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【レポート】Le tour de Langkawi #Stage6
大会期間：2023年9月23日～9月30日
カテゴリー：UCI 2.Pro
ステージ：第6ステージ
コース：174.5km
出場：22チーム（ワールドチーム 2チーム/プロチーム 8チーム） 出走 116名/ 完走 115名
JCL TEAM UKYOメンバー: 小石、大仲、山本、クレダー、上野
スタート地点：Karak
山本選手がエスケープからの独走へ、攻めの走りを魅せた第6ステージ
Le tour de Langkawi第６ステージは、カラクの静かな町をスタートし、緑の多いなだらかな丘陵地帯を越えてマラッカに向かう174.5kmのコース。天候は晴れ、湿度が高く気温も32℃と蒸し暑い中でのスタートになります。
チームのオーダーとしては、第5ステージの結果を受けて、山本選手と上野選手で逃げにトライ、クレダー選手と大仲選手でスプリントに挑戦する目標でスタートしました。
スタートすると、集団はアタックを仕掛けて活発に動き始めます。本ステージ最初のKOMを迎える20km地点で、マレーシアナショナルチームのアイマン選手、トレンガヌのサインバヤル選手、そしてルージャイのツォルザキス選手３名が逃げを決めます。トレンガヌのサインバヤル選手は、3分22秒差で個人総合トップを追いかけているため、積極的にKOM/スプリントポイントを獲得してボーナスポイントを稼いでいきます。
70kmを過ぎた地点で、先頭グループとメイン集団との差は4分まで広がります。この時点で、トレンガヌのサインバヤル選手はバーチャルリーダーとなります。JCL TEAM UKYOの選手たちは全員メイン集団に位置し、上野選手と大仲選手が積極的に補給を運びながらチームメイトのサポートにまわります。
100kmを過ぎた地点からエウスカルテルがメイン集団のコントロールを始め、先頭集団を捕えます。集団が一つになったあとも、各チームが活発にアタックを仕掛けていきます。
残り50km地点で山本選手含む４名の小さな先頭グループが形成されます。メイン集団から２名選手がブリッジを試みるも、先頭グループはスピードを緩めません。ここから、山本選手がエスケープ集団から単独で抜け出します。
残り25km、独走する山本選手は攻めの走りを魅せ、タイム差を２分まで広げていきます。ここにきてチューダー、アスタナ率いるメイン集団はトレインを組みながらコントロールを始めます。数的不利な状況の中、単騎で走り続ける山本選手でしたが残り5kmの地点で集団に捕えられてしまいます。ゴールは集団スプリントの展開へ。クレダー選手はスプリントをする位置に上手くあがることができず、メイン集団でゴールとなりました。
JCL TEAM UKYOは山本選手の40位がチーム最高順位、全員メイン集団内でゴールし、第6ステージを終えています。
山本選手コメント
「前半に逃げが決まってスローペースな展開になりましたが、残り80kmくらいの地点で集団が一つになったタイミングでアタック合戦が始まりました。そこで4名の逃げに入って逃げ切りを目指しましたが、総合タイムの関係で上手くローテーションが回らなくなったので残り30kmで独走を開始しました。昨日の時点で、総合の順位を狙うのが厳しくなってしまったため、今日は少しトライしようと思って攻めの走りができたのでよかったです。」
大西監督コメント
「今日のステージは山本選手が最後トライしましたが、やはり簡単にはいきませんでした。見せ場は作れたかと思います。残り2ステージとなりますが、最後まできっちり挑戦できたらと思います。」
