NEWS
BACK【RACE REPORT】Tour of Bulgaria
マルチェッリ選手が第 1ステージを制しイエロージャージを獲得! チーム一丸のコントロールが結果に結びついた第 1ステージ!
開催日程 2024年8月24日~29日
ステージ 第1ステージ
開催場所 ブルガリア ソフィア
ステータス UCI2.2
出場チーム 19チーム(PRT 1チーム/CT9チーム/国内9チーム)
出走 116名 完走112名
JCL TEAM UKYO メンバー : 石橋選手・山本選手・岡選手・マルチェッリ選手・カルボーニ
選手・ペゼンティ選手
監督:ボアロ監督
大会Offiicial HP:https://bgcf.bg/tourofbulgaria/2024/?lang=en
第1ステージは首都ソフィアから山岳地帯を抜けてトロヤンにゴールするワンウェイの 161.5km。5回の山岳のすべてに山岳ポイント KOMが設けられており、前半連続するポイントを獲得して山岳リーダージャージを手中にする動きと、その争いに乗じて最後の標高差約 900m 25kmの第1カテゴリーの山岳では総合成績に差を広げようとする動きで展開が激しくなる予想がされます。また、序盤にボーナスタイムがかかったスプリントポイントが 2回設定されるなど様々な要素が絡み合った展開となるステージです。
JCL TEAM UKYOはツールド熊野で好調を魅せた岡選手、 TOJの覇者カルボーニ選手をエースに、後半の攻撃にはペゼンティ選手と山本選手、レースコントロールのリーダーにマルチェッリ選手、あらゆるシチュエーションで石橋選手が彼らをヘルプする役割でレースに挑みました。
スタート会場は前日プロローグが行われたアレクサンダル・ネフスキー寺院。レースは 10km程離れた郊外からのスタート地点に移動しスタートとなりました。スタートすると序盤から揺さぶりが続きます。飛び出した人数が多いほど決まらない雰囲気の中、 4名の少人数のエスケープに成功しレースが動きます。 5分差近くリードを広げた彼らは 30km付近のスプリントポイントから中盤の KOM 山岳ポイントまで獲得する展開を作ります。
中盤に入るとプロトンは徐々に前方との差を縮め、後半の登りに入るとプロトンのペースが上がったことで一気に吸収されます。残り48キロの登り区間で、 NIPPO EF 藤村選手とPSKK Vassil-Levski イヴァノフ選手が抜け出すと、石橋選手がこの動きにカルボーニ選手を引き連れて前方へポジションニングします。JCL TEAM UKYOの他メンバーが石橋選手の周りに集結すると終盤の第 1カテゴリーの山岳を石橋選手が力強いペダリングで牽引し続けます。
頂上まで8km程で先頭グループは 30名程に絞られたところで、lotus team ベルジコ選手が強烈な攻撃に出ます。少し差が開きだすと山本選手、ペゼンティ選手が石橋選手に代わり牽引を開始。頂上付近でレースを振り出しに戻します。残り20km、ゴールまでの下り区間に入ると70km/hを越えるスピードでダウンヒルする選手たち。コーナーが続く中で岡選手がアウトに車輪を取られて落車するアクシデント。レースも最終局面だけに他メンバーは彼の無事を祈って最終局面へ展開をリードします。ゴールまで5km付近の平坦では山本選手、カルボーニ選手がゴールスプリントに向け強烈な牽引。ラスト 200mのコーナーを抜けた時にマルチェッリ選手が先頭の番手にポジショニングしたことで絶好のシチュエーションを作ることに成功します。
一気に先行する選手を右から捲ったマルチェッリ選手はトップギアを踏みきって優勝を果たします。終盤の展開の主導権を取ったJCL TEAM UKYOの完全勝利となりました。劇的な優勝から数分後、石橋選手にフォローされて怪我を負った岡選手がゴールします。選手は大事には至らず第2ステージの出走は問題なさそうです。リーダージャージに袖を通したマルチェッリ選手。山岳もこなせる能力の高さを魅せてくれました。
明日の第 2ステージも厳しい山岳を含んだレイアウトになります。
JCL TEAM UKYO の応援引き続きよろしくお願いします。
Tour of Bulgaria Stage 1 Result
DST 161.5km Ave 39.2km/h[winner]
1 MALUCELLI Matteo JCL TEAM UKYO 4:08:06
2 TAGLIANI Fillipo VINI MONZON +0:00
3 STOCEK Matus ATT Investments +0:00
General Classification
1 MALUCELLI Matteo JCL TEAM UKYO 4:08:06
2 TAGLIANI Fillipo VINI MONZON +0:07
3 STOCEK Matus ATT Investments +0:09
5 PESENTI Thomas JCL TEAM UKYO +0:12