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【RACE REPORT】ステージ5 / 美濃客家文化館 – 六堆客家文化園区 121.41km
小石祐馬がアジアンリーダージャージを獲得!ラッカーニが総合8位でフィニッシュしUCIポイントを獲得
開催日:3月20日
コース:美濃客家文化館 – 六堆客家文化園区 (121.41km)
参加チーム : 23チーム(プロチーム6、コンチネンタルチーム14、ナショナルチーム3
出走選手数 : 113人
JCL TEAM UKYOメンバー:小石祐馬、山本正喜、シモーネ・ラッカーニ、ニコロ・ガリッボ、アンドレア・ダマート
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.tourdetaiwan.org.tw/index_en.php
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live 配信 : https://x.gd/ZDA5P
ツール・ド・台湾2025の最終ステージは、スプリンターにとっての最後のチャンスであり、総合争いのボーナスタイム獲得の場でもあった。美濃客家文化館から六堆客家文化園区までの121kmは完全な平坦コースであり、レース中に3つの中間スプリントポイントが設けられた。ここでのボーナスタイムにより、総合順位が変動する可能性があった。JCL TeamUkyoは、総合エースのシモーネ・ラッカーニを守ることと、スプリンターのアンドレア・ダマートの好成績を狙う戦略でレースに挑んだ。
このステージは完全な平坦コースであったため、序盤から多くの選手が逃げを狙う展開となった。序盤は逃げたい選手、中間スプリントを狙いたい選手たちがアタックを続け、レースは高速で展開された。約45km地点で、ニコロ・ガリッボ(JCL TEAM UKYO)、メトケル・エヨブ(Terengganu Cycling Team)、ジャック・エイケン(St George Continental Cycling Team)、ルベン・ダリオ・アコスタ・オスピナ(Utsunomiya Blitzen)、ニコル・パレハ(Victoria Sports Pro Cycling)、新城 雄大(Kinan Racing Team)の6名が集団から飛び出し、逃げグループを形成した。この逃げグループには総合上位の選手が入っていなかったため、メイン集団はこの逃げを容認。この逃げグループは最大で1分20秒のリードを得たものの、スプリンターチームがペースを上げ、106km地点で集団に吸収された。レースは予想通り、集団スプリント勝負となった。
逃げを吸収したメイン集団は直後の中間スプリントをカヴィア(Burgos Burpellet BH)が1着で通過しボーナスタイム3秒を獲得。総合7位のラッカーニと同タイムとなる。中間スプリント後はスプリントトレインの戦いとなり、 アインホルン有するイスラエルのトレインが先頭で最終コーナーを通過。しかし、後ろから伸びたヘネキン(Euskaltel-Euskadi)が1位でフィニッシュ。位置取りがうまくいかなかったダマートは6位でのフィニッシュとなった。
小石もメイン集団でフィニッシュし、2年連続となるアジアンリーダージャージを獲得!
尚、総合7位でスタートしたラッカーニは残り3kmを切った辺りで機材トラブルにより集団から遅れてしまう。しかし残り3kmを切ってからのトラブルのため、メイン集団と同タイム扱いになる救済措置が適用されるが、同タイムで選手が並んでいる場合はフィニッシュでの着順が優先されるため遅れてゴールしたラッカーニは総合8位となった。
TOUR DE TAIWAN STAGE 5 RESULT
1. Paul Hennequin (Euskaltel-Euskadi) – 2h33’53”
2. Davide Bomboi (Unibet Tietema Rockets) – s.t.
3. Itamar Einhorn (Israel – Premier Tech) – s.t.
6. Andrea D’Amato (JCL Team Ukyo) – s.t.
TOUR DE TAIWAN FINAL GC
1. Brady Gilmore (ISRAEL-PREMIER TECH) – 11h10’50”
2. Moritz Kretschy (ISRAEL – PREMIER TECH) – s.t.
3. Jordi Lopez Caravaca (EUSKALTEL-EUSKADI) +6”
8. Simone Raccani (JCL Team Ukyo) – +12”