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【RACE REPORT】Stage 7 / AMANO 相模原ステージ 107.5km
レース レポート
2025.05.25

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【RACE REPORT】Stage 7 / AMANO 相模原ステージ 107.5km

ガリッボの山岳賞が確定 ファンチェルが個人総合リーダーをキープ

レース期間:5月24日
距離:107.5㎞ (10,9.㎞ +13.8km X 7周 )
UCIカテゴリー:2.2
参加チーム:16チーム(1PT、CT 13、NT1CLUB1)
出走選手数:82人
JCL TEAM UKYOメンバー:小石佑馬、ニコロ・ガリッボ、シモーネ・ラッカー二、ナホム・ゼライ、アンドレア・ダマート、アレッサンドロ・ファンチェル
日本最高峰のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」 7日目は、JCL TEAM UKYOの本拠地でもある神奈川県の相模原市で開催。橋本公園をスタートし、市街地を抜けて東京オリンピックロードレースコースに合流後,旧小倉橋を越えたところでリアルスタートを切る。1周13.8㎞の周回コースは、宮ケ瀬湖のほとり「鳥居原ふれあいの館」へ駆け上がる登り区間が設定され、起伏に富んだコースレイアウトとなっている。
例年、少人数の逃げや集団スプリントで勝負が決まることが多い相模原ステージであるが、JCL TEAM UKYOとしては残る2ステージで個人総合時間賞のリーダージャージを守り、大会4連覇を果たす上で重要な1日となる。また、ガリッボの着る山岳賞ジャージも守りたい。

橋本公園からスタートした集団は、リアルスタートから頻繁にアタックがかかるも、なかなか逃げが決まらない。それぞれのアタックを集団が追いかけては吸収する。途中の山岳賞ポイントでは、2位につける テグシュバヤール・バッサイカン(ROI)が逆転を狙うも、ガリッボが3回設定された山岳賞のうち2回をトップ通過して譲らず、山岳賞ジャージをほぼ手中にした。4周目途中から12名のアタックが決まり、大きな動きを見せる。逃げグループ12名のメンバーはトマ・ルバ(KIN)、本多晴飛(VCF)、ベンジャミン・プラデス(VCF)、 テグシュバヤール・バッサイカン(ROI)、レナルド・フェーゲ(RRN)、ヨン・クノレ(RRN)、ルーク・ブレナン(TBG)、 アラステア・クリスティー・ジョンソン(CBW)、ジョルジュ・ジュリッチ(TFT)、香山飛龍(SMN)、風間翔眞(SMN)、菅野蒼羅(BLZ)で、さらに次の5周目では今村俊介(WNR)が逃げ12名に追いついて13名の先頭集団を形成した。そのまま先頭13名の集団のままレースは進み、後方のメイン集団はJCL TEAM UKYOがコントロールする状況。最大1分差がついた先頭とのタイム差も最終回に入るとヴィクトワール広島をはじめ他のチームも牽引に加わり、残り半周で30秒ほどに縮まる。先頭は2名減って11名。先頭から2名が脱落し11名に絞られる中、残り3㎞を切り ベンジャミン・プラデス(VCF)、 ヨン・クノレ(RRN)、 今村俊介(WNR)がアタックし抜け出す。後方は、さらに差を縮めたメイン集団が迫る中で、最終コーナーから ベンジャミン・プラデスが抜け出してステージ優勝。6秒差でメイン集団はゴールし、山岳賞ジャージを着ているガリッボが10位でゴール。総合リーダーのファンチェルも同じ集団でゴールし、無事に個人総合時間リーダージャージをキープしている。いよいよ明日8日目は最終日、東京ステージです。総合優勝4連覇を目指し、チームで一丸となって戦い抜きます。

TOUR OF JAPAN    AMANO SAGAMIHARA  STAGE RESULT
1. ベンジャミン・プラデス(VC福岡)     2 時間24分29秒
2.  今村俊介 ( ワンティ・NIPPO・リユーズ)+1秒
3. ヨン・クレノ(レンべ・ラド・ネット)+1秒

TOUR OF JAPAN     AMANO Sagamihara  STAGE 7  RESULT(総合順位) :

1. アレッサンドロ・ファンチェル ( JCL TEAM UKYO) 16時間32分17秒
2. シモーネ・ラッカー二(JCL TEAM UKYO) +21秒
3.  ベンジャミン・ダイボール (ヴィクトワール広島 ) +1分9秒