NEWS
BACK
【RACE紹介】Tour of The Alps Race Previwe
春のイタリアレース最終戦に続いて参戦!
レース期間 : 4月21日〜4月25日
距離 : 746.9 km
UCIカテゴリー: 2.Pro
参加チーム : 16チーム(WT 8、PT 5、CT 2、NT 1)
出走選手数 : 112人
JCL TEAM UKYOメンバー:アレッサンドロ・ファンチェル、マルク・カベド、石橋学、ニコロ・ガリッボ、小林
海、シモーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.tourofthealps.eu/it
JCL TEAMUKYO公式サイト :https://jcl-team-ukyo.jp/
ジロ・ダブルッツォでのハードな1週間を経て、JCL TEAM UKYOはツアー・オブ・ジ・アルプスに臨みます。この大会は、ジロ・デ・イタリアの総合優勝候補たちが調整の場として選ぶ、格式高いステージレースです。
JCL TEAM UKYOは、招待を受けたわずか2つのコンチネンタルチームのひとつ。これは、チームの取り組みと実力が大会主催者に認められた証です。今回の出場メンバーには、日本チャンピオンの小林海と、昨年もこの大会を走った石橋学が含まれています。そして、アブルッツォで総合8位のファンチェル、13位のラッカーニと好調の2名に加え山岳に強いゼライ。コッピバルタリで山岳賞を獲得したカベド、ナショナルチームで出場したGPカラブリアで5位に入ったガリッボの7名で挑みます。
ツアー・オブ・ジ・アルプスは全5ステージで、どれも非常に厳しい山岳ステージです。
第1ステージは、トレンティーノ州を走るサン・ロレンツォ・ドルシーノ発着の148.5km。スタート後、アンダロへ向かう穏やかな登りを経て、ワインディングな下り坂に入る。その後、ヴァル・ディ・ノンとヴァル・ディ・ソーレを経て高度を上げ、1日のメイン登坂であるキャンポ・カルロ・マーニョへ。900mを登るこの一定勾配の登りを越えると、マドンナ・ディ・カンピリオからピンツォーロまでワイドなヘアピンで下る。27kmの平坦基調のあとにパッソ・デル・ドゥローネの登りが登場。ラスト9kmは不規則な登りで、残り2kmでは勾配が7~8%まで上がる。第2ステージは、メッツォロンバルドからヴィピテーノ/ラッチネスまで178km。今大会のクイーンステージに位置づけられ、3,750mの獲得標高がある。モンテ・サン・ピエトロのKOMから、パンチーな登りと下りが連続し、後半には16kmの周回を2周。各周にテレーヴェス・ディ・ソプラへの登り( 4km、平均7%、最大10%以上)がある。最後はテクニカルな下りで、ゴールまで8km。ゴール直前は石畳で、フィニッシュ地点の中心街では左カーブを抜けたスプリント勝負になる。
第3ステージは、145.5kmの南チロルルートで、スタートから55kmは完全な平坦。その後、初登場のウンテルモイ/アンテルモイアの登りでレースが動き出す。下りの後には、フルケル峠( Passo Furcia)が控えており、特に最後の4kmは2桁勾配の連続。さらにサン・カンディドで21kmの周回コースへ。モンテ・ヴェルシャコの5km登りから、11km先のゴールを目指し、テクニカルな下りで決着を迎える。最後の1.5kmは石畳を含む旧市街のワインディングな道。
第4ステージは、オーストリア・チロル州シリアンからスタートし、国境を越えてイタリアに戻る162.7km。ミズリーナ湖への登りから始まり、サント・アントニオ峠とモンテ・クローチェ・コメリコ峠を越えてサン・カンディドへ。再びチロルに戻り、アンラス・オーベリード、テッセンベルク、カルティッシャー峠の3つの登りが連続。カルティッシャーの中盤には特に厳しい勾配があり、山頂からは7kmの下りでゴールのオーバーティリアッハへ。最後の3kmは緩やかに登る。
最終第5ステージは、リエンツ発着の112.2kmのショートステージ。37kmの平坦のあと、15のヘアピンを含む**バンベルク登坂( 4.5km/平均10%)が出現。さらに2度目のバンベルク、そして決定的なストロナッハの登り(3km/平均13%)**へ。登坂後は10kmのダウンヒル+平坦でフィニッシュのリエンツ中心部へ。最後の300mは右→左の急コーナー。
ニコロ・ガリッボ
「このレースは自分にとって大切です。スタートリストのレベルがとても高く、ジロ・デ・イタリア出場予定の選手が多い。自分でもどうなるか分かりませんが、ベストを尽くして挑みます。私たちはコンチネンタルチームですが、シーズン最初からそうしてきたように、このレースでも存在感を示したいです。個人的にも体調はいいです。今年の悪運が終わっていてくれることを願います。」
石橋 学
「とても厳しいレースです。雨が多く、寒さもあります。それでも、全力を尽くしてレースに関わっていきたい。チームメイトのためにできる限りのサポートをして、好成績につなげたいと思っています。脚の調子は良いです。」
歴代優勝者
2024 LÓPEZ Juan Pedro
2023 GEOGHEGAN HART Tao
2022 BARDET Romain
2021 YATES Simon
2019 SIVAKOV Pavel