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【RACE REPORT】Tour of Bulgaria Stage5
レース レポート
2024.08.30

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【RACE REPORT】Tour of Bulgaria Stage5

JCL TEAM UKYOが総合成績上位を独占!大きな成果を果たしたTour of Bulgaria 2024

 

開催日程 2024年8月24日~29日
ステージ 第5ステージ
開催場所 ブルガリア シルバ
ステータス UCI2.2
出場チーム 19チーム(PRT 1チーム/CT9チーム/国内9チーム)
出走 87名 完走87名
JCL TEAM UKYO メンバー : 石橋選手・山本選手・岡選手・マルチェッリ選手・カルボーニ
選手・ペゼンティ選手
監督:ボアロ監督
大会Offiicial HP: https://bgcf.bg/tourofbulgaria/2024/?lang=en

大会映像配信: https://www.youtube.com/live/ikXIu_2NR3g?si=phv08HR_IIIKz7H_

JCL TEAM UKYO 画像リンク: https://img.gg/609T2xu

第5ステージは、前日のゴール地 SILVENから山岳地帯の裾野平野を走り1100mの山岳を越えて下り切った123.4kmにゴールを迎えるレイアウト。最後の下り区間はテクニカルなレイアウトとなっており、スキルの差もレースの勝敗に関わるコースとなります。レース前のミーティングでは様々なシチュエーションに対応するメンバーの動きを確認し、個人総合成績 1位のカルボー二選手、 2位のマルチェッリ選手を守る作戦でレースのスタートラインに並びました。

最終日はポイントリーダーがランキングが僅差の為、順位の入れ替えを狙ったアタックが頻発。イエロージャージのカルボー二選手を守る JCL TEAM UKYOはその流れをうまく利用しながら、危険な逃げを逃がさないようにチェックしレースは進行していきます。そして、強い横風と向かい風が変化して吹く中でのこの展開は前半から脱落者が続出し、 30kmを過ぎる頃には 30名程にメンバーが絞られます。ここでは JCLTEAM UKYOは全員が先頭に残り、レースの流れとしては優位な展開となりました。また山岳に入ると山岳リーダーの ATT Investimentsのディナ選手ともう一名が抜け出しKOMポイントを狙う動きが発生します。そして、山岳ポイントを過ぎてこのスケープを捕まえる流れで5名の逃げが発生します。プロトンは JCL TEAM UKYOの岡選手とATTInvestimentsが協力してローテーションを続け先行選手たちの差を 1分にコントロールし続けます。

 

この先行グループをプロトンが吸収するといよいよ最後の山岳がはじまります。ここを乗り切ればカルボー二選手の総合優勝は確実なものになる場面、登りに入ると岡選手と石橋選手、山本選手が強力に牽引を引き受けます。残り 26km、登り区間ATT Investimentsの選手が抜け出すとペゼンティ選手が牽引を交代。この場面もチームはレース展開を読んでおり、カルボー二選手、マルチェッリ選手は落ち着いて次の展開に備えます。1名を捕まえて下りに入る直前、総合 3位のTzar Simeon パパノヴ選手が飛び出すとこれを危険視したカルボー二選手がハイスピードで下り区間で追走に入ります。ところが、雨で濡れていたコーナーでカルボー二選手が落車、後ろに続いていたマルチェッリ選手も転ぶアクシデントが発生します。マルチェッリは先に復帰を目指しますが、カルボー二選手が機材トラブルで大きく遅れてしまいます。この状況に一度は
カルボー二選手の復帰を待った JCL TEAM UKYOのメンバーでしたが総合 3位のパパノヴ選手との差が開いていく状況に、マルチェッリ選手の総合を維持する作戦に変更し、岡選手を中心に全力追走に入ります。ゴール地点のホームストレート、単独で優勝を飾ったのはパパノヴ選手、そして 13秒後にマルチェッリ選手が2位で飛び込みます。そして先頭から 1分ほどしてカルボー二選手がゴールを迎えます。結果、カルボー二選手は総合リーダーの座を失う結果となります。しかし、それまで総合 2位につけていたマルチェッリ選手の必死の追走が功を奏しカルボー二選手に代わり個人総合優勝を獲得。ペゼンティ選手も総合 4位をキープし全行程を終えました。5日間 781.9kmのレースを終えた選手たちに安堵の表情と大きな成果に喜びに包まれたフィナーレとなりました。

Tour of Bulgaria 䛾JCL TEAM UKYO䛾応援ありがとうございました!

マルチェッリ選手のコメント
「今日は落車後に全てを失いかけたけど、最後
まで諦めずにチーム全力で挑んだことが大きな
成果に繋がった。一番強かったのはカルボー二
選手、自分がそこに続いたことで今日の成果に
繋がった」

Tour of Bulgaria Stage5 Result
DST 123.4km Ave 41.259km
1 MALUCELLI Matteo JCL TEAM UKYO 2:59:27
2 NEUMAN Dominik ATT Investments +0:00
3 TEGLIANI Filippo VINI Monzon +0:00
General Classification Overall
1 MALUCELLI Mattteo JCL TEAM UKYO 19:10:26
2 CARBONI Giovanni JCL TEAM UKYO +0:14
3 PESENTI Thomas JCL TEAM UKYO +0:36
16 YAMAMOTO Masaki JCL TEAM UKYO +6:10
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