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【RACE REPORT】Tour of Bulgaria Stage2
レース レポート
2024.08.28

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【RACE REPORT】Tour of Bulgaria Stage2

カルボーニ選手が逃げ切り勝利! 3位にマルチェッリ選手とJCL TEAM UKYOが上位を独占!

開催日程  2024年8月24日~29日
ステージ  第2ステージ
開催場所  ブルガリア トロヤン
ステータス UCI2.2
出場チーム 19チーム(PRT 1チーム/CT9チーム/国内9チーム)
出走 111名 完走107名
JCL TEAM UKYO メンバー : 石橋選手・山本選手・岡選手・マルチェッリ選手・カルボーニ
選手・ペゼンティ選手
監督:ボアロ監督
大会Offiicial HP:https://bgcf.bg/tourofbulgaria/2024/?lang=en

大会映像配信:https://www.youtube.com/watch?v=N-92sOrRwf8

 

第2ステージのゴール地 トロヤンから序盤の平野を抜けて、50㎞付近からの山岳地帯へ、70㎞付近から15㎞で獲得標高約600mの登りを越えてカザンラックへ下りゴールする108.3㎞。初日に総合リーダージャージを獲得したマルチェッリ選手、総合成績で17名が僅差でひしめく展開に立ち向かいます。事前の会議では、前半を岡選手と石橋選手がコントロールし、中盤は山本選手、後半はペゼンティ選手とカルボーニ選手がマルチェッリ選手を守りゴール勝負とリーダージャージを守る作戦でレースに向かいました。

レースがスタートすると間もなくアタックが頻発します。ここは岡選手や石橋選手、ペゼンティ選手も反応し、短い距離のステージで危険な展開を生まないようにコントロールします。しかし、50㎞地点からはじまる最初の山岳ポイント数キロ手前付近でプロトンの分断が発生。ここでマルチェッリ選手と山本選手が後方に取り残されます。前方に残ったのはカルボーニ選手、ペゼンティ選手、岡選手、石橋選手の4名。リーダージャージではありますが、スプリンターのマルチェッリ選手が山場で遅れたことで状況は一変。岡選手と石橋選手が先頭グループを引いて人数を絞っていく作戦に変更します。 一方後方集団では、30秒ほど開いた前方のグループを追走するメンバーがローテーションを繰り返す中、前方との距離を測ったマルチェッリ選手が自らアタックし単独で先頭集団に復帰を果たします。そして、5分程遅れて山本選手が数名の追走を使ってブリッジに成功し先頭集団に6名全員が揃う理想の展開を作ります。

石橋選手が追いついてきたマルチェッリ選手のためにややペースを落としながら再び先頭の牽引をはじめると、これをチャンスに先頭集団からアタックする選手たち。ここにはペゼンティ選手とカルボーニ選手が追撃しレースを纏めます。レースは終盤、仕事を終えた石橋選手がドロップ、そして岡選手も頂上付近で遅れ始めます。頂上に残ったメンバーは21名、残り僅かとなったレースの下り区間でATT Inbestimentsのオトルバ選手が攻撃します。これを危険視したカルボー二選手が単独でキャッチし交代をさせない展開でマルチェッリ選手に優位にレースを運びます。

ハイペースを保つ先頭のオトルバ選手、20秒のタイムギャップをキープし続けカザンラックの街に入ります。ゴール前のホームストレート、先頭で現れたのはカルボーニ選手、オルトバ選手を引き離して歓喜の勝利をあげます。そして20秒後に現れた3位集団のトップをマルチェッリ選手、4位をペゼンティ選手、8位を山本選手が奪取しJCL TEAM UKYOの力を大会に誇示しました。

明日の第3ステージはレースを長くコントロールするステージになります。
JCL TEAM UKYO の応援引き続きよろしくお願いします。