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【RACE REPORT】宇都宮ジャパンカップ ロードレース
レース レポート
2024.10.22

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【RACE REPORT】宇都宮ジャパンカップ ロードレース

過去最速の JAPAN CUP!山本選手、小石選手が善戦するも一歩及ばず 岡選手が 17位で最高位でフィニッシュ

レース期間 2024年10月19日
レース形式 UCI1PRO ロードレース
総距離 144.2km
出場チーム 20チーム(WT 7チーム、PRT 3チーム、CT 8チーム、日本選抜チーム)
出走 120名
JCL TEAM UKYOメンバー:山本選手、岡選手、小石選手、増田選手、アール選手、ペゼンティ選手
監督:ボアロ監督
大会URL:https://www.japancup.gr.jp/

JCL TEAM UKYO HP: https://jcl-team-ukyo.jp

1990年に宇都宮市森林公園周辺で行われた世界選手権ロードレースをきっかけに、今や栃木県を代表するスポーツイベントとして認知されたジャパンカッププロロードレース。 3大ツールで活躍するチームや選手たちが毎年数多く参戦し、日本のトッププロ選手たちと戦う夢の舞台です。

コースは宇都宮市森林公園内の古賀志林道にスタート /ゴール地点を置く . 1周10.3km/標高差185mを14周回する144.2km。コースのメインとなる古賀の登のりには多くの観客が詰め寄り、路面に選手への応援メッセージが書き込まれ、まるでツールのシーンが日本に現れたような雰囲気に包まれます。UCIのステータスは国内唯一の1.PROクラス。多くの配点が付与される大会だけにチームとして最も重要なレースの一つとなっています。 JCL TEAM UKYOは短い登りとスプリントに強いペゼンティ選手をエースに、序盤からの主要な展開には山本選手と小石選手が対応し追手にならないレースを運ぶ作戦で挑みました。

レース䛿近年スタートからハイペースで進行する傾向にあり、今年もまた 1周目から大きな展開が生まれました。 1周目䛾下りで抜け出した 6名䛿人数を減らしながら 4名となり、プロトンと45秒䛾差でリードします。 JCL TEAM UKYOから䛿山本選手、 JAYCO イェーツ選手、Bharain パスクアロン選手、 EF シュタインハウザー選手という構成。山本選手䛿ワールドツアークラス䛾展開に同調する力を魅せ、日本ファン䛾期待を大きく膨らましました。

4周回逃げ続けた山本選手を含む先頭グループは急激にペースを上げて追走してきた 11名に捕まり次の展開へ進みます。山本選手はここでも山岳を力走し、レースの最前線で戦います。更に数名が追いついた6周目、山岳賞を過ぎた後のタイミングでアタックが掛かり、ここでは小石選手がしっかりとレースに対応します。

さらにレースが激しく動き、メンバーが入れ替わる中、山本選手の粘りの走りで食らいついていきますが、エース級選の選手たちがこの前方に固まる中、エースのペゼンティ選手が後方のグループに取り残されたことによりチームの戦況は苦しくなっていきます。残り 6周となり各チームのエース級の駆け引きが激化すると、ここまで善戦した小石選手や山本選手も先頭グループから遅れ始めます。後方のグループも 3つに分断され、アール選手と岡選手は第 3グループ、増田選手とペゼンティ選手は第 4グループに残る形となりました。

先頭グループからドロップした山本選手と小石選手は、後方グループに飲まれるも更に脱落する展開、第3グループに残ったアール選手と岡選手がチーム内では上に位置するポジション。しかし、先頭グループとの差䛿は大きくトップ 10は見えない状況となります。

残り4周、先頭グループは EFのパウレス選手の鋭い攻撃で 5名と絞られレースに決定的な状況を作ります。この勢いは止まらず、最終周のゴールスプリントでも大きく抜け出しパウレス選手が優勝します。岡選手とアール選手は 14位争いのグループでホームストレートに現れ、それぞれ17位と20位でフィニッシュしレースを終えました。

JCL TEAM UKYOは前半から中盤にかけてワールドツアー選手たちを相手に戦う意志を走りで見せましたが、後半にメンバーを残すことが出来ず悔いの残るレースとなりました。しかし、目指した高い壁に全力でぶつかったことで、来シーズンへの成長に繋がる課題を各自が享受することも出来た事は大きな収穫でもありました。

宇都宮ジャパンカップ ロードレース RESULT
DST 144,2km Ave 40.5km/h
1 POWLESS Neilson EF Education 3:33:30
2 VAN WILDER Iran Soudal Quick step +0:00
3 MOHORIC Matej Bharain Victorius +0:00
17 OKA Atsushi JCL TEAM UKYO +7:22
20 EARLE Nathan JCL TEAM UKYO +7:22
30 MASUDA Nariyuki JCL TEAM UKYO +11:50
32 PESENTI Thomas JCL TEAM UKYO +11:50
DNF:KOISHI Yuma / YAMAMOTO Masaki

JCL TEAM UKYOの応援ありがとうございました!