JCL TEAM UKYO

NEWS

BACK
【レポート】Le tour de Langkawi #Stage5
レポート
2023.09.27

SHARE

facebook twitter line

【レポート】Le tour de Langkawi #Stage5

大会期間:2023年9月23日~9月30日
カテゴリー:UCI 2.Pro
ステージ:第5ステージ
コース:クイーンステージ  126.4km
出場:22チーム(ワールドチーム 2チーム/プロチーム 8チーム) 出走  121名/ 完走 117名
JCL TEAM UKYOメンバー: 小石大仲山本クレダー、上野
スタート地点:Slim River

長く厳しい山岳のクイーンステージに挑戦! 小石選手、山本選手が大健闘

Le tour de Langkawi 第5ステージは、南ペラクの田園風景を通過し、ゲンティン・ハイランドまで続く、長く厳しいカテゴリー1の山を登るクイーンステージ。

JCL TEAM UKYOとしては、山本選手と小石選手をエースとして、登りでいい走りができるように他の選手たちでサポートしていくことで意思統一し、山岳ステージに挑みました。

レース序盤からスプリントポイントに向けて、数名の選手たちが小さな集団を形成しようと積極的にアタックが続くものの、そのたびに集団も対応していくためなかなか逃げが決まりません。

30kmを越えた地点で、山岳賞ジャージを着用したチューダーのサイモン選手含む8名の先頭集団が形成されます。集団から総合リーダー含む2名が追走を行いますが、先頭集団もペースを大きく上げていき、タイム差は4分まで広がります。

一つ目の山岳ポイントは、山岳リーダーのサイモン選手が獲得。先頭集団は依然として8名のまま、タイム差3分30秒で通過していきます。ここでEFエデュケーションの選手たちがトレインを組んでメイン集団をコントロールし始めます。

JCL TEAM UKYOは、小石選手が先頭から少し離れたグループ、その後ろに山本選手が位置しながら登りをこなしていきます。ゲンティンハイランドの登りが始まる108kmを過ぎた地点で、先頭は2名に。EFエデュケーションの選手たち率いる集団が着々とタイム差を縮めていきます。

残り15km地点で集団は先頭のサイモン選手を吸収、25名となった集団は急勾配のコースを駆け抜けていきます。残り6kmの地点で、EFエデュケーションのアレクサンダー選手がアタックを仕掛けます。そこに反応したのは、同じEFエデュケーションのカー選手。アレクサンダー選手を置いて、そのままゴールまで逃げ切り、見事優勝を飾りました。

JCL TEAM UKYOは、終盤に少しペースダウンしてしまったものの、小石選手が粘りの走りで38位でゴール。山本選手も、オールアウトしないように自分のペースで登り切り、42位でフィニッシュしています。カテゴリー1の山を越えるかなり厳しい登りのあるクイーンステージでしたが、上野選手、大仲選手、クレダー選手の3人も、無事に時間制限内でゴールすることができました。

まだまだ続くLe tour de Langkawi。積極的な動きに挑戦しながら少しでも良い結果を目指して残りのステージを戦っていきたいと思います。引き続き、JCL TEAM UKYOへの応援よろしくお願いします。

小石選手コメント

「今日はクイーンステージということで、今日の順位が総合の順位に大きく関わるため、総合順位を争ううえで一番大事なレースでした。チームとしてのプランは山本選手をいい順位でフィニッシュさせること。上野選手や大仲選手の2人も積極的に動き、クレダー選手もサポートにまわってくれました。登りのふもとで、山本選手をいい位置に引き上げることが今日の役目だったと思います。順位は良くはありませんでしたが、2か月ぶりの大きなレースで感覚を掴んできているので、残りのレースにつなげていきたいです。」

大西監督コメント

「ツアー前半をクイーンステージの第五ステージの為に温存して走ってきた感じですが、力及ばずというのが第一印象です。しかしトップチームの実力を目の当たりにし、これからの課題も同時に見えてきたところでもあります。残り3ステージとなりますが、存在感がある走りができればと思います。」