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【RACE REPORT】ステージ3 / Riccione – Cesena 142,1 km
雨天の厳しいステージ、マルク・カベドが山岳賞(グリーンジャージ)を守る。 ファンチェッルが総合16位に浮上。
開催日:3月27日
コース:Riccione – Cesena (142,1 km)
UCIカテゴリー: 2.1
参加チーム : 24チーム (7 WT, 8 PT, 10 CT)
出走選手数 : 168人
JCL TEAM UKYOメンバー:アレッサンドロ・ファンチェル、マルク・カベド、石橋学、小林海、増田成幸、鎌田晃
輝、ナホム・ゼライ
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : http://www.gsemilia.it/a31_sett-int-coppi-e-bartali.html
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live : https://www.youtube.com/@CiclismoLive/streams
セッティマーナ・インターナショナル・コッピ・エ・バルタリの第3ステージは非常に厳しいコース。リッチョーネからチェゼーナまでの142.1kmには、4つの山岳ポイント( 3つが2級、1つが3級)が設置された。モンテ・オリーボの急勾配を含む多くの登りと下りを経て、選手たちはソッリーヴォリの激坂( 1km・13%)を含む周回コースを3回走行。その後、最後の山岳ポイントであるディオラグアルディアを登り、2kmの下りを経てチェゼーナにフィニッシュするコース設定。JCL TEAM UKYOは山岳賞ジャージ保持のためマルク・カベドを逃げに送り出し、総合狙いのファンチェッルとゼライを守る戦略で臨んだ。
冷たい雨が降り続く厳しいコンディションの中、序盤からアタックがかかり、20km地点でゴメス(ポルティ)、カンプロビ(Q36.5)、コニシェフ(フォアアールベルク)が逃げを形成。追ってエーンコーン(スーダル・クイックステップ)も合流し、さらにボーダン( EF)が合流し4人がリード。しかし途中でボーダンが脱落し、エーンコーンが単独で先頭を走り、最初の2つの山岳ポイントを通過。計16ポイントを獲得し、カベドの山岳賞首位に2ポイント差まで迫った。
レース終盤、エーンコーンは集団に吸収されたが、その頃JCLのゼライがメカトラブルに見舞われ大きく遅れるトラブルが発生。一方、ファンチェッルは先頭約25名の集団に残り、好調を維持。最終登坂でヴァンセヴェナント(スーダル)がアタックをかけ、ジェイ・ヴァイン( UAE)がさらにアタック。ヴァインは独走で優勝、ファンチェッルは先頭から26秒遅れの17位でフィニッシュ。総合順位を16位に上げ、リーダーのマグナス・シェフィールド(イネオス)から1分50秒差となった。マルク・カベドは制限時間内に無事フィニッシュし、山岳賞ジャージを守った。しかしメカトラブルに苦しんだゼライ、増田、石橋は制限時間内にゴールできず、残念ながら第4、5ステージに進めないこととなった。第4ステージ以降、カベドは山岳賞ジャージ防衛、ファンチェッルは総合順位アップを目指す。
SETTIMANA COPPI E BARTALI STAGE 3 RESULT:
1. Jay Vine (UAE Team Emirates – XRG) in 3h40’58”
2. Magnus Sheffield (Ineos Grenadiers) +26”
3. Simone Velasco (XDS Astana Team) s. t.
17. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) s. t.
SETTIMANA COPPI E BARTALI STAGE 3 GC:
2. Magnus Sheffield (Ineos Grenadiers) in 11h47’13”
3. Ben Tulett (Team Visma | Lease a Bike) +3”
4. Simone Velasco (XDS Astana Team) +4”
16. Alessandro Fancellu (JCL Team Ukyo) +1’50”
SETTIMANA COPPI E BARTALI STAGE 3 KOM CLASSIFICATION
1. Marc Cabedo (JCL Team Ukyo) 18 pts.
2. Pascal Eenkhorn (Soudal Quick-Step) 16 pts.
3. Jay Vine (UAE Team Emirates) 13 pts.