Tour of Japan はどんな大会？｜NEWS

概要

■レース名
Tour of Japan
■レース期間
2023年5月21日（日）～5月28日（日）
■ステージ数
8ステージ
■総距離
722.3km
■ステータス
UCI 2.1
■出場チーム
16チーム（海外6チーム/国内10チーム）出走 96名 ※予定
■JCL TEAM UKYOメンバー
小石祐馬選手、岡篤志選手、山本大喜選手、石橋学選手、ベンジャミ・プラデス選手、ネイサン・アール選手

JCL TEAM UKYOが挑む国内最大規模のステージレース “Tour of Japan”

本年度の国内国際大会初戦となる、ツアー・オブ・ジャパン（TOJ）。25年の歴史を持つ国内最高峰のステージレースです。近年はステージを短縮しての開催でしたが、今年は4年ぶりに本州各地を巡る8日間のフルステージでの開催となります。

UCIアジアツアー2.1のステータスを持つ大会、起伏を生かしたレイアウトでの周回コースをメインにした構成はレースの活性化を生み、距離や起伏の勾配以上にレースがハードな展開となる予想されます。

特に第5ステージ信州飯田ステージ（120.9㎞）は、上位メンバーが絞られる登りの厳しいコースプロファイル。

続く第6ステージ富士山ステージ（11.4km）は短いながらも獲得標高1,160ｍ、平均勾配10％、最大勾配22％で繰り広げられるクイーンステージ。優勝争いに王手を掛ける非常に過酷で重要なステージとなります。

JCL TEAM UKYOは、前年度 TOJ覇者のアール選手を筆頭に、2021年度総合3位の山本選手、2019年度総合2位のプラデス選手、先日のツアー・オブ・タイランドで総合3位となった小石選手、前年度相模原ステージを制している岡選手、今期中東遠征でのロングエスケープなど大活躍を魅せた石橋選手という6名の布陣でレースに挑みます。

彼らを采配するのは清水裕輔監督。レース状況を察知する眼力、戦略を立体的に組み立てる巧みなチームワークにご期待ください。

UCI2.1クラスにカテゴライズされたチームにとって重要な国内ステージレース

TOJは、UCI2.1クラスのステータスを持ち、レース成績によってUCI国際ポイントはGC（個人総合順位）1位 125点～25位 3点、ステージ 1位 14点～3位 3点、各ステージ総合リーダーのグリーンジャージを着用するライダーは、3点/ステージの配点が設定されています）。

また、フィニッシュ地点以外でもボーナスタイムや各賞のジャージを廻って熾烈な争いが展開されるのが中間ポイント（UCIポイント外）です。

TOJでは山岳トップジャージの証である“レッドジャージ”、スプリントリーダージャージ賞の証“ブルージャージ”が中間ポイントで獲得した累積ポイントで与えられます。

ステージにより設定されている中間ポイントの種類は異なるのも特徴です。そして、総合時間成績トップの証“グリーンージャージ”は、各ステージの累積フィニッシュ時間が最も少ない選手に与えられるジャージ。

最終日までジャージを守り切ったライダーが名実ともにTOJの覇者として歴史に名を刻むライダーとなります。昨年度はアール・ネイサン選手が総合覇者としてグリーンジャージを獲得、ディフェンディングチャンピオンとしてレースに挑みます。

Tour of Japan　各ステージ詳細

Stage 1 – 堺　2.6 km（個人TT）
Stage 2 – 京都　103.6 km
Stage 3 – いなべ　127.0ｋｍ
Stage 4 – 美濃　137.3㎞
Stage 5 – 信州飯田　120.9 km
Stage 6 – 富士山　11.4 km
Stage ７- 相模原　107.5 km
Stage 8 – 東京　112.0 km

過去10年の優勝者（チーム名は当時の所属）

2022　EARLE Nathan 　　　Team UKYO
2021　MASUDA Nariyuki　　宇都宮ブリッツェン
2020　中止
2019　HARPER Chris 　　 Team Jumbo-Visma
2018　GARCÍA Marcos 　   　　 KINAN Cycling Team
2017　PUJOL Óscar             　　 Team UKYO
2016　PUJOL Óscar              　　 Team UKYO
2015　POURSEYEDI Mirsamad　Tabriz Petrochemical Team
2014　POURSEYEDI Mirsamad　Tabriz Petrochemical Team
2013　Fortunato Baliani 　　Team NIPPO