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【RACE REPORT】Stage 3: Fanja > Eastern Mountain (180,8 km)
レース レポート
2025.02.11

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【RACE REPORT】Stage 3: Fanja > Eastern Mountain (180,8 km)

ゼライがイースタン・マウンテンでの激戦を12位でフィニッシュ!

開催日:2月10日
コース:Stage 3: Fanja > Eastern Mountain
参加チーム : 18 teams (9 WT, 5 PT, 3 CT, 1 NT)
JCL TEAM UKYOメンバー: アレッサンドロ・ファンチェル, マルク・カベド, アンドレア・ダマート, ニコロ・ガ
リッボ, 石橋学, 増田成幸, ナホム・ゼライ・アラヤ
JCL TEAM UKYO監督:MANUELE BOARO
レース公式サイト : https://www.tour-of-oman.com/en

JCL TEAMUKYO公式サイト : ttps://jcl-team-ukyo.jp/

ツール・オブ・オマーンは第3ステージで初の山岳フィニッシュを迎えた。レースはファンジャからイースタン・マウンテンまでの180.8km。コースの大部分は平坦だったが、スタート直後からムグバリヤへ向かう道は徐々に上り基調となり、そこに最初の補給地点が設けられていた。その後はフィニッシュ地点であるイースタン・マウンテン(4.6km・平均勾配8.5%、最大11%)までほぼ平坦なコースが続いた。スタート時点で、これは総合成績(GC)を争う選手たちにとって最初の本格的な勝負の場になると誰もが分かっていた。JCL TEAM UKYOはファンチェルとゼライをエースとして、彼らを良い位置で最終登坂に送り込むことを目標にレースに臨んだ。

スタート直後6人の選手が逃げ集団を形成。ヴィノクロフ( Astana)、ブーラホイテ( Total)、アル・ラハビ、アル・ワヒビ(共にOman)アミルル・マズキ、ミティアディス(共にTerengganu)この逃げ集団はすぐに3分のリードを築いたが、スーダル・クイックステップとUAEチーム・エミレーツXRGがペースを上げて追走を開始。その後、逃げ集団からアル・ワヒビが脱落。補給地点を過ぎた後にはアル・ラハビも遅れ、先頭は4人に絞られた。プロトン内ではJCL TEAM UKYOの選手たちはリスクを避けつつレースを進めた。レースが進むにつれ、逃げ集団でも遅れる選手が出始め、100km地点でアミルル・マズキが脱落。その直後、ミティアディスがメカトラブルに見舞われ、先頭はヴィノクロフとブーラホイテの2人だけとなった。

しかし、ここでJCL TEAM UKYOのファンチェルと増田が落車。2人とも大事には至らず、レースに復帰。残り距離が少なくなると、集団はハイスピードで逃げを追い、先頭のブーラホイテもヴィノクロフに遅れ、単独で逃げ続ける形となった。しかし、最終登坂イースタン・マウンテンの2km手前でヴィノクロフも吸収された。集団はグルパマ-FDJがペースを作り、次々と選手が脱落していく展開に。
JCL TEAM UKYOの選手たちも苦戦し、ファンチェルは残り1.5kmで遅れ、ゼライは位置取りに苦しむ。
残り200m、ダヴィド・ガデュ(グルパマ-FDJ)がアダム・イェーツを突き放し勝利。ゼライは優勝者から33秒遅れの12位でゴール。ガリッボは25位、ファンチェルは30位でフィニッシュ。落車の影響もあり、ファンチェルの総合順位は下がったものの、JCL TEAM UKYOの選手たちは全員完走。明日の第4ステージはスプリンターにとって最後のチャンスとなるマスカット・フィニッシュ。最終日に控えるグリーンマウンテンの登坂に向け、チームは引き続き戦い続ける。

ナホム・ゼライのコメント
「今日は悪くない1日だったけど、正直なところ結果には満足していない。12位は悪くないけど、自分が目指していた順位ではなかった。次のレースではもっと良い成績を目指して全力を尽くす。最終日のグリーンマウンテンでは総合トップ10入りを狙って戦うよ!」

STAGE 3 RESULT
1. David Gaudu (Groupama-FDJ) in 4h16’10”
2. Adam Yates (UAE Team Emirates – XRG) +1”
3. Damien Howson (Q36.5 Pro Cycling Team) +5”
12. Nahom Zeray (JCL Team Ukyo) +33”
STAGE 3 GC
1. David Gaudu (Groupama-FDJ) in 13h28’26”
2. Adam Yates (UAE Team Emirates – XRG) +6”
3. Damien Howson (Q36.5 Pro Cycling Team) +12”
12. Nahom Zeray (JCL Team Ukyo) +44”