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BACKTour of Japan stage7 REPORT
大会期間:2023年5月21日~5月28日
カテゴリー:UCI 2.1
ステージ:第7ステージ
コース:アップダウン周回 107.5km (10.9km+13.8kmx7lap)
出場:16チーム(国内 10チーム/海外 6チーム) 出走 84名 完走83名
JCL TEAM UKYOメンバー: 小石、岡、山本、石橋、プラデス、アール
チーム一丸となりアール選手のリーダージャージを守りつつ 最後はスプリントで2位、3位に入る大健闘!
第7ステージはJCL TEAM UKYOのホームステージである相模原で行われました。2021年の東京オリンピックで使用した旧小倉橋を渡り宮ケ瀬湖へ向かう周回コース。
湖畔のワインディングロードはアップダウン、湖から一気に相模原の街に向け下り、再び緩く登っていくレイアウトです。ゴール前は600m程の急勾配の登りがあり、その頂上が周回コースの山岳ポイント/最終周はフィニッシュとなります。
逃げやすい地形から個人総合成績を狙うチームにとってこのステージが最後のチャンスにもなります。前日の富士山ステージで個人総合リーダージャージを獲得しているJCL TEAM UKYOは、このステージでリードしているタイム差を守る事が最大の目標になりました。
レースはスタートしてからすぐにトレンガヌの選手が積極的に仕掛けます。後方でレースを纏めるのはブリジストン勢(以下BS)、2周ごとに設置されている山岳ポイントに向け、僅差で2位に付けているヴィクトワール広島との山岳賞争いが繰り広げられます。
逃げを許さないハイスピードの中、山岳ポイント手前のスプリントポイントを岡選手がスプリントで奪取します。そして、1回目の山岳ポイントではキンテロ選手とBS兒島選手が飛び出しレースが動きます。ここは小石選手がプロトンを牽引しカウンターの逃げを封じます。
その後プロトンは一体化するも活性化した状況は変わらず、EFやTRINITYの選手らのアタックが続きます。この動きを潰しに行くのは石橋選手と山本選手やプラデス選手。
アール選手には岡選手がフォローしながらも再び2回目のスプリントポイントも奪取し、個人総合時間を有利にするボーナスタイムを稼ぎます。山岳賞争いは変わらずキンテロ選手と兒島選手の勝負が続きプロトンが崩れません。
ラスト1周半になると10秒程でグローバル6の選手が抜け出しますが、トレンガヌと協調してJCL TEAM UKYOがスプリントに向け隊列を組みます。
ラスト1周に入るとキナンのトレインが並びますがポジションを譲りません。いよいよクライマックス、ゴールスプリント直前の登り切りが近づくと、ここで力を残していたTRINITYのランパーティ選手。一気にスパートを掛けて最終コーナーを先頭で現れます。
ラスト1周に入るとキナンのトレインが並びますがポジションを譲りません。いよいよクライマックス、ゴールスプリント直前の登り切りが近づくと、ここで力を残していたTRINITYのランパーティ選手。一気にスパートを掛けて最終コーナーを先頭で現れます。
彼の番手をとったプラデス選手でしたがコーナーラインからランパーティ選手を抜けない位置に入ってしまい、ラインを変えてスプリントするもゴールまで車輪が届かずランパーティ選手が優勝、プラデス選手は2位、岡選手が3位でフィニッシュとなりました。
そして、メイン集団の中でアール選手がゴールしたことで個人総合トップの座は動かず、優勝は惜しくも逃しましたがリーダージャージを守るという最大の目標をクリアしました。
明日はTOJ最終日の東京ステージ、JCL TEAM UKYOのTOJ制覇に向け最後のゴールラインまで一丸となって戦います。
アール選手コメント
今日は非常にスピードが速く、常にアタックがかかるハードなレースでした。そんななかチーム全員が完璧なコントロールをして僕を守ってくれました。最後は2位、3位と惜しかったけど素晴らしいレースが出来たと思います。このジャージを守るため、最終日もミスをしないようにレースをメイクします。
清水選手コメント
今日は全員が本当に良い仕事をしてくれました。他のチームに隙を与えない完璧なレース運び、更にはゴール勝負まで展開してくれたメンバーたち。このチームを誇りに思います。明日は最終日、気を抜かずに最後まで戦い抜きたいと思います。
RESULT
Tour of Japan stage7 Dst 107.5km Ave 44.9km/h
ステージ/Stage TOP3
1 LAMPERTI Luke 2:23″26
TRINITY RACING
2 プラデス・ベンジャミ/PRADES Benjamin +0″
JCL TEAM UKYO
3 岡 篤志 / OKA Atsushi +0″
JCL TEAM UKYO
13 アール・ネイサン/EARLE Nathan +0″
個人総合/INDIVIDUAL GENERAL TIME TOP3
1 アール・ネイサン/EARLE Nathan 15:22″31
JCL TEAM UKYO
2 DYBALL Benjamin +0″45
ヴィクトワール広島
3 岡 篤志 / OKA Atsushi +0″55
JCL TEAM UKYO
4 プラデス・ベンジャミ/PRADES Benjamin +1″09
13 小石 祐馬 / KOISHI Yuma +3″49
Tour of Japanはどんな大会?
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