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【RACE REPORT】Stage 2 / Mezzolombardo – Vipiteno 178 km
レース レポート
2025.04.23

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【RACE REPORT】Stage 2 / Mezzolombardo – Vipiteno 178 km

ナホム・ゼライが第 2追走集団で19位フィニッシュ

開催日:4月22日
コース:Stage 2 / Mezzolombardo – Vipiteno (178 km)
参加チーム : 16チーム(WT 8、PT 5、CT 2、NT 1)
出走選手数 : 95人
JCL TEAM UKYOメンバー:アレッサンドロ・ファンチェル、マルク・カベド、石橋学、ニコロ・ガリッボ、 シモーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.tourofthealps.eu/it

JCL TEAMUKYO公式サイト :https://jcl-team-ukyo.jp/

非常にハードだった初日に続き、第 2ステージも簡単ではなかった。メッツォロンバルドからヴィピテーノまでの178kmには多数の登りが含まれており、 KOM䛸としてカウントされたのは 2つだけだったが、獲得標高は 3750mも及んだ。序盤の20kmは8km地点のサロルノ中間スプリントを含む平坦パート。 20km地点からは最初の KOM、モンテ・サン・ピエトロ(19.1km・平均勾配6.1%)が登場。山頂を越えた後も、サン・ヴァレンティーノ・ディ・ソプラ䛸カステルロット䛾登りが続き、䛹䛱らも KOM䛻䛿含まれ䛺いが非常に厳しい登坂だった。100km地点からは、フォルテッツァの 2つ目の中間スプリントを経由する長い緩斜面が続き、最後の周回コースへと入っていく。周回は 2周で、テレス・ディ・ソプラ( 4.2km・7%)の登りが含まれており、 1回目のみKOMが設定されていた。山頂を越えた後の 10kmでフィニッシュへ。うち半分はテクニカルな下り。

JCL TEAM UKYOの戦略は、逃げに乗ること、そして総合上位を狙うシモーネ・ラッカーニを守り良い位置をキープすることだった。

 

スタート直後、逃げを決めたのはクーン・ボウマン(ジェイコ・アルウラ)、ルーカス・マイラー(チーム・フォアアールベルク)、フラン・ミホルイェヴィッチ(バーレーン・ヴィクトリアス)の 3名。リーダージャージを持つジュリオ・チッコーネ擁するリドル・トレックはこの逃げを容認し、ステージ前半は後方で様子を見た。JCL TEAM UKYOの選手たちは集団内で状況を見ながら走行。サン・ヴァレンティーノ・ディ・ソプラの登りで苦しんだマイラーは、カステルロット急の勾配で遅れ、先頭は 2名に。集団との距離はどんどん縮まっていった。残り65kmで、トンネル区間を通過中のメイン集団内で大きな落車が発生。幸いにも JCL TEAM UKYOの選手は巻き込まれなかった。残り50kmで、集団が活性化し、何人かの選手が追走を試みた。ニコロ・ガリッボ( JCL TEAM UKYO)もアタックをかけたが、他の数名の選手とともに集団に吸収された。
この動きにより、逃げていたボウマンミとホルイェヴィッチも吸収された。その数km後、アレッサンドロ・ファンチェル( JCL TEAM UKYO)がアタック。誰も追わず、しばらく単独先頭に立ったが、40km以上の厳しいコースを独走するのは不可能と判断し、数分後には集団を待った。

最初の周回に入ると、デカトロン AG2Rラ・モンディアルがペースアップ。小集団が集団から抜け出し、フェリックス・ガルとポール・セイシャス(デカトロン AG2R)、ジュリオ・チッコーネとフアン・ペドロ・ロペス(リドル・トレック)、ロマン・バルデとマックス・プール(チーム・ピクニック PostNL)、ジェイ・ヒンドリー(レッドブル=ボーラ=ハンスグローエ)、ジェファーソン・アレクサンダー・セペダ( EFエデュケーション=イージーポスト)、ダミアーノ・カルーゾ(バーレーン・ヴィクトリアス)、ダヴィデ・ピガンゾーリ(ポルティ・ビジットマルタ)、デレク・ジー(イスラエル・プレミアテック)、ルカ・コヴィリ( VFグループ・バルディアーニ CSFファイザネ)が含まれた。下り区間で大きな力を見せた数名の選手、ナホム・ゼライ( JCL TEAM UKYO)とパンチャータイプのニコロ・ガリッボもこの先頭集団に復帰。2周目では、ジェフリー・ブシャール(デカトロン AG2R)がアタックを試みたが、しばらくして吸収された。

 

イスラエル・プレミアテックが集団を牽引する中、テレス・ディ・ソプラの登りでマイケル・ストーラー(チューダー・プロサイクリング)がアタック。これに反応できたのは、チッコーネ、ガル、セイシャスの 3人けだ。その後さらにアタックをかけたストーラーが、登りの頂上手前で単独先頭に。バルデ、ヒンドリー、セペダらが第 1追走グループに合流したが、オーストラリア人のストーラーがテクニカルな下りを駆け抜け、最終的に 41秒の差をつけて優勝。第2位争いのスプリントではセイシャスが勝利、 3位はバルデ。

JCL TEAM UKYOのナホム・ゼライは第 2追走残りグループに、最終的䛻に59秒遅れの19位でフィニッシュ。ラッカーニはこの日調子が上がらず、現在 JCL TEAM UKYOで総合最上位にいるのはニコロ・ガリッボ。現在総合25位、首位のストーラーからは 3分29秒差となっている。

STAGE 2 TOUR OF THE ALPS RANKING:
1. Michael Storer (Tudor Pro Cycling) in 5h00’02”
2. Paul Seixas (Decathlon AG2R La Mondiale Team) +41”
3. Romain Bardet (Team Picnic PostNL) s.t.
19. Nahom Zeray (JCL Team Ukyo) + 59”
STAGE 2 TOUR OF THE ALPS GC:
1. Michael Storer (Tudor Pro Cycling) in 8h42’02”
2. Paul Seixas (Decathlon AG2R La Mondiale Team) +41”
3. Giulio Ciccone (Lidl-Trek) s.t.
25. Nicolò Garibbo (JCL Team Ukyo) + 3’29”