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BACK【RACE REPORT】Tour of JAPAN STAGE4
石橋選手を主軸にステージをコントロール カルボー二選手は首位をキープする活躍!!
第4ステージは宿場町をスタートし、比較的広い通りでダイナミックなスピードでの展開が繰り広げられるコース。ゴールスプリントの可能性のあるレイアウトですが、いなべステージで総合成績が離れた選手にもチャンスのあるステージです。
JCL TEAM UKYOはカルボー二選手が個人総合リーダーの座を守る最初のステージ。石橋選手を中心にアタックを誘発させないコントロールで、マルチェッリ選手にチャンスが来る展開に期待しレースに挑みました。
レースは序盤ASTANA ザニーニ選手ら4名のエスケープグループが出来ましたが、1回目のスプリントポイントを狙う動きにより吸収。入れ替わった山岳ポイントを狙うSHIMANO中井選手ら4名によってレースは動きます。
JCL TEAM UKYOは中井選手が展開するレースを予想していたこともあり、同調するメンバー構成を確認しこれを容認します。
ここで本領を発揮するのが石橋選手。非常に長い時間ハイペースでコントロールできる脚質で勢いに乗る先行4名とタイム差をはかりながら引き続ける事を徹底します。
中盤についたタイムギャップは2分、プロトンから抜け出しづらいタイム差とカルボーニ選手とスプリンターのマルチェッリ選手を擁護するJCL TEAM UKYOは前方に集結し、落車などのリスクを追わないポジショニングで優位にレースを運びます。
レースは後半に入ると、2回の山岳賞を獲得し終えた中井選手と逃げ切りたいメンバーでややリズムが崩れ始めます。
一方、プロトンはスプリントに持ち込みたい愛三工業とKINANが追走の牽引に加わり、1分まで差を縮めます。
しかし、追走のチーム同士の連携は噛み合わずペースが乱れて前方との差はラスト1周で1分40秒近くまで広がります。逃げ切りが濃厚となった展開で前に残ったのはBS山本選手とSAINT PIRAN ラドマン選手、マッチレースはラドマン選手に軍配があがりました。後方では3位争いの大集団のスプリント、ここではマルチェッリ選手が6位でゴールとなりました!
徹底したチームコントロールでカルボー二選手は総合首位をキープした第4ステージ。翌日のハードな飯田ステージへ脚を回復させることが出来ました!
石橋選手のコメント
「スプリントになる展開も予想してコントロールしていましたが、最後に詰めに行く段階で他チームの協力が中途半端な状態で進んでしまった。総合1位を守る大きなミッションは果たしたが、少し心残りなレースでした。」
カルボーニ選手のコメント
「今日はチームメイトの徹底したコントロールで自分は集団内で安全に脚を休めることが出来た。ここで半分の行程が過ぎたばかり、この後も力を発揮していきたい。」
Stage4 Result TOP3
DST 137.3km Ave 44.2km/h
1 LUDMAN Joshua SAINT PIRAN 3:06’21”
2 YAMAMOTO TETSUO JPN National + 0’00”
3 KUBOKI Kazushige JPN National + 0’29”
6 MALUCELLI Matteo JCL TEAM UKYO +0’29”
General classification After Stage4
1 CARBONI Jovanni JCL TEAM UKYO 9:01’59”
2 BUDIAK Anatolii TRENGGANU +0’15”
3 BETTLES Carter ROOJAI +0’18”
14 EARLE Nathan JCL TEAM UKYO +1’51”
24 YAMAMOTO Masaki JCL TEAM UKYO +1’58”
General Team rank 1st place