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【RACE REPORT】Stage 4: Oman Across Ages Museum > Oman Convention and Exhibition Center / 181,5 km
ダマートはスプリントで閉じ込められ、トップ10入りを逃す。ゼライは総合11位で最終ステージへ
開催日:2月11日
コース:Stage 4: Oman Across Ages Museum > Oman Convention and Exhibition Center
参加チーム : 18 teams (9 WT, 5 PT, 3 CT, 1 NT)
JCL TEAM UKYOメンバー: アレッサンドロ・ファンチェル, マルク・カベド, アンドレア・ダマート, ニコロ・ガリッボ, 石橋学, 増田成幸, ナホム・ゼライ・アラヤ
JCL TEAM UKYO監督:MANUELE BOARO
Tour of Oman第4ステージはスプリンターにとって最後のチャンスとなるステージ。181.5kmのコースはオマーン・アクロス・エイジズ博物館を出発し、オマーン・コンベンション&エキシビションセンターにゴール。コースには登りがなく、後半は広い道を使った長い下り基調のルートだった。ポイントとなるのは、アリヤ( Al Alya)とアド・ダスル( Ad Dasur)での中間スプリント。ここではボーナスタイムが争われた。JCL TEAM UKYOはスプリンターのアンドレア・ダマートを守りつつ、総合争いで12位につけるナホム・ゼライを安全にゴールさせることを目標にレースに臨んだ。
スタート直後、ティマチャイ( ROOJAI)、モハド・シャブリ( Terengganu)、アル・ヤクービ( Oman)の3人が逃げを決めた。集団は序盤は追走の意思を見せず、25km地点で9分15秒のリードを許した。しかし、強力なスプリンターを擁するVisma | Lease a Bikeがペースを上げ、メイン集団の牽引を開始。JCL TEAM UKYOの選手たちは集団内でリスクを避けながら走行した。レースが進むにつれ、逃げグループからアル・ヤクービが脱落し、集団に吸収された。その後、モハド・シャブリがパンク。ティマチャイは彼を待ち、2人で再び逃げを試みた。しかし、残り75kmで集団との差は2分30秒まで縮小。追走集団はフルスピードではなかったが、逃げ切るには厳しい状況となった。Visma | Lease a Bikeの牽引に加え、他のチームもペースアップを開始。ティマチャイはモハド・シャブリを振り切り、単独で逃げを続けるが、残り10kmで集団に吸収された。
Uno-X Mobilityが最終1kmを先頭で牽引し、ブリクラ( Uno-X)を好位置に導いた。しかし、オラフ・コーイ( Visma | Lease a Bike)がスプリントを制し、今大会2勝目を挙げた。ジャコモ・ニッツォーロ( Giacomo Nizzolo)が2位に入った。JCL TEAM UKYOのダマートは、ビトナー( Picnic)の後ろにつく選択をしたが、ポジションが悪く前に出られず11位でフィニッシュ。ファンチェルが16位、ガリッボが20位で続いた。ゼライは集団内で安全にレースを終え、総合順位を11位に上げた。最終ステージはグリーンマウンテン( Green Mountain)の登坂フィニッシュとなり、総合争いが決着する。
アンドレア・ダマートのコメント
「思っていたようなスプリントができなかった。自分の全力を出せなかったよ。ステージ自体は簡単で、レースペースもそれほど速くなかった。最後はビトナーの後ろについたけど、スプリントのタイミングで前に出られなくて、力を出し切れなかった。でも、自分のポジション取りが完璧じゃなかったのも確か。この経験を次に活かすよ。」
STAGE 4 RESULT:
1. Olav Kooij (Visma | Lease a Bike) in 4h31’35”
2. Giacomo Nizzolo (Q36.5 Pro Cycling Team) s.t.
3. Orluis Aular (Movistar) s.t.
11. Andrea D’Amato (JCL Team Ukyo) s.t.
STAGE 4 GC
1. David Gaudu (Groupama-FDJ) in 18h00’26”
2. Adam Yates (UAE Team Emirates – XRG) +6”
3. Damien Howson (Q36.5 Pro Cycling Team) +12”
11. Nahom Zeray (JCL Team Ukyo) +44”