NEWS
BACK【RACE REPORT】マイナビ ツール・ド・九州 2024 Stage2 |南阿蘇 138㎞
ラスト1㎞までで独走で粘った小石選手のロングエスケープ!そして、総合8位に浮上! 序盤から攻撃のレースを繰り広げたJCL TEAM UKYO
レース日程 2024年10月13日
レース型式 第2ステージ 小国ー南阿蘇 108km
出場チーム 17チーム(WT 2チーム/PRT 2チーム/CT 13チーム)
出走 91名 完走87名
JCL TEAM UKYOメンバー:岡篤志選手、山本大喜選手、石橋学選手、小石祐馬選手、鎌田晃輝選手、アール
・ネイサン選手
JCL TEAM UKYO監督:ボアロ・マヌエレ監督
大会HP:https://www.tourdekyushu.asia/
Official YouTube:https://www.youtube.com/@tourdekyushu
JCL TEAM UKYO HP: https://jcl-team-ukyo.jp
第2ステージは下り基調にスタートした後ボーナスタイムもかかったスプリントポイントを通過。そして、箱石峠を皮切りに阿蘇東部の山岳周回コースに入ります。周回中の山岳も局所的に非常にハードな勾配となっており、クライム力の力量の差がプロトンを小さく絞っていくレイアウト。山岳周回を終えて下りきると南阿蘇にゴールを迎える108㎞のコースです。JCL TEAM UKYOは4名以上のエスケープを逃がさないように先手を打っていく作戦でレースに挑みました。
レースは阿蘇の高原地区、小国からスタートしました。序盤からシマノの香山選手がファーストアタックを仕掛け、これに3名が追走する形で最初の動きが生まれました。高速ダウンヒルを抜けた先で、先頭グループは約40秒のタイムギャップを確保し、最初のスプリントポイントを通過します。
その後、プロトンからアール選手が単独で飛び出し、1級山岳を前に先頭グループに合流。リードを1分45秒まで広げ、チームにとって有利な展開となります。JCL TEAM UKYOの選手たちはここで冷静にポジションアップと補給を行い、次に備えました。そして迎えた1級山岳では、CORRATECの選手たちが交互にアタックを仕掛け、ハイペースのヒルクライムが展開。これにより多くの選手が脱落し、11kmにわたるヒルクライム区間で、プロトンは先頭との差を一気に縮めました。アール選手は、山岳ポイントを1位で通過し、その後プロトンに戻るタイミングを図ります。
プロトンが山岳周回の入り口で先頭を吸収すると、その隙を狙ってアタックの応酬がはじまります。これには山本選手や岡選手が鋭く対応します。そして、CORRATECのサムディオ選手のアタックに同調した小石選手のアタックがこの日の次の動きを作り出します。キナンのルパ選手、マトリックスのトリビオ選手らが合流すると5名のリーディンググループはプロトンから40秒ほどのギャップを稼ぎ先行します。
JCL TEAM UKYOは常に先行してアール選手を送り込んでいる事で優位にレースを運びます。山岳周回区間を終えたレースは一気に南阿蘇の平野に下ります。そして、逃げ続ける小石選手はボーナスタイムがかかったスプリントポイントを1位で通過、3秒を獲得し総合順位を上げることに成功します。残り4㎞、リーダーチームのASTANAを中心に追走体制を強めるプロトンとの差は10秒いよいよ捕まるのも秒読みかという場面で小石選手は単独アタックで勝負に力走します。
各チームのスプリントトレインで更にペースアップするプロトンと先行し粘り続ける小石選手との攻防はラスト1㎞を切るところまで続きましたがプロトンに飲み込まれてしまいます。ゴールは目前、丘を駆け上がるゴールスプリントでは強力なスプリント力を持つTotal Energiesのジャニエール選手が頭一つ抜け出してゴールを制します。JCL TEAM UKYOは岡選手の11位が最高位となりレースを終えました。
第2ステージの結果、小石選手は3秒獲得で総合8位に浮上。
アール選手も最初の山岳ポイントを1位通過したことで山岳ポイント総合ランキングで3位となりました。
明日は最終日、JCL TEAM UKYOの応援よろしくお願いします!
Mynavi Tour de Kyushu 2024
Stage2 |Oguni – Minami ASO 108km
Result
DST 108km Ave 43.8km/h
1 JEANNIERE Emillem Total Energies 2:27:51
2 SMIROV Ivan Astana Kazaqstan +0:00
3 NERURKAR Lukas EF Educations +0:00
11OKA Atsushi JCL TEAM UKYO +0:00
General Classification
1 JEANNIERE Emillem Total Energies 5:44:59
2 NERURKAR Lukas EF Educations +0:09
3 CHARMIG Anthon Astana Kazaqstan +0:16
8 KOISHI Yuma JCL TEAM UKYO +0:27
小石選手のコメント
「勝ちたかった!今日はボーナスタイム獲得も視野に入れて逃げに乗った。追い風や道の狭さから逃げ切るのにも良いシチュエーションであることから最後まで諦めずに戦ったけど、最後は少し足りなかった。これもレース、明日を頑張ります」