NEWS
BACK
【RACE REPORT】Stage 1 / Scerni – Crecchio 151 km
ファンチェルが3位に入り、新人賞ジャージを獲得!
開催日:4月16日
コース:Stage 1 Scerni – Crecchio (151 km)
参加チーム : 19チーム (2 WT, 5 PT, 11 CT)
出走選手数 : 132人
JCL TEAM UKYOメンバー:アレッサンドロ・ファンチェル、小石祐馬、アンドレア・ダマート、鎌田晃輝、増田成
幸、シモーネ・ラッカーニ、ナホム・ゼライ
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.ilgirodabruzzo.it/
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
ジロ・ダブルッツォ第1ステージは、スケルニからクレッキオまでの151km。前半は平坦基調でしたが、唯一の山岳賞(KOM)はボッカ・ディ・ヴァッレに設定されており、ここで山岳リーダージャージ(ブルージャージ)が争われました。その後は長い下り坂でリーパ・テアティーナの中間スプリントへ。最後の30kmはアップダウンの続く厳しいコースで、ゴールに向けた争いが熾烈になる展開でした。
JCL TEAM UKYOは、ファンチェルとゼライを総合リーダーとして守り、レース展開によってはダマートをスプリントを担当する戦略を採用しました。
序盤からハイペースで始まり、20km地点で3名の逃げ集団が形成されました。逃げたのはレメッリ( GeneralStore)、ブラカレンテ( Mbh Bank Ballan)、ズルロ( S.C. Padovani)。さらに、マリネン( Monzon-Incolor-Gub)が単独追走を試みましたが失敗。1時間後、逃げ集団は5分27秒のリードを得ていましたが、Israel – Premier Tech AcademyとUAE Team
Emirates – XRGがペースアップし、Q36.5とIntermarchéも加勢。逃げ切りの可能性は薄れていきました。
登りの頂上ではズルロが先頭を通過し、差は3分に縮小。下りでレメッリがクラッシュし、メイン集団に吸収。残った2人は中間スプリントに到達し、ズルロが1着で通過。その後もアタックは続きましたが、残り40kmで集団に吸収。アップダウンで絞られたメイングループにはファンチェッル、ラッカーニ、ゼライの3名が残りました。残り30kmで新たに8名がアタック。オリヴェイラ( UAE)が前方にいたため、UAEチームは追走せず、ラッカーニが集団先頭で積極的に働き、差を縮めました。最終的に7kmを切って全員吸収され、最後はハイスピードの登りスプリント勝負に。コーヴィ( UAE)が残り300mでスプリントを開始し、優勝。フィオレッリが2位、ファンチェッルが3位でゴール。
ファンチェッルのコメント
自分にとってもチームにとっても大きな成果です。もちろん勝ちを狙っていましたが、開幕ステージでの3位と白ジャージ獲得は特別です。最後の登りではブレンナーについていきましたが、その後UAEがペースを上げました。コーヴィはこのようなフィニッシュで非常に強く、僕も全力を出しましたがこれが限界でした。白ジャージと総合3位をキープしたいと思います。明日のステージは今日に似たプロフィールですが、木曜日のロッカラッソの登りが総合争いの鍵になります。
STAGE 1 GIRO D’ABRUZZO RANKING:
1. Alessandro Covi (UAE Team Emirates – XRG) in 3h34’10”
2. Filippo Fiorelli (VF Group – Bardiani CSF – Faizanè) s.t.
3. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) s.t.
STAGE 1 GIRO D’ABRUZZO GC:
1. Alessandro Covi (UAE Team Emirates – XRG) in 3h34’00”
2. Filippo Fiorelli (VF Group – Bardiani CSF – Faizanè) +4”
3. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) +6”
STAGE 1 GIRO D’ABRUZZO BEST YOUNG RIDER CLASSIFICATION:
1. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) in 3h34’06”
2. Marco Brenner (Tudor Pro Cycling Team) +4”
3. Martin Marcellusi (VF Group – Bardiani CSF – Faizanè) s.t.
4. Simone Raccani (JCL Team Ukyo) s.t.