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BACK【RACE REPORT】OITA URBAN CLASSIC CRITERIUM
大分駅前が熱狂したハイスピードなクリテリウム! 岡選手が日本人最上位の3位を獲得しました!
開催日程 2024年9月28日
開催場所 大分県 大分駅前特設コース
レース形式 クリテリウム 40㎞
出場チーム 18チーム ≪海外CT 6チーム/国内CT及び選抜チーム 12チーム≫
出走 100名 完走56名
JCL TEAM UKYO メンバー : 山本大喜/岡篤志/佐藤 后嶺/アール・ネイサン
監督:田村遥監督
大会HP:https://www.oita-cyclefes.com/
OITA URBAN CLASSIC ≪UCI 1.2≫の前哨戦、大分駅前の1周1㎞の特設コース40周で行われたクリテリウムにJCL TEAM UKYOは参戦しました。岡選手と山本選手にとっては6月の全日本選手権以来の国内レース、欧州遠征帰国後の最初の試合となりました。1周は1㎞と短く、幅の広いホームストレートの往路に対し、Uターンから迎える復路はシケインやリーチの短い立ち上がりの末に迎えるコーナーなど、レース中の位置取りが体力の消耗を左右するコースです。翌日のロードレースを控えた選手たち。4名と最小出走人数での参加もあるだけに、自身の体調を確かめるのを大きな目的に据えました。そして、レースをコントロールするよりはポイントをついて周回賞やゴールを目指していこうという作戦で挑みました。
スタートラインに並んだのはアジア圏のUCIコンチネンタルチーム、国内のチームも多いことからレース前も久々の再開にリラックスした面持ちでスタートしました。レースが始まると一気にトップスピードに上がったプロトン。レース前の和やかな雰囲気も一変し、コースのラインを読みながら前走者の車輪を捉えて走る緊張感溢れる展開が続きます。
各選手が余力がある前半はプロトンのあちこちから抜け出そうとする選手がアタックを仕掛け、落ち着かない状況が続きます。1周が短いため、あっという間に迎えるタイトなコーナーは緩急の激しい展開を助長し後方の選手たちは苦しみはじめます。まだプロの試合に慣れないルーキーの佐藤選手は得意分野の平地ではあるもののポジションを下げてしまい苦しい様子。中盤に向けて早くも脱落する選手が増え始めます。
一方、中盤に入り好調な様子を見せるのはアール選手。5月のTOJ以来レースから離れていただけに、時折アグレッシブな走りでレースを先頭で動かし自分の走力を確かめる姿が伺えます岡選手、山本選手はここでは日本のレースのリズムに身体を慣らす走りに徹します。
しかしそれまでの落ち着いた走りから、残り10周に迎えるスプリント賞の鐘に一気に前方に現れたのは岡選手。周回賞を獲得し、そのまま前方にポジションをキープしゴールに向けて一気に気持ちを高めます。この動きに、山本選手とアール選手も前方にポジションアップし、追走するチームの番手で岡選手のフォローに入ります。
レースは残り僅か、シマノレーシングやVICTORIA SPORTSらがスプリントトレインを形成し他チームの動きを封じる中、岡選手は前方10番手以内のポジションを果敢に攻めてキープします。最後は40名程の選手たちで迎えたゴールスプリント、先頭切ってロングスプリントを仕掛けた岡選手でしたが、ゴール前50mで2名の選手にアウトから捲られて3位でフィニッシュ。優勝はROOJAIのスプリンター カルテンセン選手に軍配が上がりました。最後は単騎で立ち回った岡選手でしたが、得意のスプリントで僅差の3位だけに悔しそうな様子。しかし、日本人として最上位の成績でチームの存在を大きくアピールする結果となりました。明日はいよいよ本番のロードレース!
引き続きJCL TEAM UKYOの応援よろしくお願いします!
OITA URBAN CLASSIC CRITERIUM RESULT
DST 40km Ave 44.80km/h
1 CARSTENSEN Lucas Roojai 53:34
2 CAJUCOM Ean VICTORIA SPORTS +0:00
3 OKA Atsushi JCL TEAM UKYO +0:00
22 EARLE Nathan JCL TEAM UKYO +0:04
32 YAMAMOTO Masaki JCL TEAM UKYO +0:22