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BACK【TOJ前インタビュー】清水監督
シーズン中盤までのチームへの評価
新しいチーム構成で中東からはじまるハイレベルなレースを走ってきて、メンバー全員がプロフェッショナルで良いレースが出来ています。
しかし、レースは色々な事が噛み合って勝利につなぐ中で、あと一歩が続いています。シーズン前半の目標であった1勝を達成できていないのが悔しところです。
チーム一丸でレースを動かしていつ勝ってもおかしくない走りが出来ているだけに、このTOJで勝利を達成したいです。
清水監督にとってのTOJ
周回コースを主体としているTOJだけに、1周回のうちに勝負所になる箇所が毎周回と重なってくる難しさ、それだけに気が抜けなく選手たちが回復する時間も少ないハードなレースです(ラインレースであれば勝負所を絞りやすい)。
この大会を象徴しているのは6日目に設定されている富士山の存在だと思います。タイム差が開きやすいこのヒルクライムステージで同タイムないし勝たなければ総合優勝を獲れない難しさ。
富士山での選手のタイムは各チームの選手も予想もつくだけに、過去富士山の前にタイム差をつけて攻撃をする場面もありましたが、なかなか成功していないのが近年の例です。
また、今回は全てがコンチネンタルチームなので、とびぬけたコントロールができるチームがいないことで、各ステージの混戦も予想されます。
また別の視点では、日程の長さに加えて広範囲のステージを廻る移動も選手のレースコンディションに影響することから、レース以外でのスムーズな進行やケアの工夫も必要な大会です。
JCL TEAM UKYOにとってのTOJのステータス
日本国籍のチームである我々にとって誇り高き大会、国内の注目も高い大会でもあり、国内で我々の活躍を披露できる数少ない舞台です。
大会スポンサーにも協力して頂いているチームスポンサーもいるだけに非常に重要なステータスを持っています。
今回のメンバー構成について?
平坦のステージ優勝を狙えるクレダー選手が欠場となり、少し色が変わりました。
代打に石橋選手を起用したことで戦いの幅も広がりました。最大の目標は個人総合優勝、ここにも石橋選手がはいったことで注力しやすい状況となります。
注目は、アール選手・プラデス選手・小石選手・山本選手と山岳コースに強いメンバー構成、第一エースはこの中から考えてはいます。彼らの存在は他のチームにとっても脅威なだけに、しっかりと連携してアドバンテージを稼いでいきたいです。
実力が拮抗するメンバーではありますが、彼らはプロフェッショナルな選手たち、状況に応じたチームワークが自信を持ってできるのが強みです。
ライバルチームは?
国内ではヴィクトワール広島のダイボール選手、KINAN Racing Teamのトマ選手、マトリックスパワータグの選手たちは山岳に強く注意をしていていかないといけない存在です。
また、今期UCIアジアツアーで我々と戦ってきたトレンガヌはクライマーを連れてきているだけに対抗馬としてあげられますね。
どんな戦いが予想されるか、注目のステージは?
富士山ステージが総合を左右するのは間違いないですが、前日の信州飯田ステージは総合争いの最初の戦いと位置付けています。
そして富士山の後の相模原ステージが総合を狙うチームの最後の戦い。そして、ホームチームとして相模原は獲らなければいけないステージでもあります。
ファンへひとこと
今年前半、映像やメディアなどの配信を通して我々を応援していただいた皆さんのおかげで選手は士気高く春先のレースを戦ってこれました。皆さんの目の前で活躍をみていただける貴重な機会に、選手たちはとても大きなモチベーションでレースを迎えています。
8日間の国内最大級のステージレース ツアー・オブ・ジャパンを楽しんください!
ステージ詳細
Stage 1 – 堺 2.6 km(個人TT)
Stage 2 – 京都 103.6 km
Stage 3 – いなべ 127.0km
Stage 4 – 美濃 137.3㎞
Stage 5 – 信州飯田 120.9 km
Stage 6 – 富士山 11.4 km
Stage 7- 相模原 107.5 km
Stage 8 – 東京 112.0 km
配信情報
■5月21日(日)堺ステージ
配信開始:13:25~
■5月22日(月)京都ステージ
配信開始:09:30~
■5月23日(火)いなべステージ
配信開始:09:15~
■5月24日(水)美濃ステージ
配信開始:09:00~
■5月25日(木)信州飯田ステージ
配信開始:09:45~
■5月26日(金)富士山ステージ
配信開始:10:45~
■5月27日(土)相模原ステージ
配信開始:08:35~
■5月28日(日)東京ステージ
配信開始:10:45~