま 2名でのマッチスプリントに突入。そのまま先頭でスプリントを開始したラッカーニが優勝!54秒遅れとなった5名の追走集団ではダマト先頭でフィニッシュを通過し 3位、小石が5位となった。総合ではボーナスタイム 10秒を含め1分4秒のタイムを挽回した。
TOUR DE GYEONGNAM GEOJE STAGE RESULT
1. シモーネ・ラッカーニ (JCL TEAM UKYO) 3:13:39
2. アドネ・ファン・エンヘレン (トレンガヌサイクリングチーム ) st
3. アンドレア・ダマト (JCL TEAM UKYO) +54s
TOUR DE GYEONGNAM GEOJE STAGE AFTER GC RESULT
1. ディラン・ホプキンス (ルージャイ・インシュランス ) 6:26:52
2. シモーネ・ラッカーニ (JCL TEAM UKYO) +19s
3.アドネ・ファン・エンヘレン (トレンガヌサイクリングチーム ) +23s