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BACK三菱地所JCLプロロードレースツアー2023 カンセキ宇都宮清原クリテリウム REPORT
45.0km(1.8㎞/25Lap)のコース
開催日:2023年3月26日
カテゴリー:JCL
コース:清原工業団地特設コース(1.8㎞/25Lap)45.0km
出場:11チーム 出走50名 完走29名
JCL TEAM UKYO: 石橋、山本、岡、武山、大仲
スタート地点:清原工業団地
山本選手の果敢なアタックと岡選手のスプリントで力を見せつけるも惜しくも表彰台には届かず
三菱地所JCLプロロードレースツアー第2戦「カンセキ宇都宮清原クリテリウム」にJCL TEAM UKYOはスポーツ庁と進めている実証実験のサポートのため、緊急参戦しました。
工業団地の一角を封鎖したコースは900mの直線を25往復する45㎞のショートコース。ホーム・バックともに長いストレートと2度のUターンというコースレイアウト。
今回はスプリント賞も設けられていないため、最終回へ向けスプリンターを抱えるチーム、そしてその脚質など各チームの思惑が交錯する中でレースが進んで行くことが予想されました。
JCL TEAM UKYOは前日のロードレースと同じメンバー構成、スプリント力のある岡選手、高速での展開に強い山本選手の動きに期待しレースへ挑みました。
ウォーミングアップをする大仲選手
当日の天候は雨、コースには大きな水たまりも目立つ中レースはスタートしました。前半から目立った動きの中心にいるのは岡選手やヴィクトワール広島のダイボール選手。
しかし、この日のプロトンのペースは速く、彼らと共に数人で少し抜け出しては吸収されてを繰り返す状況が続きます。中盤になるとようやくスピードが落ち着き道幅一杯に選手が広がりますが、こうしたタイミングで飛び出していくのは山本選手。
そしてすぐに追走体制を組む宇都宮ブリッツェンの沢田選手と阿部選手。プロトンは再び縦一列に長く伸びる休みのない展開に、疲労した選手たちの脱落も目立つようになってきました。
レースは後半に近づくと岡選手やVC FUKUOKAの横塚選手、ヴィクトワール広島のぺドルス選手らの動きも活発になり、前年度大会の覇者でトップスプリンターのSparkle Oita Racing Teamの沢田選手が遅れてしまいます。
レースは終盤、スプリンターを率いるチームの引き上げが活性化しゴールスプリントに向け突き進んでいきます。最終回、ラストコーナーを抜け先頭を切ってスプリントを開始したのは岡選手。
しかし、ゴール前300mからのロングスプリントに後半スピードの伸びが衰えると宇都宮ブリッツェン小野寺選手がかわして先頭に立ちます。しかしそれも束の間、逆サイドから強く伸びてくるVC FUKUOKAの渡邊選手、中央では孫崎選手がゴールラインへ車輪を投げてゴールでは彼らが横一線に並びました。
僅かに先着を勝ち取ったのは渡邊選手。前日のロードレース3位に続き、JCL初勝利をスプリントで勝ち取り実力を証明しました。岡選手は5位、悔しさをにじませながらのゴールとなりました。
岡選手コメント
今日は最後イケるとは思っていたのですが、少しゴールは遠く最後に失速してしまいました。昨日とは違う展開でも力をみせたかっただけに悔しさが残ります。
Result
DST 45.0km / AVE 42.51km/h
1位 渡邊 諒馬 VC FUKUOKA 1:03’32”
2位 孫崎 大樹 KINAN Racing Team +00’00”
3位 中田 拓也 ヴィクトワール広島 +00’00″
5位 岡 篤志 JCL TEAM UKYO +00’01”
ベストアグレッシブライダー 山本 大喜 JCL TEAM UKYO
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