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BACK【RACE REPORT】Tour of Bulgaria Stage4
カルボーニ選手が圧巻の追走劇で3位に入賞! 第4ステージもリーダージャージを守りぬきました!
開催日程 2024年8月24日~29日
ステージ 第4ステージ
開催場所 ブルガリア プリモルスコ
ステータス UCI2.2
出場チーム 19チーム(PRT 1チーム/CT9チーム/国内9チーム)
出走 104名 完走87名
JCL TEAM UKYO メンバー : 石橋選手・山本選手・岡選手・マルチェッリ選手・カルボーニ
選手・ペゼンティ選手
監督:ボアロ監督
大会Offiicial HP: https://bgcf.bg/tourofbulgaria/2024/?lang=en
大会映像配信: https://www.youtube.com/live/xPDb70C2wSg?
si=LZi9gs9MQfuolrGP
第4ステージは海の街PRIMORSKOから平野とアップダウンを抜け、後半の山岳地帯へ進入する207.2㎞。大会最長のステージとなるこの日は、140㎞地点から190㎞地点まで1つの山岳を越えるまでに3つの山岳賞が掛かっており、山岳賞争いが熾烈になる可能性を含んでいるコースです。そしてこのステージもまた第1、第2ステージ同様 下り切ってゴールを迎えるレイアウトです。総合トップのカルボーニ選手とそれを守るメンバーたち、本大会最長の207.2㎞をコントロールする過酷なステージになります
レースは序盤から海岸線のアップダウンの地形を利用して激しい攻撃の応酬が繰り広げられ、15㎞地点で10名程度のエスケープ、さらに追いついた数名で13名のリーディンググループを形成します。これ以上のアタックの誘発は消耗を招くと判断したカルボーニ選手がメンバーに容認することを指示しタイム差を開かせます。しかし、先頭グループの団結は強く、容認できるタイム差をキープしようとハイペースで引く石橋選手・岡選手・山本選手のスピードよりも高いペースを保ち続けたことで中盤では6分、130㎞付近では9分の差と危険な距離が開いてしまいます。
しかし、前方集団も長い時間の走行に力の
差が出はじめ、徐々に人数を減らしてきま
す。この状況を察知したJCL TEAM UKYO
のメンバーは、キツイ身体に更に鞭を打って
ハイペースの追走を開始します。140㎞地点
では6分、最初の山岳で捨て身の牽引でア
シストの人数を減らしながら追走すると先頭
との差は4分近くまで縮まります。ここをチャ
ンスと見た他チームが攻撃に出はじめると
カルボーニ選手とペゼンティ選手が反応。下
りでマルチェッリ選手もジョイントし、各チー
ムのリーダー格の選手たちが追走の主要メ
ンバーとなります。
残り20㎞の山岳地帯で先頭グループはATT Investimentsのオトルバ選手が単独でアタックし勝負をかけます。一方追走集団からもカルボー二選手が飛びだし、先頭との差を自らの力で埋めにかかります。ゴールは見事な独走を魅せたオトルバ選手が独走優勝。彼のゴールから2分24秒が経過し、カルボーニ選手とNIPPO シャテロン選手がスプリントで飛び込みカルボーニ選手が先着の3位。イエロージャージを守り、3位でポディウムに乗りました!そして、その後ろのグループの頭をマルチェッリ選手、ペゼンティ選手が続き上位に入りました。
非常にハードな戦い、危険なタイム差もチームの連携で見事に纏めカルボーニ選手は総合成績でのリードを更に広げる結果となりました。
明日は最終ステージ!最後まで応援よろしくお願いします!
カルボーニ選手のコメント
「向かい風の中、大きなタイム差が開き冷静に
なれないシーンもありましたが、チームメイトた
ちがしっかりと纏めてくれて自分にとって優位な
ポジションでゴールすることが出来た! 1日働い
てくれたチームメイトに感謝したい!」
Tour of Bulgaria Stage4 Result
DST 207.2km Ave 39.744km/h
1 OTRUBA Jakub ATT Investiments 5:12:48
2 NOLDE Tobias P&S Metalltechnik +2:04
3 CARBONI Giovanni JCL TEAM UKYO +2:24
5 MALUCELLI Matteo JCL TEAM UKYO +2:56
6 PESENTI Thomas JCL TEAM UKYO +2:56
General Classificasion
1 CARBONI Giovanni JCL TEAM UKYO 16:10:33
2 MALUCELLI Matteo JCL TEAM UKYO +0:38
3 PAPANOV Martin Tzar Simeon Reg +1:03