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【RACE REPORT】Trofeo Matteotti
後期イタリア遠征最終戦でカルボーニ選手が6位！ ペゼンティ選手、小石選手、岡選手も厳しいレースを完走！
開催日程 2024年9月15日
開催場所 イタリア ペスカーラ
ステータス UCI1.1 ワンディレース 195㎞
出場チーム 19チーム WTx7 PRTx6 CTx6
出走 131名 完走77名
JCL TEAM UKYO メンバー : 石橋選手・増田選手・岡選手・小石選手・山本選手
・カルボー二選手・ペゼンティ選手
監督：ボアロ監督
Trofeo Matteottiは76回目の開催となる伝統あるワンディレース。世界選手権の前哨戦として位置づけられ、エルコーレ・バルディーニ、マリーノ・バッソ、フェリーチェ・ジモンディ、フランチェスコ・モゼール、モレノ・アルゼンティン、ジャンニ・ブーニョの6人のマテオッティ杯優勝者がアルカンシェルを獲得しています。レースは海の街ペスカーラ市街と内陸の峠を13周回する195㎞のレイアウト。休みのない峠の連続での消耗戦が繰り広げられます。レースステータスUCI1.1、1位～25位に125点～3点のUCIポイントが付与される高配当なレースとなります。
JCL TEAM UKYOはカルボー二選手をエースに、短い登りに強いペゼンティ選手、好調を維持する山本選手を残し彼らをサポートさせる作戦で挑みました。
レースは標高差140mの峠を含んだ約15㎞を13周回する連続したレイアウトに、序盤からエスケープして展開を作ろうとする攻撃が頻発します。序盤のアタックには増田選手が乗るなどJCL TEAMUKYOもこの流れにしっかりと対応します。しかし、40㎞付近まで本格的なエスケープグループが形成されない状況。厳しいコースの中、不安定なハイスピードでレースは進行し選手たちを苦しめます。プロトンの前方には各チームが前線に集結しチャンスを探る緊張状態が続きます。
レースが動いたのは85㎞付近、8チーム9名の選手たちのリーディンググループが出来上がります。プロトンはARKEAがコントロールし2分のタイムギャップで距離を図ります。ようやくペースが落ち着いたタイミングでJCL TEAM UKYOはポジションアップをしたり、補給をするなど次の展開に備えます。
140kmが過ぎるとUAEが追撃に加わったことで一気にペースが上がり、先頭グループが射程圏内に入ります。しかし、このハイペースの中で落車も起こり、この影響で岡選手や増田選手、山本選手も消耗してドロップ。プロトンもメンバーが絞られていきます。残り30㎞でレースが振り出しに戻ると、ここで強力なメンバーのカウンターアタックがかかります。カルボーニ選手がこの先頭グループに入ったことでJCL TEAM UKYOは一気にレースの最前線に参入します。20秒差で追走するプロトンではペゼンティ選手、小石選手が粘りチームにとって好展開を作ります。
11名のエスケープグループはARKEAの追撃に抵抗しタイムギャップを保って最後の山岳を先行します。ゴール前のホームストレート、頭ひとつ抜け出してスプリントが伸びるのはCAJA RURAL のオールイス選手。カルボー二選手も渾身の力でペダルを踏みますがポジションを上げることが出来ません。ゴールはオールイス選手が先着し見事優勝、カルボー二選手は6位でゴールしました。ハイクラスのメンバーを相手に堂々と戦ったカルボー二選手、伝統あるイタリアのプロレースでチームを大きくアピールしました。彼らのゴールから20秒後のセカンドグループでペゼンティ選手、少し遅れて小石選手、岡選手も規定時間内にゴールしました。
イタリア最終戦をチーム一丸で戦い抜きカルボー二選手の6位でUCIポイント40点
獲得という好成績を残しました！
JCL TEAM UKYOの応援ありがとうございました！
Result Trofeo Matteotti
DST 195km Ave 43.1km/h
1 AULAR Orluis CAJA RURAL 4:27:47
2 COVI Alessandro UAE Team Emirates +0:00
3 LUTSSENKO Alexey ASTANA +0:00
6 CARBONI Giovanni JCL TEAM UKYO +0:00
28 PESENTI Thomas JCL TEAM UKYO +0:23
62 KOISHI Yuma JCL TEAM UKYO +3:44
73 OKA Atsushi JCL TEAM UKYO +6:26
