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【RACE REPORT】Stage 5: Imty > Jabal Al Akhdhar (Green Mountain) / 138,5 km
レース レポート
2025.02.13

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【RACE REPORT】Stage 5: Imty > Jabal Al Akhdhar (Green Mountain) / 138,5 km

ナホム・ゼライがクイーンステージを 12位でフィニッシュし、総合 12位で大会を終える

開催日:2月12日
コース:Imty > Jabal Al Akhdhar (Green Mountain)
参加チーム : 18 teams (9 WT, 5 PT, 3 CT, 1 NT)
JCL TEAM UKYOメンバー: アレッサンドロ・ファンチェル, マルク・カベド, アンドレア・ダマート, ニコロ・ガ
リッボ, 石橋学, 増田成幸, ナホム・ゼライ・アラヤ
JCL TEAM UKYO監督:MANUELE BOARO

最終第5ステージは今大会のクイーンステージとして設定された。レースの最終決戦はグリーンマウンテン(ジャバル・アル・アフダル)の頂上フィニッシュ。コースの序盤は登りがなく、インティ( Imty)からアル・ジャバル( Al Jabal)へ向かう長い平坦区間が続いた。そこから最終の5.7km 平均勾配10.5%の急勾配を駆け上がる厳しいコースだった。JCL Team Ukyoのナホム・ゼライはアレッサンドロ・ファンチェルを守りながら最終の登りまで温存し、可能ならば逃げの乗ることを狙った。

スタート直後から速いペースでレースが進み、多くのアタックが仕掛けられた。15km地点で17名の逃げ集団が形成され、瞬く間に 20秒のリードを獲得。しかし、JCL TEAM UKYOの選手はこの逃げに乗れず、その後、追走を余儀なくされた。平坦区間では石橋学とマルク・カベドが集団牽引に貢献。
UAE Team Emirates-XRG、Groupama-FDJも追走をサポートし、逃げとの差はほぼ 2分のまま推移した。登りが近づくと、 UAE Team Emirates-XRGがペースアップを図り、差を 1分以内まで縮めた。最後のスプリントポイントを過ぎた鋭角なコーナーで落車が発生し、ガリッボが巻き込まれてしまう。幸い大事には至ら䛺なかったものの、ペースの上がった集団に追いつくことはできなかった。

落車の影響を受けなかったメンバーは、ゼライを最終登坂の好位置に導くことに成功。
そして、ここから勝負の登りが始まった。

逃げ集団ではヴァンセヴェナント( Soudalt)がアタックをかけ、エリクソン( Tudor)とファウラ(Burgos)のみがついていく展開に。一方、集団ではジェイ・ヴァイン( UAE)のペースアップで総合争いが激化。
この動きで多くの総合上位陣が脱落し、 JCL TEAM UKYOのファンチェルも遅れてしまう。残り3.5kmで逃げは吸収され、直後にアダム・イェーツ( UAE)が加速。ここで集団は7名に絞られ、ゼライも必死に食らいついたが、わずかに遅れをとった。残り3km、イェーツが再度アタック。唯一これに反応できたのはパレ・ペントル( Soudal)のみ。総合リーダーのダヴィド・ゴデュ( FDJ)はここで遅れてしまう。最後の1km、イェーツとパレ・ペントルは協力して先頭をキープ。ゴデュは単独で必死に追走するも、差は埋められなかった。最後のスプリントでパレ・ペントルがわずか 2秒差でイェーツを下し、ステージ優勝。イェーツは総合首位を守り、 Tour of Oman総合優勝を決めた。ナホム・ゼライは1分30秒遅れの12位でフィニッシュし、最終総合でも 12位(+2分12秒)となった。アレッサンドロ・ファンチェルは総合 24位でレースを終えた。

ナホム・ゼライのコメント
「今日は本当に厳しい 1日だった。スタートからゴールまで、ずっとハイペースでレースが進んだよ。
総合トップ10を狙って全力を尽くしたけど、最後はついていくことができなかった。正直、この結果には満足していない。次のレースではもっと良い成績を出せるように頑張るよ。チームメイトのみんなが 1日中サポートしてくれたことに本当に感謝している。」

 

STAGE 5 RESULT:
1. Valentin Paret-Peintre (Soudal Quick Step) in 3h13’15”
2. Adam Yates (UAE Team Emirates – XRG) +2”
3. David Gaudu (Groupama-FDJ) + 45”
12. Nahom Zeray (JCL Team Ukyo) + 1’30”
FINAL GC
1. Adam Yates (UAE Team Emirates – XRG) in 21h13’18”
2. Valentin Paret-Peintre (Soudal Quick Step) +6”
3. David Gaudu (Groupama-FDJ) +39”
12. Nahom Zeray (JCL Team Ukyo) +2’12”