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BACK【RACE REPORT】Tour of JAPAN STAGE8
マルチェッリ選手が僅差のスプリント勝負でTOJ 区間2勝目!カルボーニ選手が個人総合リーダーの座を守り、TOJ2024を制覇しました!
最終日は国際ロードレースから続く伝統の東京ステージ。オールフラットで見通しの良いコースは例年熾烈なゴールスプリントで勝負が繰り広げられます。
JCL TEAM UKYOはカルボーニ選手の個人総合リーダーの座を守りながら、スプリンターのマルチェッリ選手をゴール前に優位な位置取りをエスコートする作戦で挑みました。
レースは序盤から抜け出すチャンスを狙う選手たちのアタックが頻発しますが、この日はスプリントポイントリーダーの寺田選手を擁するSHIMANO が徹底したコントロールを行います。
そして寺田選手は前半2度のスプリントポイントを獲得しジャージを守るアドバンテージを稼ぎます。
2度目のスプリントポイントが過ぎるとプロトンは抜け出すメンバーを選別しながらも逆にエスケープを容認する姿勢をみせます。
そして、この日最初のリーディンググループは残り5周で形成されます。3名の逃げに単独で追いついた選手による7名の構成で30秒のリードを奪います。
しかし残り周回も少ないことから、プロトンは最小限のタイムギャップに抑えて進行。
スプリンターを擁するAISAN、SHIMANOを中心に隊列を成して、その番手にJCL TEAM UKYOはしっかりと入ります。
ラスト1周、AISANの牽引によりエスケープグループを吸収。ゴールスプリントに向けプロトンは一気にトップスピードに達します。
ゴール200m前のホームストレート、各チームのスプリンターが横一線に並びゴールに向けて猛進します。
そして、僅差のゴールを制したのはJCL TEAM UKYOのマルチェッリ選手でした。大会のアナウンスで勝利が告げられると、喜びに湧くマルチェッリ選手とメンバー達!
個人総合優勝を決めたカルボーニ選手も仲間の勝利に熱く抱擁を交わしました。
Tour of JAPAN 全8ステージ、全工程769.5kmのレースを終えた選手たち!カルボー二選手&マルチェッリ選手の区間、2024勝の大活躍の裏にプロトンを牽引し続けるアシストに徹したメンバーの活躍がありました。
そして2年から大会3連覇を果たしたJCL TEAM UKYO、次の舞台に進むために確実な勝利で大会の歴史を刻みました。
カルボーニ選手のコメント
この8日間、チームのメンバー、スタッフたちはこのレースに勝つために、戦うために常に働いてくれた。自分がリーダーを獲ってからは全ては自分の為に動いてくれたことを考えると感謝しても仕切れない気持ちだ!初めての日本でこんなに素晴らしいレースをする事ができてとにかく感激している!
Stage8 Result TOP3
DST 104km Ave 46.4km/h
1 MALUCELLI Matteo 2:14’11”
JCL TEAM UKYO
2 BRITTON Rhys +0’00”
SAINT PAIRAN
3 OKAMOTO Hayato +0’00”
AISAN RACING
General classification Overall
1 CARBONI Jovanni 18:55’45”
JCL TEAM UKYO
2 GHEBREMEDHIN Kudus +0’15”
TRENGGANU
3 DYBALL Benjamin +0’18”
VICTOIRE HIROSHIMA
18 EARLE Nathan +1’51”
JCL TEAM UKYO
20 YAMAMOTO Masaki +2’30”
JCL TEAM UKYO