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【RACE REPORT】第4ステージ / 佛光山仏陀記念館 – 高雄国家体育場 146.4km
アンドレア・ダマートがスプリントで4位!小石勇馬は「アジア最優秀選手」ジャージをキープ!
開催日:3月19日
コース:佛光山仏陀記念館 – 高雄国家体育場( 146.4km)
参加チーム : 23チーム(プロチーム6、コンチネンタルチーム14、ナショナルチーム3
出走選手数 : 113人
JCL TEAM UKYOメンバー:小石祐馬、山本正喜、シモーネ・ラッカーニ、ニコロ・ガリッボ、アンドレア・ダマート
JCL TEAM UKYO監督:マヌエーレ・ボアロ
レース公式サイト : https://www.tourdetaiwan.org.tw/index_en.php
JCL TEAMUKYO公式サイト : https://jcl-team-ukyo.jp/
Live 配信 : https://x.gd/ZDA5P
総合争いが激化した2日間を経て、第4ステージはスプリンター向けの展開が予想されていました。146.4kmのコースには3つのKOMが設定されていましたが、いずれもゴールから遠く、総合争いに大きな影響を与える可能性は低いものでした。最初のKOM(3級)は56km地点2つ目のKOM(2.7km・勾配5.9%)はステージの中間地点3つ目のKOM(500m・勾配3%)はゴールまで遠い位置特に2つ目のKOMが唯一の攻撃ポイントでしたが、最後の50kmが完全に平坦だったため、スプリント勝負になる可能性が高いステージでした。JCL TEAM UKYOは、アンドレア・ダマートのスプリントに備えてエネルギーを温存しつつ、チームの総合リーダーであるシモーネ・ラッカーニを守る戦略を採用しました。
レース序盤から、多くの選手が逃げを試みる展開となりましたが、すべてのアタックが吸収されました。1回目のスプリントポイントを通過した直後に、ガリッボ、小石を含む6名が飛び出しますが最大1分ほどのリードしか得れず2回目のKOMを過ぎたところで吸収され、新たに3名が飛び出しました。
ブレイディ・ギルモア( Israel – Premier Tech)
ダニエル・カビア・サンツ( Burgos-BH)
タリ・レーン・ウェルシュ( Ccache X Bodywrap)
の強力な3名は最大で40秒のリードを獲得しました。しかし、プロトンは冷静に状況をコントロールし、この逃げは2回目の中間スプリントまで維持されました。ギルモアはこのスプリントを制し、3秒のボーナスタイムを獲得。この結果、ステージ終了後に総合リーダー(イエロージャージ)に浮上しました。2回目の中間スプリントを通過した直後にこの3名も吸収され集団は1つに。残り25kmのところでガリッボ、ラッカーニを含む7名が飛び出します。残り10km地点に設けられた3回目の中間スプリントをラッカーニが先頭で通過で3秒を獲得し総合6位まで1秒差に詰めました。また、2位に入ったガリッボが他の選手にタイムを取られないよう2秒を獲得しました。最大40秒のリードを得たこの逃げは残り5km地点で吸収され、ゴールスプリントの展開に。
Israel – Premier Tech のイタマール・アインホルンが力強いスプリントで優勝!
フィリッポ・フォルティン(Solution Tech)が2位、ポール・エネカン(Euskaltel)が3位に入りました。
JCL TEAM UKYOのスプリンター、アンドレア・ダマートはスプリントの出だしで少し出遅れましたが、素晴らしい加速を見せて4位でフィニッシュ!シモーネ・ラッカーニは、総合7位(+12秒)をキープしました。小石勇馬もメイン集団でゴールし、「アジア最優秀選手」ジャージを維持!
アンドレア・ダマートのコメント
「2日間の厳しいレースの後、今日は少し楽に走ることができた。集団内でエネルギーを温存し、最後のスプリントに集中できた。トップスプリンターたちの動きを見ながら加速したが、スタート位置が少し後ろすぎたため、4位に終わった。でも、良いスピードを出せたし、明日のスプリント勝負が楽しみだ!」
TOUR DE TAIWAN STAGE 4 RESULT:
1. Itamar Einhorn (Israel – Premier Tech) – 3h08’34”
2. Filippo Fortin (SOLUTION TECH VINI FANTINI) – s.t.
3. Paul Hennequin (Euskaltel-Euskadi) – s.t.
4. Andrea D’Amato (JCL TEAM UKYO) – s.t.
TOUR DE TAIWAN STAGE 4 GC:
1. Brady Gilmore (ISRAEL-PREMIER TECH) – 11h10’50”
2. Moritz Kretschy (ISRAEL – PREMIER TECH) – s.t.
3. Jordi Lopez Caravaca (EUSKALTEL-EUSKADI) +6”
7. Simone Raccani (JCL TEAM UKYO) – +12”