セッティマーナ・インターナショナル・コッピ・エ・バルタリ第 4ステージはブリージゲッラを発着点とする 150.4 km。2つの周回コースを含む難しいステージだった。最初の周回(36.8 km)は3回走行し、フィニッシュ地点通過後すぐにモンティチーノの登りが設定された。次の20.6 kmの周回にはリオ・キエ峠(約 500mの区間で勾配10%)が含まれ、最終400mの登りはカーブが連続するテクニカルなレイアウトだった。

JCL TEAM UKYOはカベドを逃げに送り山岳賞ポイントを獲得、さらにファンチェッルを総合順位争いでサポート
することが狙いだった。

朝の雨も止み曇り空の下、レースがスタート。開始直後、山岳賞リーダーのカベドが積極的に逃げを形成した。この逃げにはステージ 2の勝者ポール・ダブル(ジェイコ)、ゴメス(ポルティ)、マルティーニ(テキンペス)も参加。その後、エーンコーン(スーダル)、カルツォーニ( Q36.5)らが合流し、計13人の逃げ集団が形成された。最初の山岳ポイントはエーンコーンが 1位通過、カベドは2位だったが、2回目の山岳ポイントはカベドがトップ通過し、山岳賞ポイントを 26に伸ばした。レース後半、逃げ集団は徐々に吸収され、メイン集団からの攻撃合戦に。終盤にベン・チュレット( Visma)が抜け出して単独勝利。ファンチェッルは追走集団内で 12位でフィニッシュ、総合順位を 16位で維持した。マルク・カベドは山岳賞ジャージを守り、 26ポイントで最終日へ。エーンコーンとは 5ポイント差。最終ステージでは15ポイントが争われるため、激しい戦いが予想される。

マルク・カベドのコメント
「今日の目標は逃げ集団に入り山岳ポイントを取ることでした。それが達成でき嬉しいです。名誉ある大会でグリーンジャージを着続けることができ、本当に嬉しく思っています。このジャージをチームに持ち帰れるよう、最後まで全力を尽くします」

SETTIMANA COPPI E BARTALI STAGE 4 RESULT:
1. Ben Tulett (Team Visma | Lease a Bike) in 3h41’21”
2. Igor Arrieta (UAE Team Emirates – XRG) + 6”
3. Mark Donovan (Q36.5 Pro Cycling) + 7”
12. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) s. t.
SETTIMANA COPPI E BARTALI STAGE 4 GC:
1. Ben Tulett (Team Visma | Lease a Bike) in 15h18’27”
2. Mark Donovan (Q36.5 Pro Cycling) + 18”
3. Igor Arrieta (UAE Team Emirates – XRG) + 23”
16. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) +2’12”
SETTIMANA COPPI E BARTALI STAGE 4 KOM CLASSIFICATION
1. Marc Cabedo (JCL Team Ukyo) 26 pts.
2. Pascal Eenkhorn (Soudal Quick-Step) 21 pts.
3. Magnus Sheffield (INEOS Grenadiers) 16 pts.