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【RACE紹介】Tour of Japan Race Previwe
JCL TEAM UKYO ツアー・オブ・ジャパン4連覇を目指す
レース期間 : 5月18日~25日
総距離 : 769.5km
UCIカテゴリー: 2.2
参加チーム : 16チーム (1 PT, 13 CT, 1 NT, 1 CLUB )
出走選手数 :96人
JCL TEAM UKYOメンバー:アレッサンドロ・ファンチェル、アンドレア・ダマート、ニコロ・ガリッボ、小石祐馬、シモーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.toj.co.jp/
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live : https://www.youtube.com/@BPAJch/streams
Tour de KumanoでNicolò Garibboが山岳賞を獲得したJCL TEAM UKYOは、日本最高峰のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」に向け準備万端です。このレースは5月18日から25日にかけて開催され、短いTTに続いて7つのステージが行われます。
JCL TEAM UKYOの出場メンバーは、チームの主力選手たちです。小石祐馬は、前週に開催されたツール・ド・熊野の総合で6位に入り、今回はゼッケン1番を着用します。これは、昨年Giovanni Carboniがこのレースの総合優勝者であったためです。総合順位を狙うのはアレッサンドロ・ファンチェルとナホム・ゼライの2人です。ファンチェルは今年すでにAlUla Tourとジロ・ダブルッツォで総合8位を獲得しており、ゼライはツール・ド・ルワンダでエリトリア代表として出場し、ステージ優勝を果たしました。熊野で山岳賞を取ったガリッボも、ステージ優勝や各賞を狙って走ります。また、ラッカーニもクライマーとして強く、ツール・ド・台湾では総合8位、ジロ・ダブルッツォの第1・第2ステージでは7位と好調です。スプリンターとしてはアンドレア・ダマートが出場。彼はすでに今年、ツール・ド・台湾とツアー・オブ・オマーンでそれぞれステージ4位に入っています。
前述の通り、ツアー・オブ・ジャパンはショートTTと7ステージで構成されています。
第1ステージは堺での平坦な個人タイムトライアル( 2.6km)。非常に爆発力が求められるスタートになり、例年ではスプリンターが上位に名を連ねます。
続く第2ステージは京都で103.6km。けいはんなプラザ周辺のサーキットを6周回し、その中にある短い登り(1.2km、平均勾配4.2%)が2周目と4周目でKOM(山岳ポイント)として設定されています。フィニッシュは平坦基調です。
第3ステージのいなべは127kmで、8周の周回コース。中には短く急な登り( 900m、勾配8.8%)があり、勝負所となります。最後は小集団スプリントや残り周でのアタックで勝敗が決まりそうです。
第4ステージは美濃で開催され、6周のコース内には1.5km・平均勾配3.3%の登りがあり、最後5kmは緩やかな下り基調。
第5ステージの飯田はパンチャーや登りを得意とする選手向きの周回コースで、各周に2.2km・勾配6.3%の登りがあります。最後の登頂は残り10km地点で、そこから下ってラスト1kmは勾配4.2%。
第6ステージの富士山が今大会もクイーンステージ(最難関)。富士山の登りは非常に厳しく、最後の11.7kmは平均勾配10.1%、最大14%に達します。このステージが総合優勝者を決めるでしょう。
第7ステージ・相模原は109km。600m・勾配5.2%の登りがあるサーキットを7周しますが、基本的にはスプリンター向けのコースです。
最終日は東京ステージ。完全に平坦な104km(16周回)で、おそらく集団スプリントとなるでしょう。ゴール後、2025年ツアー・オブ・ジャパンの総合優勝者が表彰されます。
小石祐馬のコメント
このレースは我々にとって非常に重要です。日本チームとして、多くの日本企業のスポンサーにも支えられています。全8ステージすべてでベストを尽くします。今回は非常に強くていいチームで臨むので、やりたいことを実現できると信じています。
アレッサンドロ・ファンチェルのコメント
高い目標を持って臨みます。昨年のように、カルボーニが総合、マルチェッリがスプリントで勝利したような成果を今年も目指します。クライマーもスプリンターも揃っているので、毎日ベストを尽くします。いい結果が出せると確信しています。
歴代優勝者
2024 CARBONI Giovanni
2023 EARLE Nathan
2022 EARLE Nathan
2021 MASUDA Nariyuki
2019 HARPER Chris
2018 GARCIA Marcos
2017 PUJOL Óscar
2016 PUJOL Óscar
2015 POURSEYEDI Mirsamad