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【RACE REPORT】28th Tour de Langkawi (2.Pro)
STAGE1 to STAGE3
大会期間:2024年9月29日~10月6日
カテゴリー:UCI 2.PRO
レース形式:ステージレース 8ステージ 1190km
開催地:マレーシア
出場:22チーム 132名
WT 3チーム PRT 7チーム CT 9チーム NAT 3チーム
JCL TEAM UKYOメンバー:
増田選手/小石選手/石橋選手/カルボー二選手/ペゼンティ選手/マルチェッリ選手
大会オフィシャル HP :http://www.letourdelangkawi.my/
Stage 1 | Kuah - Kuah 96.5km ペゼンティ選手が主力グループでロングエスケープ ! ゴールスプリントでマルチェッリ選手が 4位に飛び込む
Tour de Langkawiの第1ステージはランカウィで行われ、スタートとゴールはクアの町です。コースは 96.5kmのループで平坦な地形が多く、スプリンターにとって有利なステージと予想されました。JCL TEAM UKYOはスプリンター・クライマー・GC・アシストまでバリエーションに富んだメンバー。こスのテージはマルチェッリ選手のスプリントに優位な展開で挑みました。
レースは序盤から地元マレーシア勢が抜け出そうと激しいアタックが繰り広げられます。そして、レースはSkipCaptal・Euskartel・Terengganu、そしてJCLTEAM UKYOからペゼンティ選手の 4名のリーディンググループが形成された事で動きます。最大1分30秒ほどのギャップが開きますが、Dsm・EF・ASTANAなどがタイム差をキープし ながらゴールに向けて徐々に詰めていく展開となります。そして、先頭グループも人数を減らしながら進行し、残り 35km付近でプロトンがこれをキャッチします。
終盤に振り出しに戻ったレースは単独で抜け出す選手の展開が続きますが、各チームのスプリントトレインによるハイスピードに飲まれゴールスプリントへ発展。横に大きく広がったスプリントを頭一つ抜け出して制した ASTANAのシリツァ選手が自身 4度目のTour de Langkawiのステージ優勝を果たします。JCL TEAM UKYOはマルチェッリ選手が 4位に飛び込み第1ステージを上位で終える結果となりました!
Tour de Langkawi Stage1 Result
DST 96.5km Ave 46.46km/h
1 SYRITSA Gleg Astana Qazaqstan 2:04:37
2 VAN UDEN Casper Team Dsm-firmenich +0:00
3 CONFORTI Lorenzo VF Group Bardiani +0:00
4 MARUCELLI Matteo JCL TEAM UKYO +0:00
Stage 2 | Arau - Butterworth 154.5km マルチェッリ選手がステージ優勝! 大接戦のゴールスプリントを制しました!
第2ステージは、アロー( Arau), ペルリス州をスタートしてバターワース(Butterworth)へ向かう154km。ペナン州のほとんどがフラットなコースで、スプリンターにとって有利なステージです。ペナン島へ渡る前に長い直線道路を走る部分が多く、ハイスピードの展開が予想されました。 JCL TEAM UKYO はスプリンターのマルチェッリ選手をエースにこのステージに挑みました。
この日も序盤から積極的に抜け出しを図るのは選手たちでレースは活性化。 20km過ぎに6名のアジアのコンチネンタルチーム中心にリーディンググループが形成されるとリーダーチームのASTANAはこれを容認。最大で約 2分のタイムギャップが開きます。JCL TEAM UKYOの選手たちはゴールスプリントに向け着々と補給を摂りながら、灼熱のレースでコンディションを整えます。一方先頭グループは人数を減らしながら進行、残り 20km近くになるとEFが追撃の牽引に入り一気に差が縮ま
りこれを吸収します。カウンターで抜け出だしを図る選手が出るなか、プロトンはゴールスプリントに向け各チームがフォーメーションを形成します。
全ての展開を振り出しに戻したプロトンはゴールに向け高速で進行。レースは大規模なゴールスプリントに展開します。各チームのスプリンターが横一線に並んだゴール前200m、右手からマルチェッリ選手が猛烈に捲りに現れます。ゴールライン寸前、 Poltiのペニャルベール選手とほぼ車輪を並べて車輪を投げたマルチェッリ選手。写真判定の結果、寸差で勝利を勝ち獲る結果となりました。後方では大規模な落車があり、カルボー二選手が負傷しますがチームメイトに押されてゴールを切るなど波乱もありましたが、マルチェッリ選手の優勝によりチームは歓喜に湧きました。
Tour de Langkawi Stage2 Result
DST 154.5km Ave 43.1km/h
1 MALUCELLI Matteo JCL TEAM UKYO 3:34:58
2 PEÑALVER Manuel Team Polti Kometa +0:00
3 DE KLEJIN Arvid Tudor Pro Cycling +0:00
Point Leader MALUCELLI Matteo
Stage 3 | Taiping - Cameron Highlands170.3km ペゼンティ選手が難関ステージを 3位でゴール!! 石橋選手がベストアジアンライダー賞を獲得 ペゼンティ選手・カルボーニ選手が個人総合 10以内の活躍
第3ステージは個人総合成績を左右するキャメロンハイランドへ登頂する難関ステージ。第 2ステージを制したJCL TEAM UKYO 。エースはクライマー達にバトンタッチし山岳ステージの勝利にチーム一丸で挑みました。
レースは序盤からタイ・マレーシア・フィリピンナショナルチーム所属の 3名のリーディンググループを形成します。この逃げを容認したプロトンは7分近い差を容認し山岳に向けて徐々に詰めていく展開を作ります。JCL TEAM UKYOのカルボー二選手とペゼンティ選手は総合成績の為にメンバーは細かいコミュニケーションをとりながら一体となってレースを運びます
プロトンは山岳に入ると EF・Team Dsmなどが中心に牽引を強め、徐々にプロトンのメンバーを絞っていく展開を作ります。 3名を登りで吸収しレースが進行した残り 40km付近、Burgos BHのアパリシオ選手がアタックし 1分の差が開くと、EFを中心に残り20kmで急激にペースを上げます。プロトンは一気に小さくなり、スプリンターのマルチェッリ選手らも遅れ始めます。残り 13kmでアパリシオ選手を吸収した時点でメイングループは 20名に絞られ、ここにカルボー二選手・ペゼンティ選手・石橋選手が残ります。
残り11km、KERN FARMAのギティエレス選手が単独でアタック。これを追撃する形で 4名の選手が抜け出します。ゴール直前に 4名ペはゼンティ選手・カルボー二選手を含む 7名にキャッチされ、ゴールスプリントに突入。 Team Dsmのプーレ選手が優勝、後方から追い上げたペゼンティ選手が 3位でゴール、6位にカルボー二選手が続きます。そして、この日後半までメイングループで粘った石橋選手が 1分58秒差のグループで 24位でゴール、アジア最優秀選手に選ばれました。
Tour de Langkawi の最難関ステージで素晴らしいリザルトを残した JCL TEAM UKYO
引き続き JCL TEAM UKYOの戦いを応援よろしくお願いします!
Tour de Langkawi Stage3 Result
DST 170.3km Ave 38.6km/h
1 POOLE Max Team Dsm-firmenich 4:24:34
2 LOPEZ Harold Martin Astana Qazaqstan +0:00
3 PESENTI Thomas JCL TEAM UKYO +0:00
6 CARBONI Giovanni JCL TEAM UKYO +0:00
Point Leader MALUCELLI Matteo
Asian Best Rider ISHIBASHI Manabu
