JCL TEAM UKYO

NEWS

BACK
【RACE REPORT】Stage 4 / 美濃ステージ137.3km
レース レポート
2025.05.21

SHARE

facebook twitter line

【RACE REPORT】Stage 4 / 美濃ステージ137.3km

総合上位陣に変動なし ファンチェルが個人時間賞ジャージ、ガリッボは山岳賞ジャージをキープ

レース期間 : 5月21日
距離:137.3km
UCIカテゴリー: 2.2
参加チーム : 16チーム (1 PT, 13 CT, 1 NT, 1 CLUB )
出走選手数 :87人
JCL TEAM UKYOメンバー:アレッサンドロ・ファンチェル、アンドレア・ダマート、ニコロ・ガリッボ、小石祐馬、シ
モーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.toj.co.jp/

JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live : https://www.youtube.com/@BPAJch/streams

 

日本最高峰のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」 4日目は、今年で15年目の開催となる岐阜県美濃市が舞台。かつて美濃和紙で栄え、江戸時代にタイムスリップしたような古い町並みがスタート地点となる。 4kmのパレードランから、長良川沿いを走る 21kmの周回コースに入る。コース後半「もみじトンネル」の手前の登り区間に山岳ポイントが設定されているが、登りの難易度は高くないためスプリンター向けステージと言える。昨年のように少人数の逃げ切りが決まることもあるので、 JCL TEAM UKYOが総合リーダーを守るためには気が抜けない。ゴールが集団スプリントになればダマートにチャンスがある。

序盤から各チームのアタック合戦を経て、宇田川 塁(愛三)、アイマン・チャヒディ (トレンガヌ)、のヨン・クノレ(レンベ・ラド・ネット)が抜け出し3名の逃げが決まる。フィニッシュ・コントロールラインを過ぎて残り 6周を過ぎたところで風間翔眞(シマノレーシング )とカーター・ベトルス (ルージャイインシュランス )2名が先頭の3名に追いつき、5名の逃げグループが形成された。逃げを決めた 5名はメイン集団との差をどんどん広げていき、 3周目に入るころには最大4分10秒差までタイム差を広げた。

JCL TEAM UKYOのメンバーが入っているメイン集団もスプリンターを有するチームが牽引し、ゴールが近づくにつれ逃げ5名との差を詰めていき、残り 2周で1分15秒差まで縮まる。しかし、総合順位の逆転に全く影響のない 5名の逃げを容認する形でタイム差は再び広がる。先頭 5名は逃げ切りを意識してペースアップし残り1周でタイム差は2分。スタート時25°Cだった気温は30°C近くまで上がり、昨日のいなべステージが過酷だった影響かメイン
集団のペースはなかなか上がらない。ラスト 1周に入り、最後のもみじトンネルを過ぎたところで 5名の逃げ切りは決定的となった。

先頭5名のスプリント勝負になりステージ優勝は、愛三工業の宇田川 塁。メイン集団は16秒差まで詰めたが 6位争いの集団となり、ダマートが集団の 4着で9位ゴール。個人総合時間賞のファンチェルと山岳賞のガリッボは無事にメイン集団でゴールし、共にリーダージャージを守っている。

翌第5ステージは長野県の飯田ステージで、山に囲まれたアップダウンの激しいコースとなります。総合リーダージャージを守れるようチームワークで戦います。

ファンチェルのコメント
今日はチームメイトが逃げ集団との差がつかないよう、メイン集団をコントロールし守ってくれて感謝しています。明日から信州と富士山のハードなステージが続きます。今大会で総合優勝をするために、チームで一丸となってリーダージャージを守れるよう頑張ります。

TOUR OF JAPAN MINO STAGE RESULT
1. 宇田川 塁(愛三工業レーシングチーム )3 時間09分35秒
2. アイマン・チャヤディ(トレンガヌ サイクリングチーム )+0秒
3. ヨン・クノレ (レンベ・ラド・ネット ) +16秒

TOUR OF JAPAN Mino STAGE 4 GC
1. アレッサンドロ・ファンチェル ( JCL TEAM UKYO ) 8時間51分00秒
2. マティアス・ブレンホイ (TERENGGANU CYCLING TEAM) +0:16
3. 岡篤志(宇都宮ブリッツェン ) +0:33