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【RACE REPORT】Stage 2 / 古座川清流コース 126.7km (42.6km x 3周)
プロトン先導で存在感を発揮 鎌田晃輝が山岳賞ジャージをキープ
レース期間 : 5月9日
距離 : 126.7km(42.6km x 3周)
UCIカテゴリー: 2.2
参加チーム : 19チーム(プロチーム: 1、コンチネンタルチーム: 16、クラブチーム: 2)
出走選手数 : 110人
JCL TEAM UKYOメンバー:小石祐馬、ニコロ・ガリッボ、小林 海、石橋学、増田成幸、鎌田晃輝
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.tourdekumano.jp/
JCL TEAM UKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live : https://www.youtube.com/@cycling-ch/streams
今年で25回目を迎えたツール・ド・熊野の第2ステージは、和歌山県南部の古座川を沿うように設定された42.6kmの周回コースが舞台となった。そこを3周する126.7kmコースには、平井峠に設定された3回のKOMポイント(3級山岳)と一枚岩前の2回のスプリントポイントが設定されている。
曇り空のなかアクチュアルスタートが切られ、直後に増田成幸( JCL TEAM UKYO)がアタックした。逃げを目指した増田の動きは集団に引き戻されたが、ここからJCL TEAM UKYOは集団牽引を開始する。そして最初のKOMポイントを小石祐馬( JCL TEAM UKYO)が先頭通過し、最大5ポイントをゲット。鎌田晃輝( JCLTEAM UKYO)は3位通過で2ポイントを加算し、着用する山岳賞ジャージの保持に務めた。
その後は抜け出す選手を集団が吸収する場面が続き、2周目、今村駿介(ワンティ・NIPPO・リユーズ)とニコロ・ガリッボ(イタリア、JCL TEAM UKYO)がアタックする。しかしこれも集団が引き戻し、再び飛び出した今村に山本元喜(キナンレーシングチーム)と新開隆人(ヴェロリアン松山)が合流し、3名で先頭集団を形成した。
JCL TEAM UKYOが長時間先導したプロトンは、先頭集団から1分34秒遅れで最終周回に入る。しかし新開、続いて山本が遅れ、今村が独走を開始。
プロトンは10秒差まで縮めたものの、今村が独走での優勝となった。
10秒遅れでフィニッシュしたプロトンの先頭はドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア、ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)が獲り、JCL TEAM UKYOの最高位は16位の小石。鎌田は見事、前日に獲得した山岳賞ジャージの保持に成功している。
増田成幸のコメント
第2ステージで注意すべきポイントはKOMへのアプローチと道幅が狭くなる区間(二ヶ所ほど)。1周目は鎌田を引き連れて山岳ポイントを加算させ、2周目以降は小石とガリッボをストレスのない安全な位置で走らせることに集中しました。レース後半は雨足も強まり、要注意区間では毎回他チームとの激しい位置どりもあったのでとてもナーバスな展開。終盤にあった落車の影響で、明日以降のプランには修正が入りましたが、チームで最高の結果を得られるように明日も全力を尽くします。
Tour de Kumano Stage 2 RANKING
1.今村駿介(ワンティ・NIPPO・リユーズ)
2.ドゥシャン・ラヨビッチ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)
3.ソーレン・ケイエ(ワンティ・NIPPO・リユーズ)
16.小石祐馬(JCL TEAM UKYO)
Tour de Kumano Stage 2 GC RANKING
1.今村駿介(ワンティ・NIPPO・リユーズ) 5:51:31
2.ドゥシャン・ラヨビッチ(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ) +0:03
3.岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +0:14
5.小石祐馬(JCL TEAM UKYO)+0:19