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【RACE紹介】JCL TEAM UKYOが『ミラノ〜トリノ』に招待されました
JCL TEAM UKYOが『ミラノ〜トリノ』に招待
JCL TEAM UKYOのプロジェクトが新たな重要な展開を迎えました。
2025年3月19日に開催される『ミラノ〜トリノ』への招待を受けました。
このイタリアのレースは世界最古のクラシックレースであり、毎年、世界トップレベルの選手たちが出場します。過去にはツール・ド・フランス通算35勝のマーク・カヴェンディッシュや、2023年のジロ・デ・イタリア覇者プリモシュ・ログリッチといったスター選手たちが優勝しています。
今年のミラノ〜トリノに招待されたコンチネンタルチームはわずか2チーム。そのうちのひとつがJCL TEAM UKYOであり、もうひとつのチームはイタリアのMBH Bank Colpack Ballanです。この招待は、JCL TEAM UKYOのプロジェクトと、これまでの成果が世界のレース主催者から高く評価されていることを示しています。
歴史あるクラシックレース
ミラノ〜トリノは、サイクリングファンにとって広く知られたレースです。第1回大会は1876年に開催され、今回で106回目の開催を迎えます。
この歴史あるレースでは、これまでに数々の名選手たちがこのレースを制しています。20世紀初頭のコスタンテ・ジラルデンゴ、1970年代のロジェ・ド・フラミンク、さらにジュゼッペ・サロンニ、フランチェスコ・モゼール、ジャンニ・ブーニョ、ローラン・ジャラベールなどがその名を刻んできました。また、2012年にはアルベルト・コンタドールが優勝し、その数週間後にブエルタ・ア・エスパーニャを制覇しています。
コース概要
3年連続でミラノ〜トリノはRho(ロー)をスタートし、174kmを走破したのち、スペルガの丘でフィニッシュを迎えます。スペルガは、アレハンドロ・バルベルデやヴィンチェンツォ・ニーバリといったレジェンドたちが勝利を収めた名所です。
スタート後、レースはマジェンタ、ノヴァーラ、ヴェルチェッリを通過し、最初の150kmには登りがありません。しかし、勝負が動くのは終盤のトリノ=サッシ付近から。ここから選手たちはスペルガへの最初の登坂(フィニッシュの600m手前で折り返し)を迎えます。
その後、リヴォドラを経由するテクニカルな下りを抜け、サン・マウロに戻ったのち、再び最終登坂へ。この最終5kmは2回繰り返され(最後の600mのみ1回)、トリノのコルソ・カーザーレからスペルガ聖堂への登りがスタート。平均勾配は9.1%、中盤には14%の急勾配区間があり、長い10%超の登りが続きます。最後の600mは8.2%の勾配が待ち受けます。
ミラノ〜トリノ 過去の優勝者
– 2024年 アルベルト・ベッティオール
– 2023年 アルヴィド・デ・クライン
– 2022年 マーク・カヴェンディッシュ
– 2021年 プリモシュ・ログリッチ
– 2020年 アルノー・デマール
– 2019年 マイケル・ウッズ
– 2018年 ティボー・ピノー
– 2017年 リゴベルト・ウラン
– 2016年 ミゲル・アンヘル・ロペス
– 2015年 ディエゴ・ローザ
出場チーム
UCIワールドチーム(6チーム)
– EF Education – EasyPost
– Intermarché – Wanty
– Movistar Team
– Team Picnic PostNL
– UAE Team Emirates
– XDS Astana Team
UCIプロチーム(11チーム)
– Equipo Kern Pharma
– Israel – Premier Tech
– Q36.5 Pro Cycling Team
– Solution Tech Vini Fantini
– Team Polti VisitMalta
– TotalEnergies
– Tudor Pro Cycling Team
– Unibet Tietema Rockets
– Uno-X Mobility
– VF Group BardianiCSF-Faizanè
– Wagner Bazin WB
UCIコンチネンタルチーム(2チーム)
– JCL TEAM UKYO
– MBH Bank Ballan CSB